定款を電子認証する(その4)ー署名は2つ

申請ソフトで、電子署名をして、そこから、署名をした定款を送信。

事前に公証役場に電話して、朝一で送信して、午後以降なら取りに来てよいといわれていたので、いざ出かけようとしたところ、公証役場より電話。

「あのー、ファイルいただいたんですが、電子署名が入っていないですけど」

とのこと。確かに申請ソフト上で署名をしたのに、そんなことを言われて私はちょっと動転。。。

「いや、絶対入ってると思うんですけど、どういうことですか。何を持って電子署名と言っていますか?」

「普通は、定款上に印影とかサインみたいなものが入っているんですよね。あなたの定款にはそれがない。」

。。。ふむ、なるほど。確かに、PDF自体に何かの書き込みはしていない。しかもよくよく考えてみると、わざわざAcrobat Xをインストールしたのに、それをつかってPDFの編集をした訳ではない。。。そうか、申請ソフトでほどこした電子署名は、送信者を証明する署名で、PDFのへの署名を証明するものではないのか。。。

ということがわかり、おなじみ「法務省 登記ねっと 供託ねっと」から、PDF署名プラグインをダウンロード。手引きに書いてある手順にしたがって、再度住基カードをつかって電子署名。これで、定款に赤字で「印」という格好わるい印影が施された。再び送信して、公証役場に電話。

ここでまた問題が。。。私が利用した公証役場には公証人が二人在籍しているが、その日は、私が申請ソフト上で指定した公証人が不在なので、翌日の渡しになる、、、と。

ということで、また一日経過。翌朝9時半の受取を予約する。

生まれてはじめての公証役場へ。ドラマに出てくるちょっと2流の弁護士事務所という感じの内装だった。女性の職員が2名と男性の職員が2名。入ると、まず椅子に座って2分ほど、待つ。すると、男性に印鑑を用意するよう言われ、認印を用意。受取証に捺印をする。一方その公証人が、定款の謄本と、電子定款の入ったCD-R一式を渡してくださる。

最後に電子認証の現金5万円と謄本交付手数料で250円を支払い、終了。

ここで、公証人からアドバイスをいただいた。もしかすると、公証役場の両方の公証人に申請を出してしまって、受取に来た時に片方を却下すれば、曜日とか気にせず申請ができるのではないか、、、と。なるほど、もっともな意見です。次回(あるのか、、、)はそうしよう。

最後に
「会社頑張ってくださいねー。」
と公証人。非常に爽やかにコメントいただき、気分がよくなる。

「もちろん、がんばりますよー。」