雑収入 | 営業外収益で金額が小さいときの勘定科目とは

勘定科目

<目次>
・雑収入とは
・雑収入の存在意義とは
・雑収入に仕分けされるものの具体例
・雑収入の決算時における注意点とは
・雑収入の会計上における考え方

・雑収入とは

経理処理においては、さまざまな収入を仕分けしますが、仕分けをしていくと、どこにも当てはまらない収入というものが発生する事があります。
このように、事業収益や営業外収益に該当しない収益については「雑収入」というオールラウンダーな科目に計上します。

そのため、雑収入に分類される項目は、非常に多岐にわたります。
これが雑収入というよりは、どこにも行き場がない収入を雑収入に仕分けをするという感じです。

・雑収入の存在意義とは

このように、仕分けができない収益を雑収入に分類できれば、経費処理は格段にやりやすくなります。
けれども、他の科目のように確たる定義が難しいため、あれもこれも雑収入に分類してしまうと、雑収入だけが膨らんでしまい、いったい何によって会社が儲けているのかが全く分からなくなってしまいます。

ですので、雑収入への仕分けは最終手段と考え、極力個別の勘定科目に仕分けをして計上することを心がけましょう。

・雑収入に仕分けされるものの具体例

雑収入として仕分けするものの具体例としては、以下の通りです。

1:少額の手数料収入
2:補助金、奨励金、助成金などの受取
3:損害賠償金の受取
4:為替差益
5:保険金受取
6:その他少額の収入
7:現金超過

このように、比較的少額で事業性が低い収入や、本業の副産物としての収入のようなものについては、別途勘定科目を設けると余計にややこしくなるため、雑収入にまとめて計上します。

・雑収入の決算時における注意点とは

雑収入において注意が必要なのは、「現金超過」の処理です。

経理処理をしていると、帳簿上の残高と実際の現金が一致しない場合がでてきます。
例えば、現金が帳簿よりも多いような現金超過の場合は、いきなり雑収入として計上するのではなく、まずはその原因を究明するために、一時的に「現金過不足」などの科目を設けてそこに仕分けをし、決算までの間にそれがなんのお金なのかを調べ、適切な科目に仕分けをします。

そして、万が一決算になっても現金超過の原因がわからない場合は、ここで「雑収入」として計上します。
なんでもかんでもすぐに雑収入に計上すると、どんどん会計が曖昧になっていきますので、よくわからない現金超過はその原因をよく調べましょう。

なお、あまりにも現金超過が多額になると、税務調査で指摘を受ける事になりますので、まずは現金超過とならない正確な経理処理を心がけましょう。

・雑収入の会計上における考え方

このように雑収入については、仕分けの最後の砦となります。
ただ、雑収入はあくまでメインではなくサブとして考える必要があり、基本的には金額的にその重要性が低い場合に仕分けをすべきでしょう。

仮に、本業とは別の収入でも、その金額が多額になる場合については、別途専用の科目を設けて区分するようにしましょう。

勘定科目について詳しく知るには

経理担当者にとって最も悩ましいことの一つが勘定科目ではないでしょうか。このガイドでは、経理を担当されている方が勘定科目でつまずくことがないよう、勘定科目を網羅的に解説しています。
経理を担当される方は、ぜひ手元に置いておいてはいかがでしょうか?

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目次

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