損金って何? 損金に算入されるとかされないってよくいうけど? 

今回は、損金という概念について、解説したいと思います。 「よく、交際費は損金に算入されない とかいうけど、そもそも”損金”って何?」 というお話をしたいと思います。

【対象】

この”損金”の話自体は、法人として事業を行っている方が対象ですが、 個人事業主の方も”経費”にできるかできないかという問題で同じことです。

【損金とは】

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”損金”とは、簡単にいうと、 ”費用”の一部です。 費用のうち、法人税を計算するときに、税制上、掛かる税金を減らせるものを、損金といいます。

一般に、利益を考えるとき、 利益(損益計算書でいう税引前当期純利益)=収益(売上など)ー費用(給料や交際費など) で考えますよね。

しかし、法人税は、利益ではなく、所得に課税されるので、その所得は、 所得=益金ー損金 とされており、 法人税は、この所得に一定の割合を乗じたものです。

例えば、 所得×0.3(この率は場合により異なります)=支払う法人税の額 となります。

つまり、費用の一部分が損金という位置付けになります。

【損益に算入される額が多いと税金が安くなる?】

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損益に算入される金額が大きくなると、 税金が減ります。 (厳密にいうと、損益に算入しなくてはいけないものを、算入しないと税金を不必要に支払うということになります。)

つまり、 収益ー費用 で求めた、利益(税引前当期純利益)が同じでも、

損金の大きさによって、 所得(法人税が掛かる金額) が変わり、 法人税が変わり、 税金を引いた後の最終的な利益(税引後当期純利益) が変わってくるのです。

ですから、損金に算入できるのか、できないのか というのが、支払う税金について大きな問題になるのです。

この損金に算入できるかできないか問題となるのが、 交際費になるのか、会議費になるのか という話です。 この問題については、次回、解説していきたいと思います。

【個人事業主の場合】

個人事業主の方も、 総収入金額ー必要経費=事業所得の金額 となり、事業所得の金額に税金が掛かりますので、 この必要経費にいれられるかいれられないか が支払う税金を決定する上で重要な問題となります。

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