青色申告ならこれ一本でOK!たった5分で理解する青色申告の全手順!〜申請から決算まで〜

青色申告
「さて、青色申告するぞ!」と決めたはいいけど、実際、何から手をつけたらいいかわからない、という方のために、今回は、「青色申告の手順」をお話しします。

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*今回の記事は、東京都大田区の会計事務所 原会計事務所 原尚美さんより書いていただきました。

1.青色申告をするには提出書類がある

青色申告承認申請書
確定申告には、青色申告の他に、白色申告というものがあって、誰でも勝手に青色申告ができるわけではありません。
青色申告をするためには、事業をスタートした日から2ヶ月以内に、「青色申告承認申請書」という書類を、税務署に提出しなければなりません。「起業したけど、そんなモン提出していないよ~」という方、今年は、青色申告ではなく、白色で申告をすることになります。
でも、3月15日までに提出すれば、来年から青色申告を選択できるので、さっさと明日にでも、税務署へゴーしましょう!(もちろん、郵送でOKです)

1-1.「青色申告承認申請書」を手に入れよう

国税庁のHPからダウンロードできます。リンク

1-2.「青色事業専従者給与に関する届出書」も提出しよう

承認申請書と一緒に、「青色事業専従者給与に関する届出書」も忘れずに提出してくださいね。リンク

2.青色申告の流れを抑えよう

ここまでくれば、まずは、青色申告のスタートラインに立てたことになります。本番はここからです。

2-1.青色申告の一年の流れ

青色申告とは「自分で」1月1日から12月31日までの1年間に、これこれ、しかじかの売上があり、〇〇円の利益が出ました、と青色申告決算書にまとめることをいいます。
その後、確定申告します。確定申告とは、青色申告決算書の利益を元に、**円の税金を払います、と税務署に申告をすることです。その後、税金を納めます。

これが実際の青色申告決算書です。
青色申告決算書
飲食店を経営していれば、仕入がありますよね。青色決算申告書には、一年でどれだけ仕入れがあったのかなどを書きます。

3.青色申告決算書を作るためには、日々の記録(仕訳)が必要

青色申告決算書を作るためには、日々どんなことにお金を使ったのか、そして、どんな売上があったのか記録する必要があります。これが「仕訳」です。
人によって仕訳するペースは別々で、毎日やる人もいれば、毎週、毎月、申告直前に一気にやる人もいます。
ただ、申告直前に一気にやるのは、非常に大変です。去年一年間のお金の流れを覚えているなんて不可能ですよね。なので、こまめに記録することをオススメします。

4.青色申告決算書ができたら、いざ確定申告!

青色決算申告書ができたら、確定申告をします。
確定申告とは、「自分で」、1月1日から12月31日までの1年間に、これこれ、しかじかの売上があり、〇〇円の利益が出ました、ついては**円の税金を払います、と税務署に申告をし、税金を納めることをいいます。

4-1.青色申告と確定申告は別である

「ちょっとまって、青色申告と確定申告って何が違うの?」
初めての方は、ここで混乱するかもしれません。以下、確認しておきましょう。

  • 青色申告=所得の計算
  • 確定申告=税金の計算

確定申告において、「所得の計算」と「税金の計算」は、別のステップなのです。青色申告決算書で一年の儲けがわかったら、「確定申告書」に転記します。
このように、結局のところトータルで今年いくら儲かったのか、その結果、払うべき税金がいくらになったかを、税務署に申告する手続きを総称して、確定申告といいます。

いや、いくら稼いだかを申告しただけでは、まだ終わりではありません。自分で計算した税額を納付書に記入し、金融機関で支払ってはじめて、確定申告は完了します。(税金の計算方法や納税の仕方については、後日くわしく説明します)
ちなみに申告書は、こんな書式です。こちらのリンクからダウンロードできます。
青色申告_確定申告

5.青色申告のために、しっかり帳簿をつける

さて、色々書いてきましたが、あなたがしなければならないのは、日々の取引を「記帳」し、「事業所得」の計算することです。「記帳」とは、あなたが行うすべての事業活動を、お金という単位で記録すること。日々の取引を登録していくと、1年の最後には、事業所得用の青色申告決算書が完成するというわけです。
たくさんの会計ソフトが存在しますが、オススメは、会計ソフト freee で帳簿することです。このソフトは、面倒な仕訳が不要なので、今年の「儲け」を計算するのは簡単です。freeeには、たくさんの機能がありますが、青色申告・確定申告初心者のあなたは、まず収入と経費を登録して、今年の「儲け」を計算することにフォーカスするとよいでしょう。

*今回の記事は、東京都大田区の会計事務所 原会計事務所 原尚美さんより書いていただきました。

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目次

  1. 会社の経理を始めるために
  2. 法人の決算に必要なものまとめ
  3. 貸借対照表で会社の資産状況を把握しよう
  4. 損益計算書で会社の利益を把握しよう
  5. 法人のための税申告・納付まとめ
  6. 法人にかかる税金は9種類もある
  7. 税金を滞納したら、どんな罰則がある?
  8. 法人のための節約のコツ
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