フリーランス必見!トラブルに合わないための契約の仕方まとめ

フリーランスの方が外部と仕事をする際の注意点をまとめました

外部

フリーランスの方は、仕事をする際には、自分で営業から、契約、請求まで行わなくてはいけません。 外部と仕事をしているときは、トラブルが発生することも多くあります。 そこで、今日は、フリーランスの方が外部と仕事をする際の注意点をまとめました。 特に、以下の11項目を解説します。

  • ①:契約書
  • ②:仕様
  • ③:収入印紙
  • ④:秘密保持契約(NDA)
  • ⑤:価格交渉や支払い
  • ⑥:見積書・請求書・納品書の発行
  • ⑦:領収書の発行
  • ⑧:消費税の請求
  • ⑨:源泉徴収の必要の有無
  • ⑩:源泉徴収のときの消費税の扱い
  • ⑪:書類の送付方法

また最後に、フリーランスが契約関連で、目を通しておくと役にたつ、記事や書籍もまとめました。

①:契約書には必ず目を通す

contract当然ですが、相手から契約書を提示された場合には、必ず目を通してから、契約を行いましょう。 契約書を読まないで、契約すると

  • 仕様変更を要求される
  • 作製したものに瑕疵(バグ等)があった場合に、減額を要求される
  • 納期が遅れた場合に、減額を要求される
  • 作製途中で契約を打ち切られる

など、様々な不利な事態が起こる可能性が考えられるます。面倒でも契約書には必ず目を通しておきましょう。

②:仕様等を正確に決める

仕様は正確に決めておきましょう。そうしないと、

  • 無償で追加作業を行うことになる
  • 納品後にもバグ修正に追われる

といったことも起こりえます。 特にWEB関連のビジネスですと、「できてみないとわからない」 ということも多いですが、そういう場合でも、追加作業や修正などに関する取り決めは行っておきましょう。(もちろん、得意先に、サービスとして、追加作業や修正などをするのは、適宜判断して行うのもいいでしょう。)

③:収入印紙を貼る

請負契約と領収書には、収入印紙を貼る必要があるケースがあります。 収入印紙を忘れないようにしましょう。特に、領収書については平成26年4月から金額の変更がありましたので、気をつけましょう。金額は、下記のリンクでご確認下さい。 *参考:請負に関する契約書(国税庁)金銭又は有価証券の受取書、領収書(国税庁)

④:秘密保持契約(NDA)にも注意

契約の際に、秘密保持契約を結んでおくことやその内容に注意が必要な場合があります。 特に、

  • 自社のホームページに主要取引先や実績として掲載する場合
  • 他社に営業に行く際の資料として使う場合

などには注意しておきましょう。 秘密保持契約の内容をきちんと決めておかないと、実績を次の仕事の際にアピールすることができません。

⑤:価格交渉や支払いの交渉

契約の際に、価格や支払いについても決めておきましょう。

  • 価格 納品後に値引きを要求されることなどもありえますので、どういう仕様でいくらなのかきちんと定めておきましょう。
  • 支払い時期 入金がされないということにならないように、支払い時期を明確にしておきましょう。入金の遅延のペナルティーについて定めておくと、入金の遅延を防げるかもしれません。
  • 税込みか否か 後述しますが、消費税込みかについても注意しておきましょう。
  • 着手金(前金)・キャンセル時の規定など 「案件の途中で、契約を打ち切られて、一円も支払って貰えなかった。」なんてことにならないように、着手金を貰っておくことやキャンセル時の規定なども考えておくといいでしょう。

⑥:見積書・納品書・請求書の作成にも注意

請求書見積書・納品書・請求書は、相手の会社の決算や消費税等税金の申告の際に使うものです。 また、支払いや納品の証拠としての役割もあるので、こうした書類の発行にも注意が必要です。

最低限必要な5つの記載事項

以下の5つの記載事項は必須です。

  • ①:書類作成者の氏名又は名称
  • ②:取引年月日
  • ③:取引内容
  • ④:取引金額(税込み)
  • ⑤:書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称

*参考:請求書等の記載事項や発行のしかた(国税庁)

記載しておいたほうがよい事項

  • 印鑑を押す 自社が発行した請求書であることを示すために、印鑑を押すといいでしょう。 通常、請求書の右上に、社名と被るように押します。
  • 振込先 振込先は記載しておきましょう。銀行名、支店名、口座種類、口座番号、口座名義を記載するのはもちろん、口座名義には、入力方法が決まっています。間違えると送金が止まる場合があります。 *参考:受取人口座名義の入力方法詳細
  • 振込期日 振込期日も忘れないようにしましょう。

⑦:領収書を発行するときは

領収書を発行するときは、下記のリンクを参考にしましょう。 参考:今更聞けない領収書の書き方と貰い方。印紙や宛名の疑問もこれで解決(経営ハッカー)

⑧:個人事業主でも消費税の請求はできます!

消費税は、法人や個人、課税業者や免税事業者など関係なく、請求できます。 売上の8%を占める大きなものですので、請求するのを忘れないようにしましょう。 また、税込みなのか、税抜きなのかといったことが後からトラブルにならないように、前もって決めておきましょう。

⑨:源泉徴収にも注意

源泉徴収するのかしないのかも、トラブルになりかねないものですので注意しましょう。 源泉徴収をするか、しないかは、業務の内容によって決まってきます。 源泉徴収をしなくてはいけない業務は以下のリンクで確認できます。 参考:源泉徴収が必要な報酬・料金等とは(国税庁)

⑩:源泉徴収のときの消費税は?

基本的には、消費税が掛かった額から、所得税の源泉徴収が行われて、残りの額が振り込まれますが、 売上と消費税の請求書をわけて発行すれば、売上のみから所得税の源泉徴収が行われるので、所得税が差し引かれる金額が少なくて済みます。(もちろん前者の場合でも、確定申告の時に、所得税の一部が返ってきますが) 参考:消費税等と源泉所得税及び復興特別所得税(国税庁)

⑪:どの書類もPDFで送付可

契約書や見積書、納品書、請求書など各種書類は、いずれも、PDFでメールで送れば、問題ありません。 いちいち、郵送する必要はありません。 (もちろん、クライアントの会社の方針で、紙で送ってくれという場合は存在しますが)

契約関連で役に立つ記事5選!

契約や請求関連で、役に立つ記事を紹介しておきます。 ■フリーのweb屋な人が、見積や注文書、請求書を発行する際の注意点。 契約で困ることが、実体験を基に語られています。 ■15秒でわかる!「見積書→発注書→納品書→受領書→請求書→領収書」の役割と流れ 各書類を発行するタイミング、書類の役割が説明されています。 ■支払いが遅いクライアントに催促する10の方法 支払遅延への対抗策が具体的に書かれています。 ■業務委託契約とは何か? 業務委託契約の法的な解説です。 ■フリーランスや小規模事業者が消費税をちゃんと支払ってもらうべき5つの理由 個人事業主も消費税を請求し忘れないようにしましょう。

契約関連で役に立つ本3選!

フリーランスのために、参考になる契約や法律に関わる本を紹介しておきます。 ■Web業界 受注契約の教科書

IT系のフリーランスが直面しそうなトラブルとその対処法がまとめられています。 ■これ1冊でわかる 契約書の読み方・つくり方 IT版 CD-ROM付

契約書等の雛形もついています。 ■良いウェブサービスを支える「利用規約」

ウェブサービスを運営される方は、利用規約もつくらなくてはいけないので、必携の一冊です。

まとめ

自分が不利にならないため、そしてお互いが気持よくビジネスを行うためにも、1つ1つの作業をきちんと行いましょう。

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