孤独な経営者がメンターの役割を理解し活用するためのステップ3

メンターを効果的に活用する3つのステップ

メンター<Photo by Yukiko Matsuoka>

 
<目次>
・ステップ1: メンターを受ける目的を明確にする
・ステップ2: あらゆるルートからメンターを探す
・ステップ3: メンタリングのPDCAサイクルをまわす

 

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起業家や経営者、フリーランサーは、自らの意思と判断で、ビジョンやミッションを定め、資金をやりくりし、事業を継続的に運営せねばならず、ともすると、孤独になったり、バランスの欠いた経営に陥りがちです。
 
それゆえ、キャリアのロールモデルとなり、的確な助言や指導をしてくれる「メンター」は、貴重な存在。豊かな知識・経験はもとより、人間的な魅力に溢れ、信頼関係を築くことのできる人物に、この役割を委ねることがポイントです。
では、自分に合ったメンターを見つけ出し、効果的なメンタリングを受けるためには、具体的に、どのようなステップを経るべきなのでしょうか。

ステップ1: メンターを受ける目的を明確にする

あなたがメンターに求めることは、いったいどのようなことでしょう。仕事やキャリアの悩みを相談したい、専門的な知見・ノウハウを教えてもらいたい、顧客候補となりそうな人脈を紹介してほしい、仕事に対する基本的な意識や姿勢を学びたいなど、様々な要望があるでしょう。
 
まずは、メンタリングを受ける目的やメンターに対する自分のニーズをリストアップし、優先順位づけをした上で、自分が求める“メンター像”を明確にしましょう。

 
 

ステップ2: あらゆるルートからメンターを探す

メンター探しは、大学時代の恩師、前職の上司や先輩、取引先なども含め、友人・知人のネットワークから着手しましょう。とりわけ、仕事で自分と苦楽を共にした経験のある人物は、想像以上に、自分のことを深く理解してくれているもの。メンタリングを受けるうえでも、信頼関係を築きやすいではずです。
 
カンファレンス、展示会、セミナー、異業種交流会などでの一期一会から、メンターが見つかることもあります。登壇者や参加者のプロフィールは事前に目を通しておき、メンター候補が見つかったら、礼儀をわきまえつつ、自分から積極的にアプローチしましょう。
 
このほか、一部の商工会議所では、メンター制度を通じて、地域の人材育成に取り組んでいるところもあります。地方自治体などからの情報をもとに、自分が利用できそうな制度を調べ、有効に活用しましょう。
 
いずれにせよ、すべてのニーズを満たしてくれる万能なメンターを見つけるのは、極めて困難。むしろ、目的・ニーズに応じて、複数のメンターからサポートを得るほうが現実的でしょう。

 
 

ステップ3: メンタリングのPDCAサイクルをまわす

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時は金なり。メンターにとっても、自分自身にとっても、メンタリングの時間は貴重なものです。限られた時間で、最大限の効果が得られるよう、メンタリングを受ける側が工夫しましょう。PDCAサイクルのフレームワークを応用するのも一法です。

 
 

1)Plan

メンタリングを受ける前に十分な準備をすること。メンターに話したいこと、聴きたいことを整理しておくのが基本です。事前に、その内容をメンターと共有しておくと、メンタリングの時間をより有効に使えます。

 

2)Do

メンタリング中は、自身の価値観に固執せず、柔軟かつオープンな姿勢で、メンターの言葉に耳を傾けること。適宜メモをとり、ポイントをおさえながら、話を進めていくと望ましいです。

 

3)Check

メンタリングが終わったら、振り返りを行いましょう。達成できたこと、できなかったことを明確にし、フォローアップが必要な事項を洗い出しておくこと。また、メンターからのアドバイスをもとに、事業戦略やキャリアプランなどにおいて修正すべき点があれば、適宜、修正しましょう。

 

4)Action

メンターへの敬意と感謝の意は、丁寧に伝えましょう。必要に応じて、次回のメンタリングのためのスケジュール調整も行うこと。
また、メンターからのアドバイスによって見つかった新たな課題やタスクがあれば、すみやかに取り組みましょう。
 
メンタリングは、自分の事業運営やキャリアをよりよいものにするための手段のひとつ。つまり、「メンターからの助言やサポートを、どのように活かしていくか?」こそ、メンタリングにおいて最も重要なことです。自分に合ったメンターと出会い、彼らの力を借りることで、自身のビジネスとキャリアの持続的な成長につなげましょう。

 
 
Text = 松岡由希子

 
 
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