テレワークの求人増加中?生産性を向上させるための5つの心得

テレワークの生産性を向上させるための5つの心得

テレワーク
パソコンやインターネットなど、情報通信技術を活用し、時間や場所の制約を受けず、柔軟に働くことのできる「テレワーク(Telework)」は、1970年代、米国ではじまり、日本でも広がってきました。2014年3月に国土交通省が発表した「平成25年度テレワーク人口実態調査」によると、1週間あたり8時間以上、情報通信機器等を利用して仕事をするテレワーカーは、全国で約1,120万人と推計され、労働人口の17.3%を占めています。
 
テレワークは、オフィスなどの場所に拘束されることなく、どこでも仕事ができるのが特徴。それゆえ、労働者には、一定の裁量権のもと、フレキシブルに業務遂行できるメリットがある一方、労働の実態が可視化されにくく、適切な労務管理を行いづらい面もあります。では、テレワークを効果的に実践するためには、どのような点に留意すればよいのでしょうか。
 
国土交通省「テレワーク人口実態調査」では子育てや介護などを行いながらライフワークバランスのとれた多様な働き方ができるとして「雇用型」は前年比で減少しているが「自営型」は伸びていることが以下のグラフからもわかる。
テレワーク[国土交通省HPより]

[テレワーク|目次]
■1)業務の目的や内容、期待成果を明確にする
■2)仕事のオンオフにメリハリをつける
■3)いつでもコミュニケーション可能な状態にしておく
■4)こまめな「報・連・相」を心がける
■5)効果的に気分転換をする
■まとめ

 


 

■1)業務の目的や内容、期待成果を明確にする

テレワークによって、実際の労働時間や業務負荷が雇用主に見えづらくなり、結果として、業務量と労働時間のバランスを欠いた労務管理や、不適正な業績評価に陥るおそれがあります。業務の目的と内容、期待成果、評価基準などについて、雇用主や管理者と定期的に話し合い、明確にしておきましょう。

 
 

■2)仕事のオンオフにメリハリをつける

テレワークは、いつでもどこでも仕事ができるゆえ、ともすると、仕事の区切りがつけづらく、労働時間が長期化しがちになります。勤務時間、休憩時間などを割り振って、勤務スケジュールを定め、家族にも共有して、勤務時間中は仕事を優先できるよう、協力してもらうこと。仕事に集中できる環境づくりも大切です。仕事スペースは、騒音などを遮断するためにもドア付きの部屋がベター。また、自宅で仕事をするからといって、パジャマや部屋着のまま、仕事に取りかかるのはNG。オフィスに出勤する場合と同様、身支度してから、仕事をスタートさせましょう。

 
 

■3)いつでもコミュニケーション可能な状態にしておく

電話・電子メール・チャットなどの通信手段は、常時スタンバイにし、いつでもどこでも、上司や同僚とコミュニケーションできる状態を確保しましょう。遠隔地にいるからこそ、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションが効果的な場合も往々にしてあります。対面で会話することで、文字や音声では伝わりづらいことも伝達でき、リアルタイムで確認し合えるからです。Skype(スカイプ)やGoogle+ハングアウトなどのチャットツールでは、ビデオ通話にも対応しています。

 
 

■4)こまめな「報・連・相」を心がける

テレワークは、とかく労働の実態が“ブラックボックス化”しがち。それゆえ、業務にまつわる報告、連絡、相談は、こまめに行い、自分の労働状況を常に可視化しておくことが肝要です。日報や週報など、定期的に業務の進捗状況を報告するルールを決めておくのも一法でしょう。

 
 

■5)効果的に気分転換をする

自宅に閉じこもって仕事をしていると、孤独に陥り、仕事の生産性にも悪影響を及ぼすことがあります。ときには、外出をして気分をリフレッシュさせましょう。コワーキングスペースやPCの利用が認められているカフェなどを“第二の仕事場”として活用するという手もあります。

 
 

■まとめ

テレワークは、オフィスなどでの勤務に比べ、場所や時間において柔軟性が高い分、より強い自律性も求められます。これらのコツを参考に、生産性の高いテレワークを実践してください。

 
 
TEXT=松岡由希子