パブリックスピーキング|スピーチを成功させる4つの基本教えます!

パブリックスピーキングを成功させるための4つの基本ステップ

SONY DSC<Photo by Yukiko Matsuoka>
講演やセミナー、クライアントへのプレゼンテーションなど、聴衆を前に話す「パブリックスピーキング(Public Speaking)」は、起業家、経営者、フリーランサーを問わず、ときに必要となるスキルのひとつです。そこで、こちらでは、パブリックスピーキングの基本となる4つのステップを順にみていきたいと思います。

 

[目次|パブリックスピーキング]
■ステップ1: 準備をする
■ステップ2: 練習する
■ステップ3: リラックスする
■ステップ4: 聴衆に向けてスピーチする
■パブリックスピーキング|まとめ


 
 

■ステップ1: 準備をする

スピーチには、十分な準備が肝要。スピーチのテーマや目的を明確にし、「どのような人々が聴衆となるのか?」を想定したうえで、具体的なスピーチ内容をまとめていきます。スピーチの核とすべきポイントは、「自分が伝えたいこと」と「聴衆が知りたいこと」の交わるところ。スピーチを通じて自分が伝えたいことを論理的に整理する一方で、聴衆のニーズを事前に把握しておき、「自分がどう話すか?」ではなく、聴衆の立場から「自分のスピーチをどのように聞いてもらうか?」という視点で、スピーチの流れをつくっていくとスムーズです。スピーチの基本構成は、イントロダクション・本論・結論から成ります。プレゼンテーションスライドは、平易な言葉と見やすい図・表でシンプルにまとめ、あまり多くのコンテンツを詰めこみすぎないのがコツ。また、必要に応じて、自分の主張や洞察を客観的に裏付けるデータなども準備しておきましょう。

 
 

■ステップ2: 練習する

スピーチの内容がまとまったら、時間の許す限り、練習に充てましょう。自分のスピーチを録音し、時間配分、話すスピードやトーン、声の大きさなどをチェックしながら、練習を重ねるのも一法です。スピーチの練習では、プレゼンテーションスライドごとに「このスライドを使って、自分は何が言いたいのか?」をひとつひとつ確認し、適宜、修正を加えていくこと。スピーチの練習を通じてレビューを繰り返していくうちに、自分の本当に伝えたいことが、より研ぎすまされ、その内容をスピーチやスライドに適切に反映させることができます。また、不測の事態をいくつか想定しておくとベター。たとえば、スピーチの時間が足りなくなった場合に備えて、省略しても全体のスピーチに影響しない部分をあらかじめ把握しておけば、本番で慌てずに済みます。

 
 

■ステップ3: リラックスする

誰しも、大勢の前で話すときは、多かれ少なかれ緊張や不安を感じるものです。リラックスして本番に臨みましょう。軽いストレッチや深呼吸をするだけでも、ずいぶん気持ちが落ち着きます。会場には、時間に余裕をもって到着し、パソコンやスクリーン、音響設備のチェックを早めに済ませておくと安心です。

 
 

■ステップ4: 聴衆に向けてスピーチする

スピーチのスタート時点では、少なからず聴衆も身構えがち。会場が多少かたい空気でも気にせず、集中力を高め、自信をもってスピーチを続けましょう。緊張したり焦ったりすると、つい早口になりがちですが、つとめて、ゆっくり、わかりやすく話すことを心がけてください。大げさにならない程度に、身振り手振りを交えるのも効果的です。また、タイムマネジメントは、基本の“き”。予定時間内にスピーチがきちんと終了するよう、スピーカーとしての自分を冷静にマネジメントしましょう。

 
 

■パブリックスピーキング|まとめ

かのスティーブ・ジョブズ氏も、プレゼンテーションの前には、長時間をかけて、念入りにリハーサルしていたといわれています。まずは、一にも、二にも、練習あるのみ。十分に練習を尽くしたら、自信と熱意を持って、聴衆に向かい、語りかけましょう。Good Luck!

 
 
TEXT = 松岡由希子