【入門編】出納帳のつけ方手順|もっとも重要な帳簿って知ってます?

出納帳は会社の「お金の流れ」を明らかにする重要な帳簿です!

出納帳
出納帳は文字通りお金の出入りを記録する帳簿です。有名な出納帳としては、「現金出納帳」、「預金出納帳」、「売掛帳」、「買掛帳」等があります。いずれの帳簿も企業活動を営む上で必須の会計帳簿です。お金の流れを把握することなしに経営は成り立ちえません!

本稿では、今挙げた4つの帳簿について、各帳簿の役割と基礎的なつけ方を解説していきたいと思います。

[目次]
■1)現金出納帳とは?
■2)預金出納帳とは?
■3)売掛帳とは?
■4)買掛帳とは?
■5)出納帳のつけ方まとめ
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■1)現金出納帳とは?

現金出納帳とは、日常の現金受領、現金支払いの事実を時系列通りに並べた書類です。
イメージとしてはお小遣い帳に近いと思います。お小遣いを100円もらったから、まず100円とお小遣い帳に記入して、そこから買ったものを記入していって徐々に100円から残高は減っていきますよね? 現金出納帳もこれと同じです。まず企業にある現金残高を現金出納帳の一番上の行に記載します。そこからスタートです! 最低限記載すべき事項を満たしていればどのような様式を使っても構いません。経営者(もしくは現金の管理者)であるあなたが会社の現金の流れを把握できればそれでよいのです!

1)現金の入出金があった「日付」を記入します。

2)次に何の入金があったのか、あるいは何の出金があったのか、現金の相手となる「勘定科目」を記入します。
例えば、売掛金の入金があれば「売掛金」と記載し、文具を購入し、お金が出て行ったのであれば「消耗品費」と記載します。

3)借方金額と貸方金額の列は「どちらか片方だけ」記入します。入金があったのなら「借方金額」に出金があったのなら「貸方金額」に入出金があった額を記入します。

4)(差引)残高の列は、一つ上の行の(差引)残高に記載されている金額に「借方金額」を加算、「貸方金額」を減算した結果を記録します。
一つ上の行の(差引)残高に100円と記載されていて、今回、10円の消しゴムを買った事実を帳簿につけているとすると、「貸方金額」10円と記載されているはずですので、90円をこの行の(差引)残高に記載します。

簡単ですよね? 勘定科目が分からないという方は、「摘要」というメモ書き欄に内容をメモしておいて、後で知識のある方に聞けばいいのです。そうでなくともネットで調べれば大抵答えは出ているはずです。大事なことはこまめに記帳して、会社に今いくら現金が残っているのかを把握することです! 現金は商売の基本ですから、現金出納帳はもっとも重要な帳簿の一つといえるでしょう。

■2)預金出納帳とは?

預金出納帳は現金出納帳の預金版です。銀行口座に入金があった場合や口座から出金をした場合にこの帳簿に記帳していきます。
銀行口座ごとに分けて帳簿付けをしておいた方が口座ごとの残高管理ができるためより効果的かと思います。記帳の仕方は現金出納帳と同様ですので、現金出納帳のつけ方を参考にしてみてください。

■3)売掛帳とは?

売掛帳は売掛金が発生した時にその増加を、売掛金を回収した時にその減少を記録するための帳簿です。
企業に今いくら売掛金があるのかを把握できるということは、今後入ってくるお金を把握できるということですので経営者にとって非常に有用な情報といえます。得意先ごとに分けて帳簿付けすると相手先毎の債権管理ができ便利でしょう。

基本的なつけ方は現金出納帳や預金出納帳と同じですので、現金出納帳のつけ方を参考にしてみてください。

■4)買掛帳とは?

買掛帳は買掛金が発生した時にその増加を、買掛金を支払った際にその減少を記録するための帳簿です。
買掛金残高を把握するということは、今後会社から出ていくお金を把握するということですので、売掛帳と同様に買掛帳も重要な帳簿であるといえます。仕入先ごとに分けて帳簿付けすると仕入先ごとの債務管理ができ便利です。

買掛帳も基本的なつけ方は現金出納帳と何ら変わりませんが、1点注意があります!
買掛金が増加した時は「貸方金額」に数字を記入し、買掛金を支払い買掛金が減少した時は「借方金額」に数字を記載するという簿記のルールがあります。
この点だけ注意して頂ければ難しいことはないと思います。

■5)出納帳のつけ方まとめ

本稿では企業活動において最も重要な「お金の流れ」を把握する手段としての出納帳の役割を説明してきました。繰り返しになりますが、細かい記載の仕方よりも、経営者自身が現金と預金がいくらあって、今後いくら入金されて、今後いくら出金があるということを把握できることの方がはるかに重要です!

皆様が出納帳を付ける際のお役に立ちますと幸いです。

 

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目次

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  2. 職業規則や給与規定は、給与計算のルール
  3. 入社手続きに必要なものまとめ
  4. 給与明細を見れば給与計算がわかる
  5. 残業代の計算は、◯倍で考えよう
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  7. 社会保険の計算と定時改定
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  12. マイナンバーにはどんな対応が必要?
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