起業に失敗する前に学ぶ、借金を増やさないための4つの条件

起業での失敗という苦い経験を踏まえてお伝えしたいこと

起業での失敗
起業において資金が重要であることは、改めて申し上げるまでもありません。特に「借金」をして事業を始めた方は出来るだけ借金を増加させないよう、計画的に事業を進める必要があります。 そこで、起業時の借金が原因で躓いてしまった苦い失敗経験を踏まえまして「借金を増やさないための4つの方法」を披露させて頂きます。

借金を増やさないための4つの方法

起業したての頃は企業としての信頼や実績もないので、過度な借金が命取りとなってしまうケースが少なくありません。従って計画的で無理のない範囲の「借金」はともかく、過度な借金は起業したての頃は特に慎むべきです。では過度な借金に陥らないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。そのための4つの方法とはつぎのとおりです。

 

[目次]
■1)徹底的に節約することを心掛ける
■2)資金を使わずに出来る方法を探求する
■3)借金ではなく助成金が活用出来ないか調べる
■4)どうしても資金が必要な場合は株主を募る
■まとめ|借金を増やさない努力は事業を成功させるための努力でもある

 
 

■1)徹底的に節約することを心掛ける

まず「徹底的に節約することを心掛ける」という方法は、皆さん「当然」だとお考えになるでしょう。 しかしながら、これが出来ずに躓く方は少なくありません。特にサラリーマンだった方が起業された場合(自分がそうであったからよくわかりますが)、会社勤めの頃には会社が負担してくれていたもの、例えば名刺だとか封筒、コピー用紙といったものに対して支出がルーズになりがちなのです。
 
「徹底する」というのは1円以下の単位まであらゆる支出に対して例外なく目を光らせ、「もっと安くできる方法はないか」をとことん調べて支出額を一円単位で削ってゆくということです。 特に起業したての頃にコピー用紙1枚でも無駄に出来るものはありません。そのコピー用紙の単価が「1円」なら例えば「0.8円」に出来ないか、そうした支出面のシビアさが借金を増加させないために必要なのです。

 
 

■2)資金を使わずに出来る方法を探求する

2つ目は「資金が使わずに出来る方法を探求する」ということです。 当たり前ですが、お金がかからなければ資金は減りませんし借金をする必要もなくなります。
 
例えば事業に必要な本があったとして、購入すれば本代がかかりますが、最寄りの図書館で借りることが出来ればその費用は不要となります。 その他、事業を進めてゆく上で法律や税務について相談したい場面がどうしても生じてきますが、そのような場合は自治体が主催している無料相談会を活用するの一手です。 つまり「タダでそれを行う方法は何かないか」を支出のチェックと同様に徹底的に調べ、有効な方法があれば積極的に取り入れるということです。

 
 

■3)借金ではなく助成金が活用出来ないか調べる

国や自治体の企業支援制度として、起業したてのベンチャーや新規で事業に取り組む場合には様々な助成金制度がありますので、そうした助成金を活用することも借金を増やさない為に必須の取り組みと言えます。
 
ただ、助成金制度はその事業内容によって様々な条件がありますし、必ず助成を受けられると限らなかったり、仮に条件としては満たしていても制度が「終了」してしまっているといった場合もあります。
 
従って助成金制度を活用するために大切なこととは、地元の市や県の自治体情報や経済産業省、厚生労働省等の国が発信する助成金制度情報をこま目に且つ定期的にチェックし続ける地道さが大切だと言えます。

 
 

■4)どうしても資金が必要な場合は株主を募る

「支出も徹底的に削った、タダで活用出来るものは活用し尽くしているし貰える助成金も貰ったがそれでも資金が足りない」となった場合には「借金」して良いのか。 特に起業したての頃は「ノー」です。 信用や実績が乏しい頃は、金融機関は融資には応じてくれません。そうなるとついつい高利の借金に手を出したくなるなりますが、この高利の借金が起業失敗の引き金となります。
 
従って「どうしても資金の不足が生じる」と言った場合には、「株主」を通じた資金調達を考えるべきと言えます。 勿論それは容易なことではありません。しかし、事業を成功に導くためには他者から「資金を出しても良い」と言う賛同や理解を得られるパワーや熱意、そして努力が必要です。

 
 

■まとめ|借金を増やさない努力は事業を成功させるための努力でもある

起業したての頃はそれが身内や友人、知人であってもとりわけお金が絡むことで信頼を勝ち得ることは大変難しい面があるのは事実です。 そうした信頼を得るためにも、まずはあなた自身が爪の先に火をともすような努力をしていることが大切なのです。 つまりそうした努力は「借金を増やさない」というノウハウに留まらず、周囲の理解や協力を得て事業を成功に導くために必要な努力だとも言えます。 起業家の皆さんの健闘を祈っております。

 
 
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目次

  1. 個人経営主と法人のメリットを比較
  2. 会社の種類は?4つの形態の違いを比較
  3. 新会社法は会社が守るべきルール
  4. 会社は6万円の費用で設立できる
  5. 最短時間で会社を設立するための流れとは?
  6. 会社設立の際に決めるべき5つのこと
  7. 定款の作り方とは?定款は会社のルール集
  8. 電子定款の作成手順を完全解説
  9. オンラインで電子定款を送信してみよう
  10. 紙で行う定款作成・認証方法まとめ
  11. これで完了、登記の手順
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