試算表の見方徹底解説!これで会社存続に足りないことが一目瞭然

試算表が読めれば、会社の状況が分かる!

試算 試算表と聞いて何のことだろう、とよく分からないという方もいらっしゃると思います。そもそも、数字アレルギーで会計とか簿記とかはさっぱりだという方も少なくないはずです。試算表とは簡単に言ってしまいますと、貸借対照表と損益計算書がくっついた資料です。貸借対照表と損益計算書は試算表を基にして作成します。試算表が読めれば、貸借対照表も損益計算書も読めるようになりますので、早速見ていきましょう!数字や会計アレルギーの方も大丈夫!絶対に基礎が分かるようになります。  

[目次] ■1)試算表の構成 ■2)試算表の見方 ■3)試算表のまとめ

 

■1)試算表の構成

試算表にもいくつか種類があります。例えば、合計試算表や、合計残高試算表と呼ばれる試算表です。しかしながら、合計試算表は、あまり一般的ではなく、読みこなすのに簿記の知識を必要とします。そのためここでは一般的な残高試算表を前提として説明を進めていきます。残高試算表が読み解けるようになればまずは十分です。   残高試算表は一般的に3列で構成されています。 左側に「借方残高」が、真ん中に「勘定科目」が、そして右側に「貸方残高」が記載されています。   まず、残高試算表を見るに当たっては、真ん中の列「勘定科目」を上から見て行ってください。途中でどこかに「売上」という勘定科目が書いてある行が出てくるはずです。この売上を含む下の行が「損益科目」、売上を含まない上の行が「残高科目」ということになります。簡単に言いますと「損益科目」というのが損益計算書に記載される科目で、「残高科目」というのが貸借対照表に記載される科目になります。第1に試算表を見るに当たっては「損益科目」と「残高科目」に区切って見ていくことが大切です。売上の上と下で区切っていますので、実際には「残高科目」が試算表の上段部に固まっていて、下段部には「損益科目」が固まっているということになります。それでは区切り方が分かったところで、実際の試算表の見方について次に説明していきます。

   

■2)試算表の見方

試算表の構成で、試算表の区切り方をご説明しました。次に試算表の見方を解説していきたいと思います。試算表は上段部の「残高科目」と下段部の「損益科目」に分かれますので、それぞれ分けて見ていくことが大切です(残高科目を見る場合は、一旦、売上から下の損益項目は見ないで下さい。反対も同様です。試算表に慣れるまではこの方法をお勧めします)。

 

「残高科目」の見方

残高科目は、会社にいまどれくらいの財産があるのかを教えてくれます。残高科目のうち、左側、すなわち借方残高に数字が計上されているものが会社の資産です。ここには現金残高であったり、預金残高であったり、得意先から将来入金されるであろう売掛金残高等が記載されています。一方の右側、すなわち貸方残高に数字が計上されているものが会社の負債です。ここには、銀行からの借入金残高であったり、将来仕入先に支払わなければならない買掛金残高等が記載されています。残高科目の借方残高合計(資産合計)よりも貸方残高合計(負債合計)が大きい場合は要注意です!会社の持っている資産より、今後支払わなければならない負債の方が大きいということですから、資金がショートしてしまう恐れがあります。

 

「損益科目」の見方

損益科目は、当期に会社がどれくらい儲けたかということを教えてくれます。損益科目のうち、右側、すなわち貸方残高に数字が計上されているものが会社の稼いだ収益です。ですので、売上であったり受取手数料や受取利息などがここには計上されています。一方の左側、すなわち借方残高に数字が計上されているものが会社にかかった費用です。そのためここには、仕入代金や支払手数料などが計上されています。損益科目の貸方残高合計(収益合計)よりも借方残高合計(費用合計)の方が大きい場合、当期会社は赤字状態にあるということが分かります。ですので、早急に売上を挙げる施策等を練っていく必要があります。

   

■3)試算表のまとめ

会計とか経理が苦手な方にとって試算表という言葉を聞いただけでアレルギーが出てきてしまうかもしれません。 ただ、最低限ここで述べた、試算表の区切り方と見方を覚えておけば、大抵の試算表は読みこなせてしまうのではないかと思います。

・試算表は売上より上と下で区切って見ると読みやすくなること   ・区切った試算表の上段に会社の資産や負債が記載されていること ・区切った試算表の下段に会社の収益や費用が記載されていること

  経理の苦手な方のお役に少しでもお役に立てましたら幸いです。