年末調整の訂正・修正の方法と注意点まとめ

年末調整の修正と訂正ってどうやるの?

確定申告用紙
皆さんは、年末調整の記載について正確な知識をお持ちでしょうか。通常のサラリーマンの場合、会社から年末調整に関わる資料が配られ提出することになります。独身時代には記載事項はほとんどありませんが、家族を持つと記載部分が非常に多く煩雑になります。煩雑になるが故に、記載ミス等を始め記入を間違うことがありますが、どのように訂正・修正すべきでしょうか?

今回は年末調整の中で記載ミス等間違った時の訂正・修正方法について情報をまとめてみました。ぜひ参考にして下さい。

[目次]
■1)間違ってしまった時にどう対応するか?
■2)対応方法を間違えるとどうなるか?
■3)訂正印って何?
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■1)間違ってしまった時にどう対応するか?

間違い
年末調整の記載について正確な知識をお持ちでしょうか。会社から年末調整に関わる資料が配られ、扶養家族がいる場合には膨大な資料を提出すると共に多くの項目を記載する必要があります。項目が多いが故に記載ミス、計算ミス、申告漏れなどは避けて通れないと思います。この場合にどのように訂正するのが良いのでしょうか?

基本的に個人事業主や個人で確定申告を行う場合には再度資料の作り直しをお薦めします。何故なら訂正によって申告項目、申告金額等の見た目が非常に分かりにくくなるからです。再度ゼロからの作成は法令上定められておりませんが、一番確実な方法だです。

但し、ほんの小さなミスの場合には別の方法もあります。記載を間違えた部分を二重線で消し、その部分に訂正印を押し、正しい記載をその上に書くというものです。書面上で1~2箇所ならば問題ありませんが、書面上に何十箇所も訂正印があるのは、やはり見た目が悪いので再作成しましょう。

ここで使用する訂正印はシャチハタ印ではいけません。何故なら確定申告書類は公式書類に当たるため、公式書類の訂正は正式な印鑑(「ゴム印でないもの」や「実印」)でなければなりません。この点は後ほど述べます。この訂正印をシャチハタを用いると税務署で書類の受領を行ってもらえませんので気をつけましょう。

参考記事:「年末調整|シャチハタを印鑑として認められる場合と認められない場合」

■2)対応方法を間違えるとどうなるか?

間違い2
記載等を間違えた場合には、正式な手続きに則って訂正しなければ税務署で受領拒否がなされます。場合によっては再度作成して、後日来るように指導を受けることもあります。基本的に訂正を間違えた際のペナルティはその程度です。罰則金の支払いを命じられたり、民法上不利になったり、罰則等は勿論ありません。

但し、書類を持って受領をされない場合にはかなりストレスが掛かります。それは税務署までに行く時間、自分が書類作成にかけた時間、書類作成のために調べ他時間等全てが、「〇〇の理由で受領できません」の一言で片付けられてしまうからです。予想外の理由で受領されない場合を除き、自分でこれは危ないかも知れないと思ったときは必ず再作成しましょう。その方がかえって効率が良い結果となります。税務署に書類を持って行くときは数なくとも何度もチェックをして、問題ないことを確かめましょう。

■3)訂正印って何?

確定申告の書類は非常に煩雑で、ご家族をお持ちの方は提出する書類、記載する書類が非常にたくさんあります。そんな中、記載する場所を間違えてしまった、記載する金額を間違えてしまった、ということは頻繁に起こり得ることです。この際には、記載を間違えた場所を二重線で消し、訂正印を押します。その後、正しい情報に書き換えます。訂正にはが必ず訂正印が必要になります。この場合に使う印鑑は、必ず正式印((「ゴム印でないもの」や「実印」))でなければなりません。

そもそも何故シャチハタ印では駄目かというと、シャチハタ印が「ゴム印」であることにあります。ゴム印の場合、誰でも簡単に勝手に押せてしまいます。ここが問題になります。年末調整時に提出する書類は「誰でもいい」という書類ものではなく、各個人の所得や控除関連が記載された個人に帰属するものです。その為、年末調整の書類の記載訂正時にゴム印を使ってはいけません。基本的に、年末調整の書類だけでなく、国や都道府県や市へ提出する公式書類に「シャチハタ印」は一切認められていないことも覚えておきましょう。

■ポイントをおさらい

もう一度おさらいの意味でポイントをまとめますと

・年末調整の対象者は12月とそれ以外の年度途中で二つに大別出来る
・12月の年末調整対象者は、高額年収等の例外を除けばき新人、中途を含めて年末まで勤務している全員
・年度途中の対象者は死亡退職等自分で申告できない人や海外転勤となった人。普通に退職した場合は年末調整の対象外。

といったようなことになります。

複雑に思われがちな年末調整ですが、例えば対象者については区分してそれぞれ理解するよう努めれば、憶えやすくもなります。これを機会に、年末調整の対象者をしっかりと憶えるようにして下さい。

 

年末調整に関する疑問を解決するには

毎年冬が近づくと行われる年末調整。毎年行われる年末調整はどのようなものなのかご存じでしょうか?
年末調整に関するあらゆる疑問を一挙に解決できる年末調整ガイドを作成いたしました。
経理担当者や、中小企業担当者の方はぜひご活用下さい。

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目次

  1. 年末調整とは
  2. 年末調整のスケジュールと対象者
  3. 必要書類を確認
  4. 給与担当者がやること
  5. 従業員がやること
  6. 年末調整チェックリスト
  7. 最後に
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