青色申告と白色申告の違いをわかりやすく説明してみた

青色申告・白色申告って何がどう違うの?

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事業主や事業所の経理の人間が必ず避けては通れないのが「確定申告」。でもその確定申告にも種類があるのをご存知でしょうか。それが「青色申告」と「白色申告」です。ここではこの二つがどう違うのかについて、詳しく見ていきたいと思います。この違いを理解しているかしていないかで、納める税金の額が大きく変わってくるので、ここで書く内容は必見ですよ。

[目次]
■1)青色申告と白色申告の違い
■2)白色申告のメリットとデメリット
■3)青色申告のメリットとデメリット―単式簿記と複式簿記の違い
■4)青色申告のメリットとデメリット―複式簿記での申告とデメリット
■5)おすすめ会計ソフト

 

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 ■1)青色申告と白色申告の違い

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2つの違いを簡単に言えば、青色申告は申告に手間がかかるが納税額が少なくて済み、白色申告は申告にほとんど手間はかからないが節税効果はないということです。これだけでは何のことかよくわからないと思いますので、2.以降でそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

■2)白色申告のメリットとデメリット

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白色申告のメリットは何と言っても手間がかからないことです。手間のかかる青色申告をしていない人がしなくてはいけない確定申告で、事業所得が20万円を超えると必要です。白色申告に必要な単式簿記というのは一般的な家計簿やお小遣い帳と同じようなもので、誰でも簡単に作成できます。青色申告には申請の手続きも必要で、後述する毎年の期限がありますが、白色申告には申請の手続きが要らず、「会計のむずかしいことがわからない」「節税するほど事業所得はない」という個人事業主の人に向いている申告方法だと言えます。

また白色申告における課税方法ですが、青色申告のように細かい数字がなく、正確な税金が把握できないため、大雑把なところがあると税務署の判断で「推計課税」が行われる場合があります。つまり、「本当はこれくらい税金がかかっているはず」として課税がされるということです。

 

■3)青色申告のメリットとデメリット―単式簿記と複式簿記の違い

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白色申告は手間がかからず、青色申告は手間がかかると繰り返し書いてきたのですが、2014年1月からの法改正で実のところ青色申告の方が手間をとるのは申請の手続き部分だけになっています。というのも元来青色申告でも「単式簿記」と「複式簿記(専門的な知識や会計ソフトが必要)」のどちらかを選択して申告できるようになっているのです。以下では、青色申告における単式簿記と、複式簿記の違いについて説明していきます。

この2つの大きな違いは「課税対象額からの控除額」です。単式簿記での申告だと「10万円」、複式簿記の場合は「65万円」と、その差はかなり大きくなります。複式簿記での申告は経理や会計の知識がほとんどない状態で挑んでみても逆にミスが増えてしまい、追徴課税がかかってきたりもしますので、申請をするだけで白色申告よりもとりあえずは10万円節税できる単式簿記での青色申告の方が、初心者向けだと言えるでしょう。というのも、ある程度事業が拡大してきて、人を雇えたり、あるいは事業が拡大していなくとも家族に経理をやってもらえるならばもちろん複式簿記の方がお得なのですが、その経理の事務を自分でするとなると、メインの事業の方に支障が出てしまって、本末転倒になってしまっては元も子もないからです。

 

■4)青色申告のメリットとデメリット―複式簿記での申告とデメリット

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複式簿記での申告をすると控除額が65万円になると書きましたが、これにはさらに特典が付きます。

・赤字を3年間繰り越して収入と相殺できる。
⇒例えば事業を開始した1年目は赤字が100万円あったとします。2年目に黒字で100万円が出た場合、2年目の事業所得を0円として計上できるということです。もちろん課税はなしです。

・貸倒し引当金を利用できる。
⇒売掛金が回収できなくなった場合を想定して、まだ回収していない売掛金の一部を費用として計上することです。これによって課税対象額が低減できます。

・減価償却を1年で300万円まで一括計上できる。
⇒一般に、備品や建物などに使った経費は10万円以上になると一括計上できなくなります。しかし青色申告・複式簿記では30万円未満のものは一括計上でき、1年間で300万円まで可能になります。

・そのほかにも特典が
⇒家族を従業員にしている場合、その給与を課税対象額から差し引いたり、自宅をオフィスにしている場合は家賃や光熱費も経費として計上できます。

青色申告のデメリットについてですが、ここまで書いてきたとおり、それはひとえに「手間」だけです。逆に言えば手間さえかければこれらの特典が手に入るので、できれば青色申告で確定申告をしておくのがいいでしょう。

 

■5)おすすめ会計ソフト

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最初の一か月は無料でお試しが可能で、それ以降はひと月980円年間だと9800円で利用可能なクラウド会計ソフトです。使い勝手の良さはもちろんですが、クラウドなのでどの端末からでも利用できるというフレキシブルさが最大の強みです。9800円のコースでも青色申告に対応しているので、それだけでも10万円の節税は可能なわけで、個人事業主の方には強くお勧めできるソフトです。もちろん会社法に準拠した決算書に対応したプランもあり、それは年間19800円の利用料。法人にもおすすめできるソフトです。

 

■つまるところ、青色申告が圧倒的にお得ということ

青色申告と白色申告を比較してみてみると、確かに多少の手間はかかるものの、それによって得られるうまみが圧倒的に青色申告の方が大きいです。

私も初めは面倒臭がって白色申告で済ませていましたが、この事実を知ってからはすぐに青色申告に切り替えました。
2014年の法改正で白色にしていても結局帳簿の提出が必要になったので、白色と青色の手間の差はほとんどなくなりましたから。

ぜひ皆さんも検討してみてください。

 

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目次

  1. 会社の経理を始めるために
  2. 法人の決算に必要なものまとめ
  3. 貸借対照表で会社の資産状況を把握しよう
  4. 損益計算書で会社の利益を把握しよう
  5. 法人のための税申告・納付まとめ
  6. 法人にかかる税金は9種類もある
  7. 税金を滞納したら、どんな罰則がある?
  8. 法人のための節約のコツ
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