まだ白色申告してるの?メリット皆無の白色申告から青色申告へ切り替える方法まとめ

白色申告と青色申告ってどっちがいいの?

3d road sign saying complex and simple 確定申告には白色申告と青色申告があります。 しかし、両者の違いがわからないままなんとなく白色申告をされている方、また青色申告は帳簿の付け方が難しそうと敬遠されている方も多いのではないでしょうか。 でも、実際には会計ソフトの進歩により、帳簿をつけることはそんなに難しいことではなくなっています。 また、青色申告を選択することで、白色申告に比べて支払う税金も少なくなります。 今回はそんな方々のために、それぞれのメリット・デメリットについてまとめてみます。

[目次] 1)白色申告のメリット・デメリット 2)青色申告のメリット・デメリット 3)白色申告と青色申告のどっちがお得なの? 4)白色申告から青色申告へ切り替える方法 5)まとめ

1)白色申告のメリット・デメリット

1. メリット

なし
※平成25年までは「記帳義務が必要ない」というメリットがありましたが、平成26年1月からはすべての方に記帳と帳簿書類の保存が必要となったため、白色申告のメリットはなくなりました。

〈参考〉白色申告|事業所得300万以下の場合、記帳の義務はありますか?

2. デメリット

・青色申告のような税務上の特典を受けることができない ・赤字の繰越ができない ・家族従業員に対する給与を経費とすることができない

〈参考〉白色申告とは?確定申告に関する疑問解決!

2)青色申告のメリット・デメリット

1. メリット

・10万円または65万円の特別控除を受けることができる
要は白色申告と比べて、10万円または65万円多く経費を計上できるということです。 簡易簿記による申告であれば10万円の控除 複式簿記による申告であれば65万円の控除

〈参考〉青色申告の複式簿記の流れを5分で理解する5つのポイント

・赤字を3年間繰り越せる
(例)平成27年に50万円の赤字がでた場合 平成28年に100万円の利益が出たとしても 100万円(利益) - 50万円(赤字の繰越) = 50万円 ←平成28年の最終的な利益 このように昨年から繰り越してきた赤字を、今年の利益から差引くことができます。
・家族への給与が経費にできる(青色専従者給与)
一定の要件を満たしさえすれば、家族に対して支払った給与を経費として計上することができます。 青色専従者給与についての詳細はこちらをご覧ください。

〈参考〉【節税効果絶大】青色事業専従者給与に関する届出書の書き方ガイド

・その他様々な税務上の特典を受けることができる
詳しくはこちらをご覧ください。

〈参考〉現役税理士が語る!知らないと損する青色申告のメリット9選

2. デメリット

・事前の届け出が必要
青色申告を行いたい年の3月15日までに、税務署へ届出書の提出を行わなければなりません。 (例)平成28年分から青色申告を行いたい場合 平成28年3月15日が青色申告の届出書の提出期限となります。 ※3月15日が土日祝日であった場合は、次の平日が提出期限となります。
・複式簿記で記帳を行わなければならない(65万円の控除を受ける場合)
簡易簿記の場合には、売上や経験の集計を記した収支内訳書のみの作成で済みます。 しかし、複式簿記は売上や経費を集計した損益計算書に加え、期末時点での資産と負債の状況を記した貸借対照表の作成が必要となります。 この複式簿記による帳簿の作成は、経理の経験や簿記の知識が無い方には少し難しく感じるかもしれません。

3)白色申告と青色申告のどっちがお得なの?

ここまで読んだ方はお分かりかと思いますが、青色申告の方が断然お得です。 平成26年1月から白色申告にも記帳・帳簿の保存義務が必要になったことにより、唯一といっていいほどの白色申告のメリットがなくなりました。 同じ簡易簿記でも白色申告は10万円の控除を受けることができないので、その差は一目瞭然ですね。 ちなみに、経理の経験がなく、いきなり複式簿記での申告は難しいと考えていらっしゃるかも知れませんが、 現在ではfreeeのような自動仕訳機能がついたクラウド会計ソフトも普及してきたことから、複式簿記へのハードルが下がりました。

4)白色申告から青色申告へ切り替える方法

青色申告をするためには、事業をスタートした日から2ヶ月以内に、「青色申告承認申請書」と「青色事業専従者給与に関する届出書」という書類を、税務署に提出しなければなりません。 詳しくはこちらをご覧ください。 〈参考〉青色申告ならこれ一本でOK!たった5分で理解する青色申告の全手順!〜申請から決算まで〜

また、こちらのサイトから、青色申告承認申請書を5分で作成することができます。

5)まとめ

青色申告は白色申告に比べ、節税効果の面では断然お得です。 しかし、65万円控除は、複式簿記による記帳など、初めて経理を行う方などにとっては、少しハードルが高く感じるのは事実です。 もし青色申告で65万円控除を考えはじめた方は是非、クラウド会計ソフトfreeeを無料でお試しください。 初めて確定申告をされるお客様にも多くご利用いただき、96%以上(2015年度確定申告アンケート)の満足度を誇っております。