税理士になるための資格一覧と取得方法まとめ

スクリーンショット 2015-04-28 11.27.53 税理士になるには、税理士試験に合格することが必須ですが、試験を受けるためには、受験資格が必要とされています。今回は、税理士になるための資格一覧と取得方法をまとめました。

1)短大や大学、専修学校の学歴による受験資格

短大や大学を卒業した人は、経済学か法律学を1科目以上履修していれば、税理士試験の受験資格があります。 要件を満たす専修学校であれば、同様に、経済学か法律学を履修していれば受験資格が得られ、大学生にも受験資格要件が定められています。 

1. 短大や大学卒業

一般教養科目を含めて、経済学か法律学を1科目以上履修していれば認められます。
2. 大学3年次以上
経済学か法律学を1科目以上履修し、62単位以上を取得していることが条件です。
3. 専門学校卒業
修業年数2年以上、総授業時間数が1700時間以上の学校で、経済学か法律学を1科目以上履修していると受験できます。
4. 海外の大学卒業
経済学か法律学を1科目以上履修していると、申請によって受験資格が認められることがあります。

2)資格や職歴などによる受験資格

簿記では、日商簿記検定1級か全経簿記検定上級の合格者には受験資格があります。 職歴によるものでは、法人等の経理や税理士事務所での補助事務、金融機関での資金の運用や貸付などでの2年以上の実務経験が必要です。
1. 簿記検定合格者

日商簿記検定1級または全経簿記検定上級の合格者には受験資格があります。
2. 実務経験2年以上
法人等の経理事務では、複式簿記による仕訳や決算、財務諸表作成を伴う業務の実務経験が必要です。 簿記会計の知識が必要のない簡単な入力業務は、含まれません。銀行や信託会社、保険会社等の金融機関での勤務では、資金の貸付や運用に係る業務へ従事している必要があります。 税理士だけではなく、公認会計士や弁護士等の補助事務の経験も実務経験として認められます。 


3)税理士試験は科目合格が可能

税理士試験には、必須科目と選択科目と合わせて11科目があり、税理士資格を得るためには、合計で5科目の合格が必要です。 簿記論と財務諸表論が必須となっています。科目合格制ですので、1年に1科目ずつの合格でも資格を取得できます。
1. 必須科目
必須科目は、会計科目の簿記論と財務諸表論の2科目です。
2. 選択科目
税法科目は選択科目ですが、法人税法と所得税法は選択必須科目です。このうち、1つ又は2つ合格する必要があります。 また、選択科目は酒税法・消費税法・事業税・住民税・相続税法・固定資産税法・国税徴収法があり、1つ又は2つ合格する必要があります。 条件として、酒税法と消費税法、事業税と住民税は、それぞれ1科目のみしか選べません。 これらの条件を踏まえた上で、選択必須科目と選択科目を合わせて、3科目の合格が必須となっています。
3. 合格の基準

各科目60%以上の正解で合格となります。5科目の合格を果たすと、税理士試験の合格と認められます。

4)まとめ

いかがでしたでしょうか。 税理士を目指すには、まずは、税理士試験の受験資格があるか確認します。 科目合格制を活用して、効率よく勉強していきましょう。