個人事業主になる前にしておくべきこと

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個人事業主になると、サラリーマン時代には普通にできていたこともできなくなります。それまで会社に守られていたのが、いきなり組織に属さない立場になるのですから当たり前です。サラリーマンという立場は様々な面で優遇されているので、個人事業主になる前に、予めやれることはやり終えておきましょう。

今回は、個人事業主になる前にしておくべきことをまとめました。

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1)ローンを組んでおく

もちろん個人事業主でもローンを組むことはできますが、サラリーマン時代よりも審査が厳しくなります。特に住宅ローンのようなローンの場合は、個人事業主になってしまうと借りられる金融商品の幅が狭くなってしまいます。住宅ローンを組むときは、サラリーマン時代に組んでおくのがよいでしょう。

2)ワークプレイスを確保する

自宅を事務所として使うのか、カフェで仕事をするのか、コワーキングスペースを借りるのかなど、個人事業主になるとどこを仕事場とするのかを考えなくてはなりません。自宅兼事務所の場合は、仕事とプライベートの線引きが必要です。カフェで仕事をする場合は、長期間滞在しても良い場所なのかどうか、電源は使えるか、まわりの声はうるさくないかなど様々な角度で検討しましょう。コワーキングスペースは仕事場としては相応しい環境ですが、毎月一定のお金が掛かることも考慮に入れてください。

3)老後に備えた資産運用を検討する

いきなり脱サラするのは危険。自分の老後資金もしっかりと練ることも大切です。個人事業主は厚生年金ではなく国民年金となりますので、老後の年金が不安という場合は、別途年金を設定するのも手。例えば「小規模企業共済」や「確定拠出年金」、「国民年金基金」などに加入し、年金部分を上乗せしましょう。

・小規模企業共済
http://www.smrj.go.jp/skyosai/index.html
・確定拠出年金(個人型)
http://www.npfa.or.jp/401K/
・国民年金基金
http://www.npfa.or.jp/

4)月々の収入と支出の目安を立てておく

個人事業主になると、毎月の収支を把握する必要があります。月にどの程度の収入があっていくらの支出が出そうなのかを「目安」で良いので見積もっておきましょう。日々の支出を把握するのは、家計簿でも良いですが、freeeのようなクラウド会計ソフトを使うと便利です。

月々の収支がわかるようになったら、中長期的な経営戦略が立てられるようになります。仕事を増やすかどうか、新しい事業を増やすかどうかなど、しっかりと検討しましょう。

5)プライベート用と事業用の銀行口座を分ける

個人事業主となったら、事業用の銀行口座を作りましょう。プライベートのものと同じものを使用すると、収支の把握が大変になりますし、確定申告の際に煩雑になります。必ずしも事業用とプライベート用に分ける必要はありませんが、個人事業主としてやっていくという決意を新たにするためにも、2つをわけておくのをオススメします。

個人事業主としての順調な滑り出しを

個人事業主として成功するためには、はじめが肝心です。いきなり独立するのではなく、しっかりと準備をしたうえで独立するようにしてください。準備をしっかりと行えば、きっと個人事業主として成功することでしょう。

TEXT=安齋慎平

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目次

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  2. 法人の決算に必要なものまとめ
  3. 貸借対照表で会社の資産状況を把握しよう
  4. 損益計算書で会社の利益を把握しよう
  5. 法人のための税申告・納付まとめ
  6. 法人にかかる税金は9種類もある
  7. 税金を滞納したら、どんな罰則がある?
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