freeeで新たな会計事務所のビジネスを確立する ~税務顧問の新しい形、経営の意思決定に役立つ会計へ【税理士法人福島会計様】~

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freeeの認定アドバイザー(2つ星アドバイザー)である税理士法人福島会計様は、freeeを活用して一般的な税務申告と試算表の作成という業務はもちろんのこと、リアルタイム経営パートナーとして、顧問先がビジネスの拡大に向けて本質的に求めているニーズを経理、財務の面からもアプローチされています。

具体的には、お客様の業務にあわせて、経理、財務状況を適時適切に会社が把握できる仕組み作り。リアルタイムなレポーティング体制の確立、業務効率化に向けたバックオフィス全体の合理化等。提案から導入までのfreeeを活用した業務コンサルティングサービスをご提供されています。

freeeでは希望するお客様に認定アドバイザーの会計事務所様をご紹介しております。(無料)

今回、税理士法人福島会計様にご紹介した売上5億円規模のお客様への経理業務改善についてお伺いしました。

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先日、年商5億円のお客様をご紹介いたしました。今回の案件含め、freee認定アドバイザー制度はいかがでしょうか

freeeのお客様をご紹介くださり、非常にありがたいです。

税理士事務所は既存のお客様経由でご紹介いただくことが多いのですが、それ以外に紹介会社からのご紹介もあります。

税理士は税務会計のプロではありますが、営業のプロではないので、紹介会社に頼ることもあるようです。ただし、紹介会社経由の案件の手数料は50%とかそれ以上かかったりして安くはありません。freeeさんのように無料で紹介してくれるこの制度はとても良心的だと思います。

当初紹介のお話を頂戴した際は、個人事業主やスタートアップのお客様がメインかと思っていましたが、最近ご紹介いただくお客様の規模は売上1億円以上のお客様が多いです。年商数億円規模のお客様ですと、クラウドERP freeeをフル活用できると思っています。

お客様はfreeeさんの営業担当からすでに提案を受け、freeeの導入を決定されている方や、freeeの上位プランであるビジネスプランを選択されている方も増えているため、そういった規模のご紹介も増えているのではと思っています。その規模の会社でも十分freeeは対応できる会計ソフトです。

freee導入支援のスポット契約案件になったとお聞きしました

今回ご紹介いただいた売上5億円ほどのお客様にご提案をし、バックオフィスの経営業務改善コンサルティングをスポットでお受けすることになりました。

会社が成長するにつれ、バックオフィス業務は複雑&煩雑化します。「バックオフィス業務を見直したいけれど、忙しすぎて手が回らないし、そもそも誰に相談すればいいのかわからない」という中小企業経営者の潜在的課題は非常に多いと思っています。

今回のお客様のバックオフィスの課題はどういったものですか?

お客様は、従業員20~30名ほどの「リフォーム業」と「飲食業」を展開されている創業10年以上の会社です。飲食店は2店舗経営されており、非常に堅調にビジネスを拡大されていらっしゃいました。

ただ、社長は数字を肌感覚ではわかってはいても、数字を経営に生かせるようにはなっていませんでした。特に飲食事業においては、銀行から借入をされており、どの店舗がどのくらい利益をだしているのか、どういった案件の収益性が高いのか、という具体的な分析まではできていないようでした。

他にも、「複数の事業の中での、特定の事業の資金繰りが上手くいっているのかが未確認状態」といった課題も顕在化し、「もっと会計数値に基づいて合理的な経営判断をしていきたい」という問題意識を社長は強くお持ちでした。

リフォーム業においては、5名ほどの営業担当がいらっしゃいましたが、各営業担当がそれぞれ見積書、請求書などを作成しながら独自で進めている状況でした。そのため、債権管理も一元化されておらず、請求書送付のタイミングもばらばらな状態だったため、社長も各営業担当のパフォーマンスを毎月リアルタイムで把握はできていなかったようです。

また、ちょうどお客様の会社の経理担当の方が退職されてしまって、混乱に拍車がかかっていた状況でした。

課題を一通りお話ししましたが、お客様の業績自体は好調で、飲食業において新規でもう1店舗出店される計画もあるようです。

社長のお人柄や考えに触れ、ぜひご支援ができればと思い、freee導入支援のご提案をさせていただきました。

お客様にはどういったご提案をされたのですか?

まずは会社の状況をヒアリングして、会社の業務を棚卸するところから始めます。

例えばですが、

  • 現金は誰が、どのように管理をしているか
  • 現金の日々の出入はどういった形か
  • 請求書は誰が発行しているか
  • 債権債務は誰が、どのように管理しているか
  • 支払の請求書をどこにまとめてるか
  • 売上はどのように把握しているか
  • 在庫はどのように把握しているか
  • 経費精算はどのようなフローで行っているか
  • 給与計算はどのようなフローで行っているか
  • 支払業務は誰が行い、どのようにミスがないことをチェックしているのか

などです。

今述べたように、現状のバックオフィス業務をすべて把握することが肝でして、「既存の業務フロー」の図を作成させていただきます。

業務フローの図をお見せすると多くの経営者は「こんな感じになっていたのか!」と非常に喜ばれますね。中小企業において、第三者の視点からバックオフィス全体を俯瞰してみてもらう機会は少ないのではないでしょうか。これにより、バックオフィスにおいての無駄な業務や効率化できるポイントを洗い出します。

そして、「既存の業務フロー」と「freeeを使った場合の業務フロー」の比較図を作成します。freeeを導入することで、誰の、どの作業が、どれくらい効率化できるのかを明確に提示し、価値を感じていただけるように工夫しています。

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具体的なサービス内容をお伺いできますか?

今回、社長は年に数回も試算表がチェックできていないような状況でしたので、まずは期中でもリアルタイムで試算表、資金繰りが追えるように経理の環境を整えます。

その上で、部門別会計を導入し、リフォームと飲食の事業ごと、飲食業における店舗ごとの収支などを把握できる体制を構築します。実際に、飲食店の従業員の方々を対象に講習会を開催しました。

リフォーム業においては、各営業担当にfreeeにて見積書、請求書を作成するよう統一していただく予定です。

freeeの場合、請求書を作成すると、自動で売掛の仕訳が作成されるため、債権管理が効率化されます。なおかつ、各営業担当の売掛が今月どれくらいか、入金漏れがないかなどがリアルタイムで確認できるようになります。

また、freeeは管理会計の観点からも、非常に使いやすいツールです。タグ機能という形で「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」を各取引ごとにタグをつけることで、詳細な分析が可能になるためです。

今回の場合、「部門」で飲食業における店舗ごとの収支などはもちろんのこと、リフォーム業の案件ごとに「メモタグ」を付けることで案件ごとの収益性も把握できるようになりました。

様々な角度から管理会計を行おうとすると、従来の会計ソフトの補助科目では限界があります。freeeのタグ機能は様々な使い方ができるので、多角的な分析ができとても便利です。他方、タグ機能は汎用性が高すぎる面もあるので、ある程度どういった経営数値を意識していらっしゃるか最初の段階で社長にヒアリングを行い、管理会計ができるようにこちら側でルール作りをしておくということも、サービス内容の重要な一部分になっています。

今回のfreee導入支援コンサルティングは、「リアルタイムの経営数値の見える化」「ワークフローの構築」「バックオフィス業務全体の効率化」という3点を同時に進めております。

freeeで「経理代行サービス」も提供されていらっしゃるのですか?

はい、今このサービスを本格化できるよう事務所内で展開中です。

中小企業には経理の専任者がいないことが多かったり、いたとしても退職されて後任がすぐにみつからない、採用できないというお話はよくお聞きします。

そこで、会計事務所が記帳や申告業務にとどまらず、経理業務全般を代行するサービスをすでに提供しています。

現状、ある顧問先様には、税務顧問業務とあわせて、請求書作成+支払業務+債権債務管理+給与計算をおこなっています。また、経営会議にも参加しているため、そのための資料作成なども対応しています。

請求書は、単発のものも含めfreeeで作成・送付をしています。

入出金確認は、ネットバンキングをお客様に開設いただき、スムーズに管理できる仕組みを作りました。入金確認、消込業務も、freeeがネットバンクと連携しているため、リアルタイム化、自動化できます。買掛、未払も、頂戴する請求書をファイルボックスで取り込むことで、効率化できる体制を整えました。

つまり、freee上で債権債務の管理を統合している形ですね。お客様とこの部分を共有することで、漏れがない体制を構築することができました。

今後は、支払いもfreeeの一括振込ファイルを使うことで、さらに効率化できると思います。

経理に関する全般的な業務を請け負っているため、報酬も決して安い金額ではありませんが、お金周りの部分は誰にでも任せられる業務ではないですし、その点プロである会計事務所がハンズオンで関わってくれるのであれば信頼もできる、とお客様からは有り難いお言葉を頂戴しています。

経理代行サービスは責任が重いので、慎重に契約をしなければならない部分はありますし、すごく手間がかかりそうにも思えますが、freeeを使うことで効率よくできる仕組みを作り上げることができます。すでに外資系企業の日本進出のご支援もfreeeを使ってしています。今後はこういったサービスも含め、更にお客様のニーズを発掘し、freeeを利用した業務の可能性を追求していきたいと考えています。

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<取材協力>
税理士法人 福島会計 田上様

クラウド会計ソフト freee 認定アドバイザー

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経理・決算についてもっと詳しく知るには

法人経理や決算を、シェアNo.1のクラウド会計ソフトである「freee」で行うための実践ガイドです。法人経理や決算書の作成・申告で必要な作業や、freeeの操作、活用方法をご紹介しています。

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目次

  1. 法人決算と提出処理
  2. 会計ソフトの目的
  3. freeの特徴
  4. 日々の経理におけるfreeeの操作方法
  5. freeeを使った収支分析
  6. 決算申告に必要な作業
  7. freeで行う決算書作成
  8. 税理士の役割
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