申告書等を印刷したらそのまま提出してもいい?ホチキスは余計なお世話でNGなの?

個人事業主は、自分で多くの書類を作成して提出する必要があります。初めて提出する人や、毎回迷いながらも提出していた人は、書類の綴じ方について確認しておくことをおすすめします。

本当は、大切な書類なので紛失しないようにしっかりホチキスで留めたいところです。しかし、税務署に対して余計な手間をかけさせるのでは、という心配をする人もいるでしょう。

複数の書類を提出する時は、どのように綴じるのが正解なのでしょうか。おすすめの書類の綴じ方をご紹介します。

税務署へ提出する書類は多くて大変!?

個人事業主が経理などを外注していない場合には、自分で税務署への申告をしなければなりません。税務署への申告というと難しい書類が沢山あって、作るのが大変というイメージがあります。自分の地域を担当する税務署がどこにあるのか、まだ行ったことがない人もいるでしょう。

初めて訪れるにはちょっと敷居が高いと感じることもあります。しかし、実際にはweb上に税務署のホームページに必要な書類のテンプレートがあり、簡単に入力できるシステムもあるのです。システムでは案内に従ってひとつひとつ確実に入力していくと書類が完成するので、初めての人も安心して作成できるでしょう。

しかし、提出する書類の種類が多い場合や添付書類があるときには、綴じ方をどうすれば良いのか迷ってしまいます。一般的に、複数の書類をまとめるにはクリップやホチキスで綴じる方法がありますが、どれが正解なのでしょうか。

税務署に嫌がられる綴じ方をして、それが原因で処理が遅れるのは嫌だと考える人もいるでしょう。税務署へ足を運び担当者と対面で質問をしながら提出するのも良いのですが、提出する前に書類の綴じ方について準備しておきたいものです。それぞれの綴じ方が、税務署に提出する書類のまとめ方として合っているのか検討しておきましょう。

複数の書類をまとめるには?

税務署への申告書類というと、難しそうだしおっくうだと感じる人もいるでしょう。税務署のホームページにあるテンプレートへ入力し印刷すれば提出書類の作成ができますが、多くの書類があるので初めは戸惑ってしまいがちです。しかしシステムの説明に従って入力すれば初めての人でも作成が可能なので、安心して書類作成をしましょう。

ただ、入力後に印刷する際には、使用しているプリンターによって正しく入力できない場合もあります。正しく説明通りに入力しているなら、作成した書類をそのまま提出しても大丈夫です。その際には使用したプリンターのメーカーや機種、印刷の状況などを、税務署ホームページの「ご意見ご感想」のページに記入しておきましょう。

決算書や収支内訳書、確定申告書など、税務署へ提出する書類には多くの用紙が必要なものがあります。用紙が多いのでどれを提出すれば良いのか迷ってしまいますが、印刷された分は全て住んでいる地域を所轄する税務署へ提出しなければなりません。

数多くの書類をまとめる際には、クリップなどで留めてバラバラにならないようにすることが求められています。書類をしっかり綴じておきたいと考える人は、ついホチキスで綴じておきたくなります。果たして多くの書類をまとめる方法には正解はあるのでしょうか。

添付書類は台紙に貼って提出

税務関係の書類には、添付書類が必要なものがあります。その場合は、添付書類を「添付書類台紙」に貼って提出することがすすめられています。もし台紙が足りないときには、足りない分をコピーして使うこともできます。

また、e-Taxを利用し申告する場合、所得税の確定申告書に添付する第三者が作成した書類の中で、医療費、社会保険料や生命保険控除の証明書などは、入力すれば添付する必要はありません。他にも、給与所得や退職所得と公的年金等の源泉徴収票など、入力できるものとして多くの添付書類が対象になっています。

e-Taxによる入力・送信は便利なシステムなので、利用することをおすすめします。多くの領収書を添付しなくても良いのですが、入力画面には正確に入力することが必要です。入力した内容については、原則として申告期限から5年の間は、税務署から入力内容の確認を求められる場合もあります。その際には求められた人は、添付書類を提示しなければなりません。

もし、求めに応じなかったり提示できない場合には、添付やe-Taxによる送信はなかったことになってしまいます。そうすると税金の控除対象にならないので、もったいないことになってしまいます。個人事業主は添付書類についても正確に入力し、原本の必要書類を期限内は保存しておくことが必須でしょう。

作成した書類を綴じる!クリップとホチキスどっちが正解?

個人事業主が自分で作成した書類は、税務署へ郵送で提出することも可能です。その際には、消印が申告の期限内になるように郵送しなければなりません。せっかく作成しても期限が過ぎていては、控除の対象にならないので注意が必要です。ですから、早めに準備して作成できるよう段取りを良くすることが大切です。

自分で作成する個人事業主は、提出期限を調べておく必要があるでしょう。もし記載や入力に漏れがある場合には、税務署での手続きが遅れてしまいます。書類への記載内容に漏れがないか、添付書類漏れなどの不備がないか、しっかり確認しておきましょう。

税務署では、多くの提出書類をまとめるには「クリップなどで」綴じるようにすすめています。税務署のホームページで必要書類への入力・印刷をして郵送する場合、クリップで綴じて封筒へ入れると良いでしょう。しっかり留めるためにホチキスを使いたくなりますが、公的な書類にはクリップのように穴が開かないものを使うと、きれいに保存できるかもしれません。

ホチキスで綴じるのが悪いわけではないのですが、できれば何も使わないかクリップで綴じることをおすすめします。複数ある添付書類に関しては、必要があればバラバラにならないようにホチキスで綴じるのも良いでしょう。

自分で作成した大切な書類を提出!綴じ方はいろいろあるけどポイントを押さえよう

税金関係の申告書を自分で入力し、印刷できるシステムは便利です。ただし、税務署のホームページで必要な申告書類を作成する際に、初めての人はいろいろと戸惑うことがあるでしょう。

例えば、申告の作成コーナーには申告書の様式にAとBがあります。作成コーナーの「控除等の入力及び計算結果確認」などの画面で、「この画面で入力できない所得や控除がある方はこちら」から「左記に該当しない方」の画面へ移り申告書Bが表示されます。申告書第4表を作成する場合にも同様ですが、申告書Bは全てに対応するものなので、安心して提出しましょう。

また、作成する用紙が多いと記入漏れが起きやすいので、提出前には確実に記入されているか確認が必要です。印刷してから一度全部に目を通しておくと確実で分かりやすいでしょう。

税務署のホームページには、質問できるコーナーもあります。また、地域によって違いがあるかも知れませんので、自分の所轄の税務署へ出向いても良いでしょう。初めてで分からないことは、小さなことでも問い合わせることが大切です。

個人事業主は、税務署への申告書類を多数作成する必要があります。自分で作成した書類は、大切に綴じて提出したいものです。複数の書類はバラバラにならないようにクリップで綴じるのがおすすめですが、特に決まりはないので迷ったら綴じないで提出しても大丈夫でしょう。

添付書類など、「添付書類台紙」に貼って提出するものもあります。提出書類はポイントを押さえて綴じ、バラバラにならないように注意しましょう。個人事業主は、自分で税金の控除に必要な書類を確実に提出して節税することをおすすめします。