確定申告で間違いの多い「受取保険金」の取り扱いを解説

フリーライター(元東京国税局職員)の小林義崇です。国税庁のホームページでは、「確定申告の際に誤りの多い事例(こちらのQ19)」を公開していますが、この事例のなかでも多くの人に関係するのが、「受取保険金の申告漏れ」です。受取保険金は、その内容に…

申告書等を印刷したらそのまま提出してもいい?ホチキスは余計なお世話でNGなの?

個人事業主は、自分で多くの書類を作成して提出する必要があります。初めて提出する人や、毎回迷いながらも提出していた人は、書類の綴じ方について確認しておくことをおすすめします。 本当は、大切な書類なので紛失しないようにしっかりホチキスで留めたい…

親の収入が減る?学生アルバイトの年収が103万円を超えたときの対応策を知ろう!

生活費や学費の足しにするため、学生がアルバイトをするのは珍しいことではありません。しかし、アルバイトによる所得が103万円を超えると、学生自身にも納税する義務が出てくるばかりでなく、税金の扶養控除の対象外となって親の収入が減るおそれがあるので…

個人事業主なら知っておきたい!確定申告書の記入ミスを正しく訂正する方法とは?

起業後は、個人事業主として毎年確定申告を行うことになります。確定申告書の提出にあたっては、いざ提出という段階で間違いを発見するということもあるでしょう。確定申告書には多くの数字を記載する必要がありますのでミスをする可能性もあります。 ミスを…

芸妓さん、税理士さんとクラウド確定申告勉強会に励む!in 金沢

北國銀行さんとfreee共同で、「芸妓さんを対象にした確定申告勉強会 in 金沢」を開催しました。 2018年2月22日付の北國新聞に記事として掲載されたのですが、当日の様子はどんな感じだったか。芸妓さんのコメントもいただきつつ、レポートしてみます。 「芸…

開業届けを出して事業主となった場合、収入が130万円未満であれば健康保険は扶養家族のままでいられるのか?

ひとくちに「起業」といっても事業規模は様々です。例えば、「夫の扶養家族になっているが、自宅で料理教室やネイルサロンを開業したい」という方もいるでしょう。 そういった方が開業届を出して事業主となった場合、引き続き扶養家族として、税金や健康保険…

退職所得とは?退職所得を受け取ったあと、確定申告はすべきなのか?

定年退職や転職などで会社を辞めたとき、一般的に日本企業では退職金を受け取ることになります。「退職所得」とは、退職により勤務先から受ける退職手当などの所得のことです。 社会保険制度に基づいて退職時に支給される一時金や、適格退職年金契約に基づい…

自宅の売却益を、3,000万円まで無税にする特例

フリーライター(元東京国税局職員)の小林義崇です。 前回の記事では、土地や建物といった不動産(以下「土地建物等」)を売却する際にかかる所得税についての原則的な計算方法を解説しました。 3つの要素で決まる、土地や建物を売却したときの所得税 土地…

遺産を相続した場合にかかる確定申告などのルールについて

少子高齢化が進む中、実家の土地などを相続しなければならない方も増えているでしょう。また、そういった方の中には、相続税の支払いや確定申告などの税務関係を気にしている方も多いはずです。 遺産相続にかかる確定申告などのルールについて解説します。 …

『確定申告ツライあるある』怒涛の40選

いよいよ確定申告がやってきます。面倒なことも多い確定申告ですが、しかし避けては通れない…ツライ…。 ということで、「確定申告ツライあるある」ベスト40をピックアップしてみました。 1.配偶者控除と配偶者特別控除の違いがわからず、とりあえずググる …

これって脱税?最高に重い追徴税「重加算税」の判断ポイント

フリーライター(元東京国税局職員)の小林義崇です。 以前の記事で、申告に誤りがあったときや、期限内に申告できなかったときに課せられる「追徴税」について解説しました。 >>脱税は割に合わない?大きく変わった「過少申告加算税」と「重加算税」 今回は…

平成29年分の確定申告から医療費控除は領収書が提出不要に!?この制度変更で得られるメリットとは?

一定額以上の医療費がかかった場合、確定申告で医療費控除を利用できます。 しかし、「確定申告でいざ医療費控除を申請しようと思ったら、領収書がない!」と慌ててしまった経験はありませんか? そんな方に朗報です。平成29年(2017年)分の確定申告から、…

【年末調整】 基礎的すぎて質問するのがはばかられるけど訊かずにはいられない Q&A 14連発

年末調整の季節です。 年に1回のイベントなので、「なにをするんだっけ?」「これってどういう意味だっけ?」と思い出せないこともあるかもしれません。ということで、今さら聞けない質問&回答を14連発でお届けします。 Q1:確定申告をしますから、年末調…

別居している家族でも大丈夫?扶養控除のポイント

フリーライターの小林義崇です。 前回の記事では、夫や妻を扶養しているときに使える配偶者控除・配偶者特別控除について説明しました。これらの控除のほかにも、親族を扶養することで使える控除があります。それが扶養控除です。 平成30年分から大きく変わ…

平成30年分から大きく変わる配偶者(特別)控除の仕組み

フリーライターの小林義崇です。 前回の記事では、相続税についてお伝えしましたが、今回は所得税のお話です。 財産が親から子等に移るだけなのに、なぜ税金がかかるのか? 相続税の代表的な2つの機能とは 所得税を抑える効果のある「所得控除」には、社会保…

財産が親から子等に移るだけなのに、なぜ税金がかかるのか? 相続税の代表的な2つの機能とは

フリーライターの小林義崇です。 ライターとなるまで、約13年間を東京国税局の職員として勤務し、主に”相続税”に関わる仕事をしてきました。 第1回目となる今回の記事では、相続税がどういう仕組みなのか、そもそも、なぜ課されるのか?といった点について、…

源泉所得税についてあなたは知っていますか?納期から意味合いについて紹介

ほとんどの会社で発生するのが「源泉所得税」です。所得税と何が違うの?と思う方もいるでしょう。そこで今回は、「源泉所得税」の意味から納期、さらに初めての人も分かる簡単な手続き方法も紹介します。 そもそも源泉所得税とは何か? 会社で預かっている…

配偶者控除の見直しにより、女性の社会進出は促進されるか?

平成29年度税制改正で焦点となっているのが、配偶者控除の見直しです。2016年8月末には配偶者控除を見直して、片働き世帯、共働き世帯ともに所得控除ができる新しい制度(夫婦控除)の創設が有力視されていましたが、最終的には見送りとなる公算が大きいよう…

配偶者控除が消えて「夫婦控除」が始まる? 経営者が気にしておくべきポイントとは

「近々、配偶者控除がなくなり、代わりに夫婦控除が導入されるかもしれない」という話題が、世間の関心を集めています。政府内において、現行の所得税の配偶者控除の見直しが検討されているためです。早ければ、2017年税制改正にて行われる模様です。そして…

年末調整では戻ってこない! サラリーマンの医療費控除は確定申告で

年末調整はおなじみでも、確定申告での医療費控除については良く知らないという方はいらっしゃいませんか。「制度は知っているけれど面倒だし」、「それほどお得でもなさそうだし」と思われるでしょうか。しかし、医療費控除の確定申告をしない方も、少しだ…

【法人化後の経理のアドバイス】 個人事業主が法人化した後、経理で注意すべき&間違えやすい点

法人設立は、個人事業主にとってひとつの目標となる指標です。 しかし法人化すると、以前とは会計方法が異なるため、つまずいてしまう方もいらっしゃいます。 今回は、個人事業主が法人化した後、経理で気をつけることや間違えやすい点を紹介します。 1)個…

確定申告で知っておくと便利 ~こんなものまで?医療費控除に含むことができるもの~

確定申告書の「所得から差し引かれる金額」の欄には「医療費控除」という項目があります。これは、簡単に言うと、一定の医療費を負担した場合、所得税の計算から一定額を超えた分を控除しても良いですよというものです。 会計事務所で確定申告書のチェックを…

「法人成り」した個人事業主が確定申告で気をつけるべきポイント

「法人成り」って何ですか? 個人で事業をしてきた人が法人を設立することを「法人成り」といい、ゼロから法人を設立することとは区別しています。個人事業主が法人を設立すると、持っていた資産や商品を法人に引き継ぐ処理が必要になります。 では、なぜ「…

個人事業主はお金が命!忘れがちな節税項目を一挙紹介!

個人事業主として大事なことは、なんといってもお金です。普段からずっと稼げる状態だったら良いのですが、月によっては稼げない時期もある場合がほとんどだと言えます。ただ稼げない場合があったとしても、お金をプールしておけば廃業することもないです。 …

ふるさと納税で節税するための解説

ふるさと納税をご存知ですか? ふるさと納税制度。ニュースで聞いたことはあるけれど、実は詳しくは知らない…という方も多いのではないでしょうか? 今回は、ふるさと納税による節税について紹介しますので、ぜひ節税の参考にしてください。 1)ふるさと納税…

経営者も不動産で将来のために資産運用・資産形成できます

最近、一般的になっている不動産投資。これからの高齢化社会には自分で今から責任をもって資産形成をしなくてはならない時代になりました。 資産として運用ができることは不動産の大きな特長です。不動産運用には、大きく「売却」と「家賃収入」の2つが挙げ…

確定拠出型年金制度とはどのような制度か?メリット&デメリットもあわせて解説

近年加入者数が増加傾向にある確定拠出年金制度ですが、加入者が増加している背景にあるのは制度上の大きなメリットです。また、筆者がこの記事を作成している間にも確定拠出年金制度の改正法案が衆議院本会議で可決され、多くの方の老後の資産形成方法とし…

確定申告における役員とフリーランスの違い

所得税を納めるために、確定申告が必要になってくる人がいます。役員と個人事業主(フリーランス)とでは、確定申告に何か違いがあるのでしょうか? サラリーマンで年収が2,000万円を超える人や、同族会社の役員やその親族で、給与のほかに店舗・工場などの…

次の年度末に苦労しないために、個人事業主はどのように領収書を保管しておけば良いのか

3月の確定申告をされた皆さま、たいへんお疲れさまでした。確定申告を乗り切るのは、年にたった一度のこととはいえ、あまり気分が高揚する作業ではないですよね。 「やっと確定申告が終わった!これで来年まで考えなくて済む!」となってもよいのですが、こ…

確定申告が間に合わなかったときどうする? 期限後のリスクまとめ

確定申告もいよいよ終わりに近づいてまいりました。期限内に間に合わせるように申告の準備を進めている方も多いと思いますが、もし間に合わなかった場合どうなるのでしょうか。今回は、確定申告が間に合わなかった場合の対応をまとめていきます。 遅れた場合…

確定申告時に用いる添付書類台紙についてわかりやすく解説

確定申告では確定申告書のほか、様々な控除などを証明するため書類を添付する必要があります。今回は、確定申告時に用いる添付書類台紙について紹介します。 代表的な添付書類 確定申告の時に添付すべき代表的な書類としては、源泉徴収票や、生命保険や地震…

診断書の文書料は医療費控除の対象になるのか? | 確定申告の基礎知識

病院で手術をした場合、保険の申告や会社への報告のために診断書などを医師に書いてもらうことがあるかと思います。そういったとき、文書料としていくらか料金が取られることがあるかと思いますが、この料金に関しては医療費控除の適用対象となるのでしょう…

「フリマアプリ」利用で確定申告は必要か? | 確定申告の基礎知識

不要品を処分することができるスマホアプリの利用者が増えています。スマホアプリを利用することで所得を得ることになりますが、これは確定申告が必要なのでしょうか。今回は、フリマアプリを利用した場合に確定申告が必要かどうか紹介していきます。 原則的…

確定申告の前半戦が終了、知っておくと少し得するトピックを紹介

2016年の確定申告も、半分が経過しました。2月のうちに確定申告を済ませている人も多いと思いますが、3月に入ってやっと確定申告にとりかかるという方も少なくはないでしょう。今回は、確定申告で少し得するかもしれないトピックを紹介していきます。 確定申…

通院のタクシー代は医療費控除の対象になるのか? | 確定申告の基礎知識

確定申告の中でも利用することが多いと言われている医療費控除。医療費控除の対象となる医療費は意外に細かく定義されていて、しっかりと理解されている方が少ないです。そこで今回は医療費控除の対象になる意外なものを含めて、医療費控除の対象となる医療…

FXや株の取引で得た所得に関する確定申告についてわかりやすく解説

確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までに得たすべての所得について、自ら計算を行い、税務署に申告し、税金を納付することをいいます。FXや株の取引で得た所得に対しても適用されます。今回は、FXや株取引における確定申告について説明します。 所得税の…

【初心者向け】来年に向けて今から準備! フリーランスのための確定申告事始め

今年も確定申告の時期がやってきました。フリーランスにとっては1年で一番忙しい時期なのかもしれません。特に普段から帳簿を付けていない人にとっては、この時期に一気に帳簿をまとめなくてはならず、大変面倒なことになってしまうかも……。 今年(昨年度)…

生命保険の保険金を受け取った場合の医療費控除 | 確定申告の基礎知識

確定申告のときに、適用される方が多い医療費控除ですが、大きな病気や怪我の場合、生命保険などの保険金を受取って医療費に充当したということもあるかと思います。そのような場合、医療費控除はどのようになるのでしょうか。今回は生命保険の保険金を受け…

個人事業主の確定申告、選ぶなら断然「青色申告」な3つの理由

「青色申告」という制度をご存知でしょうか? 青色申告制度では、所得税の申告、納付にあたって、税金が軽減されるさまざまな特典があります。手続きは、税務署に簡単な書類を提出するだけ。今回は個人事業主の確定申告であれば青色申告を選んだほうがよい理…

2016確定申告開始 今年の変更点・日程などは

2月16日より、2016年(2015年分)の確定申告がスタートしました。今年の確定申告はどのような変更点があり、どのような日程で行われるのでしょうか。今回は2016年の確定申告について、その日程や注意点を中心に見ていきたいと思います。 1)2016年は日程が例…

ふるさと納税はクレジットカードでも可能 | 使えるサービスと注意点

2008年から始まったふるさと納税は、様々な自治体の魅力的な商品開発や納税・確定申告の簡便化やインターネットによる情報発信が進んだことによって、一般の方にも身近な制度となりました。 対象期間は1月から12月までとなっているので、昨年ふるさと納税を…

医療費控除の領収書はコピーでも大丈夫なのか | 確定申告の基礎知識

確定申告で利用する人が多い医療費控除。医療費控除は原則として医療費が10万円を超えた場合に適用されるものですから、領収書の管理もかなり面倒なのではないでしょうか? 今回は、医療費控除に用いる病院の領収書はコピーでも大丈夫なのか説明します。 参…

確定申告書A・Bの違いはどこにある | 確定申告の基礎知識

確定申告をはじめてする人にとっては、どのような書類を使うのかを理解するだけでも結構な労力になると思います。特に最初のポイントとなるのは確定申告書Aと確定申告書Bの違いがどこにあるのかということではないでしょうか? 今回は、確定申告の基礎知識と…

白色申告でも記帳義務はある 確定申告に間に合う帳簿のつけ方

日本の所得税は、納税者が自らルールに従って所得金額と税額を計算し、納税するという「申告納税制度」を採用しています。そのため、事業所得などの所得のある方は所得金額を正しく計算し申告するために、収入金額や必要経費に関する日々の取引の状況を記帳…

確定申告の所得税にかかる控除をわかりやすく解説

1)はじめに 個人所得税の確定申告シーズンがやってきました。所得税では政策的な見地から、数多くの所得控除や税額控除の制度が設けられています。配偶者控除や医療費控除といったものは馴染みがあると思いますが、中にはあまり知らないものもあると思いま…

住宅ローン控除の必要書類とその集め方

はじめに 確定申告の時期になってきました。事業をしている方、大家をしている方などは、一定の場合については確定申告をする必要がありますので、今から書類等の整理を慌ただしくやっているところではないでしょうか。 サラリーマンは基本的には年末調整で…

マイナンバーによって確定申告はこう変わる | マイナンバーの基礎知識

2016年1月より開始されたマイナンバー制度。まだ多くの人はマイナンバーを実際に触れる機会もなく、制度自体から受ける影響も少ないのではないでしょうか? 今回は、開始されたマイナンバー制度によって確定申告がどう変わっていくのか紹介します。 1)2016…

年金にも所得税はかかる? 年金と所得税についてわかりやすく解説

毎年1月中旬ぐらいになると、年金機構や企業年金連合会などから年金の源泉徴収票が送られてきます。年金の所得税も源泉徴収されていますが、生命保険料などの各種控除がなされていません。控除の対象になる支出がある人は、確定申告をすると、所得税を節税で…

【確定申告】共働きの場合の医療費控除の上手な使い方とは

確定申告をする場合、多くの控除が適用される可能性があり、見逃さないようにチェックをしておく必要があります。特に身近なのが、医療費控除ではないでしょうか。今回は、近年のライフスタイルに合わせ、共働きの場合の医療費控除の上手な利用方法について…

来年の確定申告から医療費控除特例の対象になる「スイッチOTC医薬品」とは

確定申告の医療費控除は、毎年多くの人の関心ごとになりますが、2017年の確定申告より、特例が加わり、10万円を超えていなくても一定の条件を満たせば、所得が控除されるようになります。今回は、医療費控除の特例についてみていきましょう。 1)医療費控除…