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2020年07月09日(木)

どれがおススメ?マイナンバーカードの申請方法を全て試してみた

経営ハッカー編集部
どれがおススメ?マイナンバーカードの申請方法を全て試してみた

はじめに

突然ですが、マイナンバーカードをお持ちですか

え?まだ持っていない…?本当ですか…?

安心してください。2020年6月の時点で、マイナンバーカードの普及率は約16%に留まっています。


現時点ではまだ、持っていないほうが多数派なんです。


しかし...


2020年からはマイナポイント制度の開始や青色申告特別控除額などによりマイナンバーカードの利用シーンが増えます!

これを機に、マイナンバーカードの交付申請をしてマイナンバーカードを有効活用しましょう!

【関連記事】
知ってお得!マイナンバーカードの便利な使い方と申請方法
サービスごとにこんなに違う!マイナポイント登録サービス徹底比較

マイナンバーカードを取得するには

マイナンバーカードの交付申請方法は3つあります。

その3つとはweb申請、証明写真機での申請、郵送申請です。

この記事では全ての申請方法を試し、どの方法が最も簡単に、早く申請することができるのか徹底検証します!

まずはそれぞれの申請方法を簡単に紹介します。

 

①web申請

スマートフォン・タブレットまたはPCでの申請です。

スマートフォン・タブレットの場合は個人番号カード交付申請書のQRコードを読み取ります。PCの場合は以下のサイトにアクセスします。
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-pc/

サイト内で必要事項を記入し、顔写真を添付し送信して申請完了です。

 

②証明写真機での申請

町中の証明写真機からも申請することができます。

マイナンバーカード交付申請に対応している証明写真機(以下サイト内で確認してくださいhttps://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/)内のタッチパネルを操作し、「個人番号カード申請」を選択します。

交付申請書のQRコードを読み取り、タッチパネルで必要事項を記入し、写真機で顔写真を取り送信すると申請完了です。

 

③郵送申請

個人番号カード交付申請書を用いて、郵送で申請する方法です。

個人番号通知カードに付属する個人番号カード申請書の必要事項を手書きで埋め、顔写真を貼り付けます。

同封されている専用の封筒に入れてポストに投函すれば申請完了です。

 

①と②の方法は各世帯に郵送された個人番号カード交付申請書が必要になります。

しかし個人番号制度が始まり申請書の郵送が開始されたのは5年前の2015年。もう紛失してしまい手元に残っていない方もいるのではないでしょうか...


そんな方でも、③の方法でマイナンバーカードの申請が可能です。マイナンバーがわかる書類(マイナンバー通知カード、マイナンバー記載の住民票の写しなど)があれば、マイナンバーカード総合サイトからダウンロードした申請書で申請ができます。

申請の流れは郵送された申請書と同様です。封筒のフォーマットもサイトからダウンロードできます。

マイナンバーカードを申請してみた!

それでは、実際にそれぞれの方法で申請をしてみましょう!

 

①web申請

スマートフォンを用いて申請します。郵送された申請書に記載されているQRコードを読み取ると、専用の申請ページにアクセスできます。


QRコードから申請ページに飛ぶと、申請書IDなど基本的な情報は既に入力されています。画面の指示に従いメールアドレスや顔写真を登録すれば申請完了です!

QRコードからの申請だとかなりスムーズに申請できた印象です。所要時間は5分ほどでした。

PCから申請ページにアクセスすることもできますが、一から入力しなければならない項目が増えるのでスマートフォンからの申請がおすすめです。

 

②証明写真機での申請

マイナンバーカードの申請ができる写真機はいくつかありますが、今回は「Ki-Re-i」を利用しました。

写真機に入り、マイナンバーカード申請の項目を選択すると、申請のステップが表示されます。

案内に従い申請書をスキャンして内容を確認すると、顔写真の撮影に進みます。

撮影が終わりデータを送信すると申請完了です。

所要時間は3分ほど。思っていたよりもかなり楽に、早く申請が完了しました!


注意点として、顔写真の撮影に最低800円かかります。証明写真に使用できる写真がない方は、一度に撮影と申請を行えるため便利だと思います。

 

③郵送申請

今回は郵送された申請書を紛失してしまったことを想定し、ダウンロードした申請書で申請してみます。

ダウンロードした申請書はこちら


 

個人番号の欄は、個人番号記載の住民票の写しで確認します。市役所の窓口で、個人番号記載の写しを申請します。世帯全員記載のものにすれば全員の個人番号を確認することもできます。

住民票のこの部分に記載されています。

必要事項を埋め、顔写真を貼り付けます。

専用の封筒もダウンロードできます。

手元に封筒がある場合は住所と氏名を記入した宛名用紙を貼り付け申請用紙を入れます。

封筒フォーマットをダウンロードする場合はノリとはさみを使用し封筒を組み立て、住所と氏名を記入して申請用紙を入れます。

ポストに投函して申請完了!住民票の写しを取りに行く以外は思ったより楽に申請することができました。

所要時間は市役所での手続きもあわせて約2時間ほど。適切な顔写真がなければもう少し時間がかかるかもしれません。

結論!一番おススメの申請方法は?

まず、簡単に3つの申請方法を比較してみましょう。

申請方法 所要時間 必要書類 手続きの難易度
web 5分 申請書 簡単
証明写真機 3分 申請書、撮影代 簡単
郵送 2~3時間 申請書
マイナンバー確認書類
やや煩雑

 

結論としては、証明写真機での申請がおススメです!

申請までの流れがスムーズで、申請に必要な証明写真の撮影もワンストップで行うことができます。

webでの申請も簡単にできますが、身分証明書に使用できる写真がない場合は別途撮影する必要があります。

マイナンバーカードの受け取り

申請が完了すると、おおむね1か月程度で市区町村から交付通知書が届きます。

交付通知書が届いたら、市区彫塑役場に以下のものを持参し手続きをすればマイナンバーカードを受け取ることができます。

持参するもの

  • 交付通知書
  • 通知カード
    郵送された個人番号通知カードです。紛失した場合は持参する必要はありません。
  • 本人確認書類
    パスポート、運転免許証、運転経歴証明書、住基カードなどです。詳しくはこちらでご確認ください
  • 住基カード(持っている人のみ)

※現在、東京都など一部地域の自治体では交付が事前予約制になっていたり、交付日時がしていされている場合があります。お住まいの自治体のホームページなどでよく確認してから受け取りに行きましょう。

申請から交付までは約1か月~1か月半程度かかります。

必要な時期が決まている場合は、ゆとりをもって1か月半前には申請できるようにしましょう!

まとめ

  • マイナンバーカードの申請はお早めに
  • 通知カード、申請書を失くしても申請はできる
  • おススメの申請方法は証明写真機での申請
  • 申請から交付までは最低1か月かかる

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