2019年07月12日(金)2ブックマーク

slackやTeamsよりも使いやすい? 話題のコミュニケーションツール「U」でビジネスはどう変わる?

経営ハッカー編集部
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チャットなら嚆矢的存在のSlack、マイクロソフトのTeamsなどがよく知られているように、ビジネスコミュニケーションツールが花盛り。情報の共有や意思決定の迅速化など、ビジネスにおいて欠かせない存在になっています。

一方、日本でのツールの普及は欧米に比べて遅れており、チャットを導入している企業はアメリカが67.4%、イギリスが55.9%に対し、日本は23.7%。テレビ会議・ビデオ会議の導入はアメリカが65.1%、イギリスが58.8%、日本が32.6%*1となっています。さらに日本で積極的に利用している人は、チャットは6.9%、テレビ会議・ビデオ会議は11.1%*2に留まっています。働き方改革で労働時間の見直しや在宅勤務が推進される中、コミュニケーションツールの普及と適切な活用は課題と言えるでしょう。

そうした中、注目を集めているのがサイバーリンク社の「U」。ビジネスチャット、Web会議、オンラインセミナーからなるコミュニケーションサービスです。サイバーリンク株式会社は、1996 年設立の台湾外資企業で、マルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダー的存在。映像再現性など高い技術を生かしながら開発した「U」は、これまでにない使い勝手の良さが評価され、サービスを導入する企業がじわじわ拡大しています。
話題の「U」と特長と優位性について、サイバーリンク株式会社代表取締役社長のヒルダ・ペン氏に聞きました。

 

*1総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究・ビジネスICTツールの導入状況(国際比較)」(2018年)
*2総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究・ビジネスICTツールの利用状況(国際比較)」(2018年)

目次

    映像ソフトウェアを主とする会社がコミュニケーションツールを手がけた理由とは?

    ―まず、映像ソフトウェアを主力とする御社がビジネスコミュニケーションツールを開発した経緯についてお聞かせください。

    当社は、台湾の本社、日本、アメリカ、ヨーロッパなど世界中に拠点があるグローバル企業です。そのため、拠点同士でスムーズに仕事を進められるツールの必要性はかなり以前から痛感していました。特に、10年ほど前のリーマンショック以降は経費削減などの影響で、台湾本社との行き来が減少。それを機に、TV会議やWeb会議などさまざまなサービスを頻繁に使い始めたのですが、どの製品もひとことで言うと「使いにくい」。音声や映像がなかなか出なかったり、途中で切れてしまったり。そこで、「自分たちで作ってしまおう」と開発に乗り出しました。

    ―自社の必要性から生まれた製品とのこと。これは、他社とは異なる点ですね。

    そうですね。Web会議で言うとうちは映像の会社なので、映っている絵がきれいじゃないと皆機嫌が悪くなってしまう(笑)。DVD再生ソフトや映像編集ソフトで培った技術を生かし、画質や音声のグレードを追求しました。ビジネスチャットもさまざまなツールを使用する中で、「この方が使いやすい」「これは不要」など社員の意見をフィートバックし、改良していくうちに、本社の方針で商品化が決まりました。

    なので、開発の当初からコンセプトは、一貫してユーザー目線のシンブルな製品。そこが多機能・高機能を追求する他社の製品との大きな違いです。2017年に製品が完成し、その年の8月にビジネスチャットの「Uメッセンジャー」、Web会議の「Uミーティング」、オンラインセミナーの「Uセミナー」をリリースしました。

    ITリテラシーが高くない人も試しやすく、使いやすいという思想
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