BlueMeme松岡真功社長に聞く~ローコードとアジャイル、そして教育で日本のシステム開発を変革する
ローコードとアジャイルで日本のシステム開発の問題を解決
-事業内容を簡単にご説明いただけますか。
BlueMemeは、「日本企業の国際的な競争力を向上する」ことをミッションに掲げ、ローコード技術を活用した独自のアジャイル開発手法により、企業のシステム開発における内製化を支援しています。
ソフトウェアも提供しますが、内製化支援のためのサービス提供が主体です。お客様の人材の教育やコンサルティングもしますし、案件によって完全な受託から入ることもあれば、当社の人材がお客様と一緒にチームに加わって開発するケースもあります。
これまで日本企業の多くは、システム開発をSIer、コンサルタント、ベンダー等の他社に外注し、莫大な予算と時間をかけてきました。従来のウォーターフォール型のシステム開発では、イメージの相違や要件の追加等により、開発したものが業務に適合せず、何度も開発のやり直しが発生してしまいます。さらには、この問題を解決するために要件定義に時間をかけてしまうとなかなか開発も進みません。手戻りが発生すると多くのコストがかかるし、大量のIT人材を必要とするためIT人材不足が加速するなど、今日の急速に変化する社会環境に対応できていないことが問題となっています。
そこでわれわれは、ローコードツールを活用し、独自の方法論をもとに、短期間かつ少人数でシステム開発を行うアジャイル開発手法をとることで、エンジニアの生産性を上げ、多くの大規模開発を実現させています。そして、最終的にはシステム開発をお客様自身で内製化できるようになることを目指しています。
-最近はノーコードやローコード開発が話題になりますが、どう違うのでしょうか?
ノーコードとローコードでは、活用する人が異なっていると理解すれば良いでしょう。ノーコードは非エンジニアを対象にしたツールである一方で、ローコードはエンジニア向けのツールです。
イメージとしては、画像編集の際、スマートフォンの画像編集アプリを使えば、特別な知識や経験を持っていなくても感覚的に画像加工ができてしまいますよね。このように、スマートフォン等の基本的な操作知識さえあれば、使いこなせてしまうのがノーコードツールの特徴です。
一方で、AdobeのIllustratorやPhotoshopは、一定の操作知識や経験があって初めて使いこなすことができる、中級上級者向けの専門的なツールと言えます。こちらがローコードツールのイメージに近いです。ローコードツールを使いこなすためには、基本的なプログラミング知識が必須となります。逆に言えば、プログラミングの基本的な知識さえ持っていれば、専門的なエンジニアのスキルがなくても、システム構築ができてしまうのが利点です。
またシステム開発の歴史を辿ると、クラウドやローコード技術の進化にともない、かつての専門領域は縮小し、内製化が可能な領域が拡大していっていると考えられます。
-アジャイル開発について独自のお考えをお持ちだそうですが、どのようなものでしょうか?
アジャイル開発は、部品レベルから何度も作ってはテストするという小さなサイクルを繰り返し、それにより製品の品質を高めていきます。ところが大規模でアジャイルをするには、いくつかの問題があります。
まずは日本の産業構造。日本のIT業界は多重下請構造になっており、大量の業者が存在します。開発フェーズごとに別の会社に発注するのでは、どこに問題があるのかが分からなくなるだけでなく、そもそも上流工程に戻ることができないため、本来の意味でのアジャイル開発はできません。そこでわれわれは、上流工程を含むすべての工程を少人数のワンチームで構成し、ワンストップの開発体制を敷いています。
さらに、国内でアジャイル開発の多くが失敗する原因として、管理の難しさがあります。要件を定義しているときは全体像がわからない場合が多く、開発した一つ一つの部品がテストで合格していたとしても、全体としての整合性が合わないため、大規模な開発ができない問題が発生しています。
これは国内において、既存システム全体を管理する役割であるCIOの設置率が低いことも関係しています。企業をシステムとして捉え、企業が扱うあらゆる情報やプロセスを体系化した企業地図が必要です。われわれはそれをビジネスアーキテクチャと呼んでいますが、ビジネスアーキテクチャを構築し、企業全体の構造と活動の見える化が必要なのです。その人材をわれわれはビジネスアーキテクトと呼び、次代を担う上流工程の人材として採用および育成に取り組んでいます。
アジャイル開発はスピードを上げて回していくため、ローコードとは相性がいいのですが、データ構造を分析せずに開発に着手すると失敗します。業務分析や要件定義などの上流工程を定義して、ローコードとアジャイルで開発する。このような考えから、われわれはこれまで培ってきたノウハウをもとに、「AGILE-DX」という独自の開発方法論を確立するに至ったのです。
今のビジネスにつながる、「内製」の価値に目覚めたきっかけ
-もともとどのような問題意識からシステム開発の内製化の構想を始められたのでしょうか?
前職のネット証券会社時代、まだスマートフォンが登場する前の話ですが、携帯電話の株取引アプリを開発したことがあります。当初は慣例通りに開発を外注する予定でしたが、私もエンジニアだったのと、よく知る自社のことでしたので、これなら莫大なコストを掛けて外注しなくても自分ひとりで短期間に作れるのではないかと考えました。競合他社に先駆けてサービスを作っていくためには、やはりスピードが命。そこで思い切って志願して挑戦してみたのです。これが意外にうまく行き、結果的に、短期間かつ外にノウハウが漏れることなくアプリ開発を成功させることができました。
この時に多くの他のシステム開発案件も同じような手法を取れないかと考え始めたのが、内製化を構想し始めたきっかけです。ビジネスを理解した内部の人間が作れば、短期間で業務にフィットしたものを作ることができるという今の当社のテーマの原体験と言えます。
本来、頭を使うべきは、システム自体の作りこみではなくて、そのシステムを使ってどのように事業の価値を生み出していくかであり、それができるのは紛れもなく主体者であるお客様企業です。なぜなら、企業のビジネスモデルや運営の実態を最も理解しているのはお客様であるからです。そうであるにもかかわらず、システムを作ること自体に無駄に労力を費やしている。さらに踏み込んで言えば、日本企業の多くが「価値を生み出していくのは経営やプロジェクトマネージャ側であり、それを形作るのはエンジニア」という誤った棲み分けを行い、開発を外部に依存しきっていることこそが、システム開発がうまくいかない根本的な問題だと考えています。
-ローコードに着目した経緯について教えてください。
システム開発の内製化を進めることを考えたときに、スタートラインとして、「どうやったら一人でシステムを作ることができるか」を追求しました。その先に、システム開発プロセスを自動化できるローコードに行きついたのです。開発プロセスが自動化できれば、従来の手法と比べて、大幅に開発コストや期間を圧縮することができます。
このような発想でプロダクトを構想していったわけですが、初めから自社製品を創出し、かつ、本質的な問題解決に向けた新しい方法論やノウハウを生み出して行くのは、あまりにも時間がかかってしまう。そこで、すでに世の中にあるローコードツールから最適なものを選ぼうという結論に至ったのです。
-ローコードの開発ツールはどのように見つけていったのでしょうか?
ネットサーフィンです。世界中を探せば、われわれが考えているものと同じような製品がきっとあるに違いないと思い、200種類以上のローコード基盤を比較検討しました。その中から選んだのが「OutSystems(アウトシステムズ)」です。このツールは、ポルトガルで開発された当時まったく無名のソフトウェアでした。
東の端日本と西の端ポルトガルという真逆の地理関係にもかかわらず、設計思想や機能、操作性、はたまたオフィスのカラーリングに至るまでがわれわれの考えと一致していました。まさに、不思議な運命の出会いのような感覚でしたね。こうしてわれわれがOutSystemsを日本に初めて持ち込むことになり、今日まで一緒に日本での普及活動をしてきました。
-OutSystemsについて、もう少し詳しく教えてください。
わかりやすくお伝えすると、まずマニュアル無しでも使えるツールである点が魅力です。直観的に理解できない機能は実装しない等、コンセプトが10年前から変わることがなく、それが完成度の高さとして現れています。
また、人間が作ったプログラムにはどうしてもヒューマンエラーが起こりますが、OutSystemsは自動で間違いに気付いてくれるため、そのようなエラーが発生しません。そして自動生成されたアプリケーションは、運用においても自動化を図ってくれます。小規模なシステムから大規模なシステムまで対応ができ、その品質の高さはお客様から大変評価されています。
また、学びやすさの点でもとても優れています。当社は、OutSystems認定資格を取得できるトレーニングとともに、アジャイルトレーニングを組み合わせた教育プログラムによって、短期間で即戦力のローコードエンジニア人材を育てています。
従来のスクラッチ開発による受託開発では、様々な要素技術を基礎から学ぶ必要があり、かつ、それらのノウハウが学べるように体系化されたころには、すでに技術が陳腐化していることも少なからずありました。
しかし、当社の教育プログラムでは、一般的に5年程必要な学習期間を3~6ヶ月にまで短縮し、ゼロから一人で開発ができる人材にまで育てあげることができます。もとは社内のエンジニア育成用に作ったものを、お客様にも提供しているわけですが、これが先述の業界構造問題に切り込むために有効な解決策となっているわけです。
こうしたプログラミング作業を自動化するローコードツールの導入を推し進めながら、まだまだ日本市場では確立されていないアジャイル開発に取り組んできました。ローコードを用いて、効率的かつスピーディーに大規模開発を実現させるべく、多くの失敗も重ねながら、10年かけて積み上げてきたノウハウを独自の方法論としてまとめたものが「AGILE-DX」なのです。
システム開発市場とBlueMemeのポジショニング
-御社のアプローチする市場やその市場環境について教えてください。
現状、システムのスクラッチ開発市場は、約9兆円であり、その中でもローコード開発市場は、約3,300億円。ローコード開発市場単体でみても、2023年までには4,500億円と、年平均16.3%成長すると予測されています。(注)
市場環境について海外と比較すると日本は特殊です。SIerによるテーラーメイドでのシステム開発ニーズが、海外は2割程度であるのに対し、国内では8割とされています。昔はこれらの需要に対して、各システム会社のエンジニア人材をシェアリングすれば事足りたのですが、昨今のコロナ禍の影響もあり、ビジネスのデジタル化は加速しています。
次第に、ITを強化してお金を稼がなければならないというマインドが企業に形成され、いち早くサービスを設計、開発、リリースしたいというニーズが急増し、外注だけでは間に合わない状況に変わってきました。
これが表面化しているのが世の中を騒がせている「エンジニア不足」なのです。実はこの問題の本質は、エンジニア人材が足りないというよりも、劇的に高まってきたDXの流れの中で、これまでの日本のシステム開発手法や開発体制では、立ち行かなくなってきていることなのです。
(注)経済産業省;特定サービス産業動態統計調査(2021年2月分確報。情報サービス業)及び、2020年4月27日デロイトトーマツミック経済研究所発表『DX実現に向けたローコードプラットフォームソリューション市場の現状と展望2020年度版』ハイライトより当社作成。2021年時点数値は2020年数値に対する年平均成長率予想からの当社概算。
-激変するシステム開発市場における御社の立ち位置について教えてください。
われわれは、先述のローコードツールOutSystemsによる開発自動化ソリューションを提供しつつシステム開発を受託しながらも、お客様も交えた少人数のアジャイル開発プロジェクトを形成し、開発を進めます。初めはプロジェクトチームとして活動しながら、最終的には、保守業務はもちろんのこと、設計・要件定義のフローすらもお客様に移譲していきます。ここが当社の独自性と言えるでしょう。
このように当社は、短期開発(ローコード開発)×少人数による開発(アジャイル手法)という2つの側面をかけ合わせ、成長していくローコード及びシステム受託開発市場におけるポジションをとっています。
IPOと、今後の成長に向けた取り組み~デジタルレイバーとビジネスアーキテクトの時代を見据えて
-IPOの狙いと、どんなハードルがあったのかについて教えてください。
IPOは創業当初から考えていました。主な狙いは、認知度の向上と人材獲得の二点です。IPO準備に入ったときに特に難しかったのは、審査ステージでの、幹事証券会社や東証に向けたビジネスモデルの説明でした。
「類似企業はどこですか?」という質問をいただいたわけですが、当社としては他社と類似していることはしていないつもりだったので、説明に大変苦労しましたね。
結局、国内では探しても類似企業がないため、外国の某社を例に出し、そこと似たことをやりつつその事業内容を凝縮している会社ですと説明をし、何とか理解してもらえました。
-今後の展望について教えてください。
日本企業がシステム開発を内製化していく先には、デジタルレイバー時代が到来すると予測しています。つまり、AIや自動化技術の発展によって、システム開発にあたっては24時間働いてくれるデジタルレイバー(仮想知的労働者:業務を自動化するソフトウェアロボット一般を指す)が担っていく時代になるということです。
こうして業務が機械化していく中で、人間が担うべき役割として最後に残るのが、ビジネスを創造する仕事です。だからこそ、これから当社が創り上げていく世界においては、ITもわかりビジネスもわかる「ビジネスアーキテクト」の能力を持つ人材の育成力が、今後の成長ドライバーとなっていくと考えています。
今は受託開発サービスがメインなため、はた目にはSIerと同じことをしているように見えるかもしれません。しかしながら、われわれはコンサルティングや教育を施しながら、段階的にシステムをお客様に移譲していく。いずれシステムを民主化し、事業会社がITを牽引するようにならないといけない。それが日本企業にとって、国際的な競争力を上げていくことになると考えるからです。
すべてのお客様が完全に内製化するにはまだまだ相当の時間がかかりますが、内製化に向かうことでわれわれの収益構造も変化します。より付加価値の高い、デジタルサービスとコンサルティングを提供するモデルに徐々にシフトしていきます。つまりデジタルレイバーとビジネスアーキテクトの世界です。デジタルレイバーサービスについては2022年度より計画が始まり、ビジネスアーキテクトについては引き続き採用と育成に力を入れていきます。
-そのようなビジョンを見据えた上での、直近のトピックについて教えてください。
まず、三井情報株式会社とのローコード事業における資本業務提携があります。同社は、三井物産グループ内の中核IT企業であり、内製化の流れを重要視している会社になります。案件拡大とともにグループ内のDX化に向けた人材育成に共に取り組んでいきます。
次に、投資事業を行う子会社「BlueMeme Partners」を設立しました。今後の国際社会へのプレゼンスを発揮していくであろう日本のスタートアップ企業に対し、資本と共に、当社の持つ効率的なシステム開発のノウハウを提供していきます。投資対象はユニークでして、よくある先端的なテクノロジーをもっているスタートアップではなく、面白いビジネスモデルを展開している企業です。これは有望なビジネスモデルに、われわれのシステム開発ノウハウを提供し、成長を加速させようというのが狙いです。
さらに、ローコード開発におけるテストの自動化を図るプラットフォームを提供する米mabl社とのパートナーシップの締結や、米Creatio社との日本企業向けのノーコード基盤の共同開発などの取り組みを進めています。
ノーコード基盤については、よりエンドユーザーライクな基盤としてOutSystemsと切り分けて提供していきます。技術的にはOutSystemsと遜色ない基盤でありながら、非IT人材を対象とし、当社独自の開発方法論「AGILE-DX」に準拠した「AGILE-DX Platform」としてご提供する予定です。
変化を楽しみ、自ら意思決定をする組織を目指す
-組織の特徴、企業文化について教えてください。
社名のBlueMemeは、「光り輝く」という語源を持つ「blue(ブルー)」と、文化を形成する情報を伝える意伝子を意味する「meme(ミーム)」という二つの単語から構成されています。これは、「新たな価値を創造し、常識を変え、文化を進化させる」存在であり続けたいという想いが込められています。
新たな価値を生み出していくためには、常に変化が必要です。だからこそわれわれは、変化することが楽しいと思う価値観を大切にしてきました。なので、誰もやっていないことをやってみたいという人材にはチャンスを与えよう、というのが当社の企業文化の特徴になります。
-IT人材の育成についてどのようにお考えでしょうか。
元を辿れば、私は小学生のころからプログラミングにチャレンジしていました。理由はシンプルで、当時はゲームをしたくてファミコン(ファミリーコンピュータ。任天堂より1983年に発売された家庭用ゲーム機)が欲しかったのですが買ってもらえず、代わりに父が買ってきたのはPCでした。そこからプログラミングの雑誌を参照しつつ見様見真似でトライ・アンド・エラーを繰り返していると、中学校になったとき急にプログラムが読めるようになったのです。
ポイントは、プログラミングを誰かに教わらなくとも、大量にインプット・アウトプットを繰り返すうちに、突然読めるようになったことです。これはまるで、人が言葉を話せるようになるまでの過程と似ているなと思いました。これを私は、知識のインフレーションと呼んでいます。まずは失敗と成功を繰り返しつつも、自分でやってみて人間の本来の学習能力を引き出すこと。それが、何かを作るときの汎用的なスキル獲得の手法であることに気づきました。
この体験から、専門的なエンジニアのスキルがなくてもまずは作らせることで、エンジニア人材を企業内部でも育成することができ、再現性も持たせることができるのではないかと考えるようになったのです。
-企業文化を実践していくための教育プログラムについて教えてください。
新人教育として行うプログラムの一つ「マシュマロチャレンジ」が、変化を楽しみ新しいことに挑戦するわれわれの企業文化を良く表していると思います。マシュマロチャレンジとは、乾燥パスタとテープと紐を使って、マシュマロを制限時間内にできるだけ高い位置に積み上げるゲームです。
失敗しない仮説を立てることに時間をかけて実行回数が少ないチームは、マシュマロを決して高く積めません。一方で、まずはやってみようと、とにかくトライ・アンド・エラーを繰り返すチームは結果的に塔を高く組み上げることができる。これを体感していくなかで、「やってみることが重要」というマインドセットを構築するトレーニングを行っています。
このようなワークショップが含まれるトレーニングをお客様にも実施しており、3日間程度のプログラムにして提供しています。次第に失敗して学ぶマインドセットが形成されていき、エンジニアとはかけ離れた仕事をしていてITを毛嫌いしていた方でも、プログラムの最後には、自身の業務を自動化するために業務時間外でも残って開発したいという姿勢に変化していくのです。
-まさに、非エンジニアでも活躍できる文化創出を実践されているわけですね。
はい、このようなトレーニングも含めて、先述のようにローコードエンジニアとして独り立ちするまで、一般的には5年程必要だった学習期間を3~6ヶ月にまで短縮し、ゼロから一人で開発ができる人材にまで育てています。
結局、いくらローコードとアジャイルといっても、ツールの使い方や手法を学ぶだけでは十分ではありません。最終的に生産性を左右するのは、開発者のマインドセットだからです。われわれが教育を重要視する理由はそこにあります。要件を決めるところから、自ら意思決定をする文化が必要なのです。
当社では、文系理系に関わらず多様な背景を持つシステム開発未経験の若手を常時多数採用し、ローコードエンジニアおよびビジネスアーキテクトとして育成しています。結果的にダイバーシティやインクルージョンにも成功していると感じます。もともと音楽家の人間もいますし、ビジネスの価値を創造する肝になるビジネスアーキテクトの多くは女性です。彼ら、彼女らにBlueMemeの企業文化を伝えていこうと日々育成に取り組んでいます。
これからも社内外を問わず、今までの常識を覆し、新しい発想で価値を生み出していくことを楽しめるような、あるいはともに楽しみながらシステム開発の在り方を変え、内製化文化を世に広めることで、日本企業の国際的競争力の向上に貢献するBlueMemeであり続けたいと思います。
<プロフィール>
松岡 真功(まつおか・まさのり)
1998年4月 株式会社システム・クリニック 入社
2000年8月 日本オンライン証券株式会社(現
auカブコム証券株式会社) 入社
2001年5月 SAPジャパン株式会社 入社
2004年8月 ネットコンシャス株式会社
2006年6月 サン・マイクロシステムズ株式会社(現
日本オラクル株式会社) 入社
2009年8月 株式会社インテック・アイティ・キャピタル(現
株式会社SXキャピタル) 入社
2009年8月 当社へ出向
2010年5月 当社 入社 代表取締役社長 最高経営責任者(現任)
2017年12月 株式会社OPENMODELS 代表取締役社長(現任)
2022年4月 株式会社BlueMeme Partners 取締役(現任)
株式会社BlueMeme(BlueMeme Inc.)
https://www.bluememe.jp/
事業内容:ローコードとアジャイルを中心としたDX事業
・ビジネスアーキテクチャ・コンサルティング
・大規模アジャイル開発プロジェクトマネジメント
・ローコードを中心としたシステム受託開発
・ローコードエンジニアの育成及び教育
・ソフトウェア製品の販売及びサポート
本社所在地:東京本社
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-20 錦町トラッドスクエア10F
設立:2006年12月
資本金:962,195,254円(2022年3月31日時点)