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2014年11月04日(火)

年末調整で学資保険を生命保険料として控除する方法と注意点のまとめ

経営ハッカー編集部
年末調整で学資保険を生命保険料として控除する方法と注意点のまとめ

学資保険の保険料は、生命保険料として控除の申告ができる

学資保険 毎年年末になると、年末調整の申告をする時期となります。年末調整で、一年間に給料から天引きされた所得税の還付を、楽しみにしている方も多いことでしょう。年末調整では個々の家族の生活を考慮して、所得税の控除を申請することができます。

年末調整の控除の対象となる保険料には、学資保険も含まれるってご存知ですか。年末調整の保険料控除と言えば、生命保険の控除をすぐに思い浮かべるかもしれませんが、学資保険も控除の対象となっているのです。ここでは、年末調整で申告できる学資保険の保険料について、控除を申告する方法と注意点についてまとめてみました。

[目次] ■1)学資保険も年末調整の控除の対象なの? ■2)学資保険の保険料を申告する方法 ■3)学資保険の申告が年末調整に間に合わなかったら

■1)学資保険も年末調整の控除の対象なの?

年末調整とは、会社に勤務していて給料を受け取っている人が、毎月の給料から天引きされている所得税を、年末に清算する手続きのことです。年末になると所得税額が決まり、所得税を払いすぎていると還付金が戻ってきますし、所得税が足りなければさらに天引きされることになります。年末調整においては、各家族の事情を考慮して、生命保険料が所得税控除の対象となっています。

年末調整で対象となる生命保険には、学資保険の保険料も含まれています。 学資保険とは、被保険者が死亡あるいは高度障害になった時に、子供の学資を保障する生命保険のことです。学資保険という名前を聞くと、生命保険という印象はないかもしれませんが、年末調整では生命保険として控除の対象となっているのです。

学資保険の保険料を年末調整で申告するためには、保険会社から送られてくる保険料控除証明のハガキを保管しておく必要があります。学資保険とは別に生命保険にも加入している場合には、両方が保険料となり、年末調整の控除の対象となるのです。保険料の未納がある場合には、控除の対象となりませんから、滞納している保険料は必ず納めるようにしましょう。

■2)学資保険の保険料を申告する方法

年末調整で保険料を申告するために、「平成〇〇年分 給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」の書類に記入する必要があります。

年末調整で控除の対象となる保険料は大きく分けて、生命保険料控除、地震保険料控除、社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除の4つになります。学資保険の保険料は、このうち生命保険控除に分類されています。

学資保険料や生命保険料は、所得税で最大5万円までが控除の対象となります。学資保険を生命保険料控除として申告するためには、保険料を納めたことを証明するハガキが必要となります。学資保険の保険料を証明するハガキは、学資保険に加入している保険会社から送付されてきますから、必ず大切に保険しておきましょう。万が一紛失してしまった場合には、保険会社に連絡すると再発行してもらうことができます。

学資保険が生命保険料として控除されるためには、毎月の保険料はきちんと納付しておく必要があります。生命保険料控除の対象となるのは、1月1日から12月31日までに納付した保険料ですから、滞納金があるならば年内に納付するようにしましょう。学資保険が生命保険であるとは気がつかずに、申告できていない人が意外と多いようですから、忘れないように必ず申告するようにしましょう。

■3)学資保険の申告が年末調整に間に合わなかったら

一般的に、会社員は会社で年末調整を受けますから、必要な書類と学資保険などの保険料控除の証明書を提出すれば、保険料控除の申告が完了します。とはいえ時には、学資保険の申告が年末調整までに間に合わなかったり、年末調整が終わってから学資保険も控除の対象だと気づいたりすることがあります。

学資保険の申告が年末調整に間に合わなかった場合には、確定申告をするようにしましょう。自分で確定申告をするのは少し面倒ですが、2月中旬から3月中旬にかけて、確定申告の書類に保険料控除の証明を添えて提出することができます。面倒だからとあきらめてしまわずに、確定申告をきちんとすることで、所得税の還付金を受け取ることができるのです。

■学資保険の生命保険料控除のまとめ

年末調整では、学資保険も生命保険料控除の対象として申告することができます。学資保険が生命保険であることや、年末調整の対象となると知らない方も多いですから、忘れずに申告するようにしましょう。

年末調整できちんと申告すれば、毎月の給与から天引きされている所得税の還付金を受けることができ、個々の事情を考慮してもらうことができます。生命保険料は最大5万円までが控除の対象となっており、生命保険と合わせて保険料証明のハガキを添付することができます。学資保険の申告で、少しでも還付金が増えるかも知れませんね。

人事労務freee

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