消費税が引き上げられると郵便料金はどうなる? | 消費税の基礎知識
2017年4月に消費税が8パーセントから10パーセントに増税されることが予定されています。現状あまり影響が及ばないことではありますが、早めに知識を得ておくことで、増税後の処理にも困らずに済むでしょう。今回は、消費税引き上げ時の郵便料金について説明します。
2024年度最新の郵便料金情報はこちらの記事を参照してください
郵便料金は税込?税抜?
郵便料金は税込価格なのか、それとも税抜価格なのかによって対応が変わってきそうですが、郵便料金は税込なのでしょうか、それとも税抜なのでしょうか。
郵便料金は全て税込の価格となっているそうです。(国際郵便の場合は、税抜の価格となっています)ですから、増税にともなって郵便料金も税込で価格の変動があるということになります。
郵便料金はどう変わる?
消費税が8パーセントへと引き上げられたとき、はがきの値段は税込み50円から108/105した価格が上乗せされ、52円となりました。これにならうと今回も郵便料金が値上げされる可能性が高いとされています。
増税前ははがきの料金は52円となっていました。郵便料金は税込みとなっていますから、これを110/108の価格が増税後はかかることになるかもしれません。はがきの場合、52円だったものが53円へと変わることになります。
一気に値上げする可能性も
8パーセントへ引き上げた時、切手が新たに発行されたことはご存じでしょうか。それまでの50円切手に2円増額して送付するための2円切手や52円切手などが新たに発行されることになりました。
10パーセントへ増税した場合、さらに中途半端な数字の切手が増えてしまうため、今後の増税も見越して一気にはがきの郵便料金が60円に値上げされる可能性もあるそうです。
まとめ
消費増税によって郵便料金が引き上げされる可能性は高いですが決まっているわけではありません。しかし、料金の改定を知っていないと返送されてしまう場合や、支払いの手続きが面倒になってしまう場合があります。しっかりと増税後の郵便料金については知っておく人用があるでしょう。