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2018年07月13日(金)

フリーランスを苦しめる、こんなクライアントは嫌だ!

経営ハッカー編集部
フリーランスを苦しめる、こんなクライアントは嫌だ!

こんにちは。アラフォー子育て中で、WEB企画やマーケティングの仕事をしている石原ゆりこです。

フリーランスは収入を安定させるために、「仕事がほしいから…」とつい依頼された仕事を全部引き受けようとします。しかし、クライアントは選ばないと大変なことになります。

私が経験した「危険なクライアントあるある」をご紹介します。

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1.担当者の態度が悪い、フリーランスへのリスペクトがない 

ひとことで言うと態度が悪い!性格が悪い!(あ、言っちゃいました)。仮に仕事内容に問題がなかったとしても、相手次第では大きなストレスになるので場合によってはお断りする勇気も必要です。

私が経験したのは、

「旦那さんがいるから、生活には困らないでしょう?」

という理由で値段交渉をしてくるクライアントがいました。

担当者とケンカしてもいいことはありませんので、私の場合は笑いながら「そんなことないですよ~」とさらっとかわして聞かなかったことにしました。そもそも、生活に困らないかどうかと、仕事の単価を下げろというのは全く関係のないことですが、そこを理詰めで説明するのは時間と労力のムダです。

仕事を発注する側が強気なのは致し方ないとしても、女性だから・フリーランスだからと見下した態度をあからさまに見せる人は要注意です。

 

 2.依頼内容が不明確

なんとなくぼんやりとして曖昧な依頼ほど困ることはありません。発注側が依頼したい内容を社内で整理していない状態で外注先に投げてくる場合、基本的にはやめておいたほうが無難です。なぜなら、行く行くトラブルになるいわゆる「炎上案件」の可能性があります。

トラブルどころか、既にトラブルを抱えている場合もありまして、依頼が何度も変更になり、振り回されるだけ振り回されて料金に見合わない労働力と精神的ストレスに悩まされる仕事かもしれません。

私は、ぼんやりした依頼がきた場合、「その仕事をどうしてもやりたいかどうか」で判断しています。トラブル覚悟でも前からやってみたい仕事で切り開いていく「チャンス」と思えば、前向きに検討します。

が、どう考えてもメリットがないぼんやり依頼は、断ります。断り方は簡単で、「今忙しいんですよ」や「もう少しまとめてからまたご連絡ください」と言って先延ばしにすれば、だいたいうやむやになります。

ただ、元々知り合いで一緒に仕事をしたこともある場合は、相手の性格もわかっているので、

  • 簡単な説明でも、これまでの経験上私に求められているものがわかる
  • ちょっとした事でも知り合いだから聞きやすい
  • 自分の判断でできる範囲がわかっている

という理由から、引き受けることもあります。

まとめると、知り合いから「よろしくやってほしい」と言われるのは問題ないですが、知らない人からの「よろしくやってほしい」「よしなに」という言葉は危険ですね。

 

3.とにかく値切ってくる

「予算がない」
「助けてほしい」

と言われて、同情を買うような言葉でどんどん値切ってくるパターン。一度価格を下げると、最初の段階で値切ったことなど忘れたかのように、正当な金額であるかのように次の話をしてくるので要注意です。

一度金額を下げたら、次の依頼時に金額を上げるのは難しいと思ったほうがいいです。予算がない案件なら、こちらも作業の時間を減らして対応できることを条件にして受けるようにしましょう。

フリーランスでは、「初回だけ安い料金で引き受ける」ことってけっこうあると思います。自分がどこまで貢献できるかわからないので少し安く見積る場合と、安くても引き受けて、そのクライアントと繋げておきたいという場面です。

私はこうした場合には、「まずは○○円で3ヶ月やってみて、3ヶ月目にお互い振り返りをし、4ヶ月目以降どうするか話し合いましょう」と言います。3ヶ月きちんと仕事をやっていると、だいたい続けてほしいということが多いので、そこで価格交渉をします。

3ヶ月目で「引き続き続けてほしい」と思ってもらると、価格交渉がうまくいく場合が多いです。

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 4.契約書をなかなか締結しない

契約書の雛形を送ると言ったきり送ってこなかったり、捺印したものが戻ってこなかったり。これは意外と不安になります。私は会社員の頃、忙しくて契約書を送るのが後回しになっていたので、今となっては反省してます。発注側は、必ず報酬を払うのだからと業務委託など契約書を軽く考えてしまいがちですが、受ける側からすると「保証」である契約書がこないのは不安です。とくに支払いについては、口約束ほどコワイものはありません。

私は今まで未払いを経験したことはありませんが、支払いトラブルはあると周囲から聞いたことがあるので、困った経験もないのに妙に慎重になっています。支払いサイクルもしっかり確認します。(細かい私)

契約書をすぐに送ってもらえないことも想定して、メールでのやり取りで「支払い・支払い方法・支払い期日」などを明記し、それを保存しておくといいかもしれません。

 

5.やたらと事前ミーティングをしたがる

メールや電話で済むものをわざわざ呼んで話したがる、やたらとミーティングをして人の時間を奪う、時間泥棒がウヨウヨいます。

フリーランスは「時間」が命です。その時間をどんどん無駄に食いまくるクライアントには困ったものです。細かいことを言うようですが、呼び出されて出向けば交通費だってかかります。

とはいえ、ミーティングしましょうと言われると断りづらいのも事実。あまりに細かいことでいちいち呼びつけるようなら、やんわりと「メールや電話でもいいですか?」と提案しています。

発注前提ならいいのですが、中には単に「アイディアを話したいだけ」、「意見を聞きたいだけ」という人もいるので見極めが必要です。私はあなたの友達ではありません。

 

6.期限が迫っているのに決断をしない

いざプロジェクトが始まり、作業がスタートすると、クライアントの判断が必要な場合もあるでしょう。締切は迫っているのに「社内で検討する」だの「まだ決まっていない」とか言って、全然決断をしてくれないクライアントがいます。

締切を守るのはフリーランスの鉄則ですから、これは困ります。私はこうした場面では「○○と○○の可能性を検討しましたが、○○で進めますね」となかば強引に回答を出して、そのまま進行していきます。仕事を請ける立場だからと口をつぐんでしまっていては、締切間際に苦しくなるのも、守らなかったと文句を言われるのも結局こちらなのです。なんでもかんでもイエスマンになってはいけません! 困るのは自分ですから。

 

7.「○月○日まで」と言っておきながら、自分は期限を守らない

「急ぎで!○月○日までに」と指定しておきながら、こちらが無理して提出したにも関わらず、確認すると「時間がなくてまだ資料を確認できていません」という返事がきたりします。ショックで倒れそうになります。

ならば、○月○日までじゃなくてもよかったのでは?

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8.社内で意見がコロコロ変わる

これも比較的ありがちなんですが、現場担当者は「A案」と言っていたのに、いきなり別の担当者がでてきて「やっぱりB案じゃない?」と言い出して話が振り出しに戻るパターン。今までやった作業がムダになるわけで、これは避けたい、気をつけるべしです。

この場合は、クライアント側で誰が発言権があるのかを見極め、「A案とのことですが、○○さんはどう思いますか?」とか「他の方のご意見はどうですか?」と常に確認をして、後出しNGさせないように進めていきましょう。誰に発言権があるのかを見極めるのは長年の動物の勘です。 

 

9.(作業の開始後に)どんどん追加発注してくる

作業がスタートしてから「○○もお願いしたい」と追加発注される場合、仕事が増えた!嬉しいなんて単純に喜んでいる場合じゃありません。

「追加で仕事は増えるが、報酬はそのまま」ということが、本当によくあります。お金の交渉はやりづらいものですが、心を鬼して追加で費用がかかることをきちんと伝えましょう。フリーランスは会社が守ってくれるわけではありませんから、全てにおいて自分で行動を起こすしかありません。

私がもし同じ金額で追加発注をされそうになったら、依頼されていたことを洗い出してクライアントに提示します。クライアントからの「じゃあ、今度お願いするのは追加費用になるかな?」の一言を待っています。

もし気づいてくれなかった場合は、「この間ご連絡頂いた追加の依頼ですが」と「追加」というキーワードを出して、別に費用がかかる話へと誘導します。が、ここまで話しても気が付かない場合もありますし、オブラートに包みすぎるのも疲れますので、はっきりと笑顔で「それは追加になりますね」と言うしかありません。ニコニコしながら「じゃあ追加見積もりをお送りしますね」でもいいかもしれません。

 

10.土日、夜もかまわずメールが来る

土日かまわずメールをしてくるクライアントがいます。メールがきたら返事をしないと気になるから、本当はやめてほしいという話はフリーランス仲間からもよく聞きます。私も昔はスマホに仕事メールを転送していましたが、最近は土日は基本的に転送をやめています。

が、立場が変われば考え方も変わるもので、私が発注側だったときは、自分がタスクを忘れないようにと土日に依頼メールをすることがありました。そこは反省し、以後は気をつけています。

「連絡がつかない外注先」はクライアント側から見るともっとも困るタイプで、次の仕事がもらえなくなることもあります。とはいえ、自分の時間も大切ですから、「平日はメールのチェックをしていますが、週末のご連絡は月曜日以降になるかと思います」のように最初にある程度、メールの連絡に対する返信ルールを提示しておくと安心です。

特別な急ぎの案件の場合は土日も対応するのですが、そんなときは「土日でも気にせずメールくださいね」と伝えることで、印象がかなりよくなるようです。 

 

11.やたらと社内行事に誘ってくれる

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「そういう付き合いが嫌だからフリーランスになったのに…」と思いつつ、人と関わること自体は好きなので誘われるとたいてい行きますが、残念なことに、今まで参加して楽しかった思い出はないです。

社内行事にお誘いがかかるのは、プロジェクトがうまくいっていた場合が多いので、ありがたいとも思いますが、あまり頻繁になるとちょっと困りものです。つまらない話を聞く飲み会ほど辛いものはありません。

 

フリーランスあるあるまとめ

何でもそうですが、立ち位置によって見え方が変わります。私も法人化に伴い、仕事をお願いする側になる可能性があるわけで、こうして実際に「フリーランスあるある」を書きながら、改めて「一緒に仕事をする人と良い関係が築けるように気をつけよう」と思いました。

win-winの関係とよく言いますが、フリーランスも常にクライアントとwin-winの関係を築けるよう、ギブアンドテイク、あるいは「持ちつ持たれつ」で自分の主張と妥協のバランスを取りながら、仕事の幅を広げていきたいですね。

石原ゆりこ
大学卒業後、約15年間会社員として勤め上げた後、独立。現在はフリーランスとしてWEBサービス企画、マーケティングを行う。現在、夫と2人の子供の4人暮らし。ショートスリーパーに憧れるアラフォー。

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