【最新版】ワークライフバランスの問題が劇的に改善するエリア別事例
ワークライフバランスの問題点が一挙解決する新ワークスペース事例
<Photo by Yukiko Matsuoka> コワーキング(Coworking)とは、起業家やフリーランサーらが、執務スペースや会議室などを共有しながら、それぞれ独立して仕事をする共働ワークスタイルのひとつ。2000年代から欧米を中心に新しいワークスタイルとして定着し、近年、日本でも、コワーキングのための空間、すなわち「コワーキング・スペース」が増え、多様化してきました。
こちらでは、子育てと仕事の両立に奮闘するママ・パパをサポートする、子連れOKのコワーキング・スペースにスポットを当て、エリア別にご紹介しましょう。
[目次] ■1)首都圏エリア ■2)関西エリア ■3)九州エリア ■まとめ
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■1)首都圏エリア
都内中心部にあるコワーキングスペースとしては、「Hatch Cowork+KIDs」(東京都港区赤坂)や「コインスペース 東急プラザ渋谷店」があります。いずれも、オープンな執務スペースのほか、キッズスペースが併設され、授乳室なども完備されています。
郊外では、「こどもコワーキングbabyCo(ベビコ)」(東京都杉並区)が託児サービス付きのコワーキングスペースを提供しています(託児サービスの曜日・時間に規定あり。利用料金別)。また、さいたま市大宮駅近くの「7F(ナナエフ)」は、フリーランサー、起業家、学生らも利用する一般的なコワーキング・スペースですが、一時預かり専門託児所「mama’ smile(ママズスマイル)」(さいたま市大宮区)と提携し、子育て中のパパ・ママをサポートしています(利用料金別)。
■2)関西エリア
「JUSO Coworking」(大阪市淀川区)は、子育て世代の深沢幸治郎さんと深沢周代さんご夫婦が運営するコワーキングスペース。子どもたちが自由に遊べるキッズスペースが併設されているほか、提携する近隣の「べるでランド保育園」を利用することも可能です(利用料金別)。
「Root x coworking space」(滋賀県守山市)は、滋賀県初のコワーキング・スペースとしても話題になったスポット。“女性に特化したコワーキングスペース”を標榜し、執務スペースとキッズスペースが備えられています。
■3)九州エリア
「クロッカス」(熊本市中央区)は、子どもと一緒に利用できる執務スペースが特徴。キッズルームや授乳室も設置されています。また、ITスクールが開講され、ITスキルを身につける場ともなっています。
■まとめ
このように、キッズスペースが併設されていたり、託児サービスを利用できるコワーキング・スペースは、日本全国でまだそれほど多くないのが現状ですが、「7F(ナナエフ)」や「JUSO Coworking」のように、コワーキング・スペースと近隣の保育施設との提携によって、仕事のためのスペースと育児のサポート機能が近い距離で利用できれば理想。生活圏に子連れOKのコワーキング・スペースがなく、一般的なコワーキング・スペースを仕事場として利用する場合も、まずは、近隣に利用可能な保育施設がないか、探してみましょう。
また、子連れOKのコワーキング・スペースでは、起業支援やキャリア相談などの定期的にイベントが開催され、働くママ・パパのためのネットワーキングの場としても活用されています。仕事復帰や再就職への第一歩として、イベントに参加してみるのも一法かもしれません。
Text = 松岡由希子
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