会社設立2015年04月29日(水)
総勘定元帳の書き方完全ガイド

経理業務で最も大事な帳簿である総勘定元帳って何?
経理業務では、いくつかの帳簿を作成していきます。 その中でも総勘定元帳は主要簿になります。 総勘定元帳は、仕訳帳を基に作成していきますが、会計情報の核となる勘定科目のデータが全て編集された帳簿です。 総勘定元帳の書き方と様式について、確認していきます。
[目次] 1)総勘定元帳の書き方 2)総勘定元帳(標準式) 3)総勘定元帳(残高式) 4)おすすめテンプレート 5)まとめ
1)総勘定元帳の書き方
帳簿記入は、まず、取引ごとに仕訳を行うことからスタートします。 仕訳を行う時に勘定科目を使用します。 この仕訳を日付順に編集した帳簿を仕訳帳といいます。 そして、仕訳帳を基に総勘定元帳へ、勘定科目ごとに転記を行います。 仕訳を間違って、仕訳帳に記入すると、総勘定元帳へも間違った情報が転記されます。 よって、仕訳は正しい勘定科目と金額で行わなければなりません。 例えば、4月1日に、商品10万円を現金で売り上げたという取引があったとします。 この取引の仕訳は、4/1(借方)現金 100,000(貸方)売上 100,000 となります。 よって、現金勘定が100,000円増加し、売上勘定が100,000円増加した取引です。 この仕訳が仕訳帳に記入されます。そして、仕訳帳をもとに総勘定元帳に転記されます。 仕訳帳と総勘定元帳のイメージは以下のようになります。 (図1)仕訳帳


2)総勘定元帳(標準式)
1)の総勘定元帳を標準式にした場合のイメージは以下のようになります。 (図4 )現金勘定(標準式)

3. 総勘定元帳(残高式)
1)の総勘定元帳にさらに4/5、商品50,000円を現金で仕入れたという取引が追加されたとします。 この仕訳は、(借方)仕入50,000(貸方)現金50,000になります。 (図6)仕訳帳


4)おすすめテンプレート
総勘定元帳は、標準式と残高式の2タイプありますが、それぞれのテンプレートは以下のようになります。1. 標準式

2. 残高式
