知らなきゃマズい!最新IoTビジネス20選+αをまとめてご紹介

- IoT(Internet of Things)とは?
- ヘルスケア分野
- BitBite|ウェアラブルデバイスで食生活改善
- Kolibree|モニタリングしてくれる電動歯ブラシ
- PIP|ストレスを和らげるガジェット
- CliniCloud|ヘルスケアを自宅で
- Kinsa|健康を管理するスマート体温計
- Luna|睡眠を学習するマットレスカバー
- フィットネス分野
- Stridalyzer|ランニングをコーチ
- runScribe|怪我のないランニングを
- SENSORIA FITNESS BUNDLE|フォームを改善するスマートソックス
- Spree SmartCap|トレーニングをモニタリングするキャップ
- 94Fifty|上達に役立つスマートバスケットボール
- Smart Mat|プライベートが受けられるスマートヨガマット
- スマートハウス分野
- Nest|IoT時代のスマートハウスハブへ
- SmartThings|センサーで家をよりスマートに
- 自転車分野
- Valor|カーボン製スマート自転車
- COPENHAGEN WHEEL|アシスト付スマート自転車タイア
- Skylock|スマート自転車ロック
- Connected Cycle Pedals|GPS内臓のスマート自転車ペダル
- 音楽分野
- Cone|学習する音楽プレイヤー
- Prizm|部屋に最適な音楽を自動で選択
- The Dash|超高機能スマートイアホン
- Hooke|3Dで音を録音するイアホン
- ファッション分野
- CUFF|着せ替え可能なスマートジュエリー
- Midi Controller Jacket|音を奏でるジャケット
- その他
- Myo|筋電センサーを搭載したアームバンド
- TrackR bravo|紛失防止用キーホルダー
IoT(Internet of Things)とは?
IoT(Internet of Things)ということばが巷で流行りはじめた今日このごろ、「そんなもの自分には関係ない」と思っている方も多いかもしれません。IoTとは、簡単に言えば「モノがネットワークにつながるようになることでより便利に使えなる」ことを指しています。
IoTによって、例えば「ランニングフォームの改善アドバイスをくれるランニングシューズ」なんてものも可能に(runScribe)。
実際IoTプロダクトの中には既に商品化されているものがあり、今回はその中から30の最新IoTプロダクトを一気にご紹介したいと思います。日本からも購入、使用できるプロダクトも多数あるので、ぜひ興味のあるものは購入して自分の手で試してみてください。
ヘルスケア分野
BitBite|ウェアラブルデバイスで食生活改善
BitBiteはシリコンバレー発、耳につけるウェアラブルデバイス。食事の際、耳に装着することで咀嚼回数や食事時間などを測定、食生活を改善するためのアドバイスをしてくれます。現在はクラウドファンディングサイトINDIEGOGOで資金調達中。使ってみたい方はぜひ、出資してみてはいかがでしょうか?
Kolibree|モニタリングしてくれる電動歯ブラシ
Kolibreefは歯磨きをモニタリングしてくれる世界初のIoT電動歯ブラシ。モバイルアプリから歯磨きの頻度、時間に加えて、どのような部分をもっと磨いたほうがいいかといったアドバイスをしてくれます。またゲーミフィケーションを取り入れることで、子どもでも楽しく歯磨きができるよう工夫されているのも大きな特徴。現在はこちらから$199で購入することができます。
PIP|ストレスを和らげるガジェット
PIPは指でつまむことで、持ち主が現在感じているストレスを測定してくれるガジェット。また、ただ測定するだけではなくゲームと連携することで、ストレス度を下げるトレーニングをすることも可能。例えば「Relax and Race」というレースゲームは、PIPで測定されたストレスが低いほど、早く移動できる仕組みになっているため、以下にリラックスするかをゲームを通じて学ぶことができます。価格は$179、ストレスの多い生活を送っている人はぜひ試してみたいですね。
CliniCloud|ヘルスケアを自宅で
CliniCloudはデジタル聴診器とタッチレス体温計を使って咳や発熱を測定、スマートフォンと連携させることで、家にいながら簡易的に症状を診察することができるサービス。必要であれば、DR ON DEMANDというビデオ通話を通じて、CliniCloudで測定データを共有しながら本物の医師による診察を受けることもできます。現在はプリオーダー中でこちらの「Pre-Order」から注文することが可能。2015年9月には発送を開始する予定だそうです。日本にも発送することができるようなので、気になる方は注文してみてはいかがでしょうか?
Kinsa|健康を管理するスマート体温計
スマートフォンのイアフォンジャックに差し込むことで体温計になるKinsa。データはスマートフォンに蓄積されるので、家族の健康状態をトラッキングしておくことができる事ができる上、熱がある場合にはどうすれば早く良くなるかアドバイスもしてくれます。また周辺エリアの病気の流行状況をチェックすることも可能。こちらから1つ$22.99で購入することができます。
Luna|睡眠を学習するマットレスカバー
Lunaはベッドのマットレスカバーとしてつけることで、あなたの睡眠パターンや睡眠習慣を学習。快適に眠ることができるよう、自動でベッドの温度を調整してくれます。また、家の中にある他のスマートデバイスと連携して、例えば、ベッドに入るとドアが閉まっていることを自動で確認するよう設定したり、朝起きたら自動でコーヒーを用意するように設定することも可能。Lunaはこちらから購入することができて、1つ$235から。海外発送には追加で$50掛かります。
フィットネス分野
Stridalyzer|ランニングをコーチ
Stridalyzerは中敷きとして靴に入れることで、ランニングをモニタリングしてくれるガジェット。スマートフォンと連携することで、どのようにランニングフォームを改善すればよいかアドバイスをしてくれます。現在こちら「PRE-ORDER」から注文可能。価格は$99、発送は2015年7月の予定です。
runScribe|怪我のないランニングを
runScribeはランニングシューズのかかと部分に取り付けることで、ペースや足にかかる衝撃、足の回転数などをランニングに関わるあらゆるデータを測定、より怪我のないランニングに向けてアドバイスしてくれるセンサーガジェット。プロもアマチュアもこれ1つで今まで確認できなかったデータを可視化することができます。KICKSTARTERでの資金調達を終え、こちらからプリオーダーが可能。価格は1つ$149からで、2015年夏から順次発送予定。
SENSORIA FITNESS BUNDLE|フォームを改善するスマートソックス
SENSORIA FITNESS BUNDLEを履いてランニングをすると、センサーが足の裏にかかっている圧力、接地時間、歩調を測定、フォーム改善のためのアドバイスをしてくれます。価格は$199で日本への発送も可能。
Spree SmartCap|トレーニングをモニタリングするキャップ
心拍数、体温、モーション、消費カロリーという4つのデータを取得してチェックすることができるスマートキャップ。価格は$199で日本への発送可能。
94Fifty|上達に役立つスマートバスケットボール
TIME誌の選ぶ「今年最もイノベーティブな製品TOP25」にも選ばれた94Fiftyは、内蔵されたセンサーによってシュート角度、シュート速度、バックスピンのかかり方など、バスケットボールの上達に役立つデータを測定することができます。価格は$199.95。海外への発送もできるようなので、バスケットボール好きの方は、ぜひこちらから注文してみてはいかがでしょうか?
Smart Mat|プライベートが受けられるスマートヨガマット
高いお金を払わなくても、気軽にヨガのプライベートレッスを受けられるようにしたい。そんな思いで開発されたのがSmart Mat。Smart Matにはレベル別にレッスンが提供されており、スマートフォンアプリと連動することで、レッスン中に正しい姿勢になるようフィードバックを受け取ることができます。価格は$297で海外発送には追加で$45。現在はプリオーダーを受付中です。2015年7月より順次発送予定。
スマートハウス分野
Nest|IoT時代のスマートハウスハブへ
Nestは現在、スマート火災報知機「Nest Protect」、スマート監視カメラ「Nest Cam」、スマート温度探知機「Nest Learning Thermostat」の3つのプロダクトを販売しています。例えば「Nest Learning Thermostat」と車をつなぐことで、帰宅する直前に家を最適な温度に調整しておく、なんていうことも可能。
サードパーティーのデバイスと連携できるよう「Nest Deverloper Program」を公開するなど、スマートハウスのハブとなるべく着々とその存在感を増しています。ちなみに2014年Googleによって買収。一番有名な「Nest Learning Thermostat」は$249で販売されています。
SmartThings|センサーで家をよりスマートに
さまざまな種類のセンサーを家に取り付けることで、スマートフォンから家の鍵や照明、電源をコントロールできるようにするのがSmartThings。2014年Samusungに買収されたことでも話題になりました。用途に合わせていろいろな種類のセンサーキットが販売されていて、例えばスマートホームセキュリティキットは$389。自分の欲しいキットが有るかどうか、ぜひこちらから確認してみてはいかがでしょうか?
またスマートハウス系では以下のサービスも有名。数が多いので1つづつは説明できませんが、興味があればぜひ併せてチェックしてみてください。
- Withings Aura:光によるスマートアラーム
- hue:スマートフォンから照明をコントロールできる電球
- LIFX:スマートフォンから電球の色合いを調整
- Smart Bridge:Siriから電球を操作
- ooma:Nestと連携して異常を感知すると電話を発信
- rachio:天気予報を取得して自動でスプリンクラーを作動
- eve:スマートフォンから室内環境をモニタリング
- HAVEN:ドアの下に取り付けるスマートロック
- Qrio:鍵の取り替えが不要な日本発のスマートロック
- ring:どこに居てもインターフォンを確認できるスマートドアベル
自転車分野
Valor|カーボン製スマート自転車
Valorは非常にさまざまな機能を持ったスマート自転車。例えば、目的地をスマートフォンから設定すると、ハンドルに付いたランプで道案内をしてくれたり、周辺のValorライダーと連携して道にある穴や行き止まりまで自動で学習、道案内に反映してくれます。また乗っている際、ライダーの死角部分に車が近づくとハンドルが振動して教えてくれる機能も。価格は$1249からで2015年夏より順次発送予定。国外発送もできるようです。
COPENHAGEN WHEEL|アシスト付スマート自転車タイア
COPENHAGEN WHEELは、後輪に取り付けるだけで電動自転車のように漕ぐのをアシストしてくれるガジェットです。また、一番良いタイミングでアシストできるよう、ライダーの漕ぎ方を自動で学習してくれるのも大きな特徴。価格は$949で日本への発送も可能、現在はプリオーダーを受け付けています。
Skylock|スマート自転車ロック
Skylockはスマートフォンと連携した自転車ロック。スマートフォンからロックを解除できるのはもちろんのこと、誰かが自転車を盗もうとするとスマートフォンに警告が届く仕組みです。またロックの解除権限を誰かに付与することもできます。価格は$149からで、日本への発送も可能。2015年夏より順次発送予定。
Connected Cycle Pedals|GPS内臓のスマート自転車ペダル
Connected Cycle Pedalsは自転車の盗難対策に開発されたスマートペダル。万が一自転車が盗難にあった場合でも、ペダルのGPSを通じて自転車の位置を追跡することができます。また、走行時に消費したカロリーを計算してスマートフォンから確認する機能も。INDIEGOGOで$189を出資することで手に入れることができますが、残念ながら日本の3G回線に対応していないため、日本では使用することができないようです。
音楽分野
Cone|学習する音楽プレイヤー
Coneは音楽ストリーミングサービスの「Rdio」と連動して嗜好を学習、持ち主の好みにあった音楽を自動で選択してくれるミュージック、音楽プレイヤー&スピーカー。タッチするだけで操作できる、洗練されたインターフェースが目を引きます。 価格は$399で、残念ながら日本にから注文することはできません。
Prizm|部屋に最適な音楽を自動で選択
Prizmをスピーカーとつなげると、SOUNDCLOUDなどの音楽ストリーミングサービスからユーザーに合った音楽を学習して最適な音楽を選択、再生してくれます。Prizmがすごいのは、もし複数の人が部屋に居た場合はその複数人の嗜好にあった音楽を自動で選んでくれる点。
Prizmを日本で使用することはできませんが、音楽ストリーミングサービスが日本で流行り始めているのを考えると、ConeやPrismのようなプロダクトが日本で誕生する日もそう遠くないのかもしれません。
The Dash|超高機能スマートイアホン
The Dashはこれひとつで、MP3プレイヤー、ワイアレスヘッドセット、フィットネストラッカー、心拍数モニターという4つの機能を持っている上に防水加工というスペックお化けのようなガジェットです。価格は$299からで、日本への発送には追加で$20かかるよう。新しい物好きの方はぜひ手元に置いておきたいガジェットです。
Hooke|3Dで音を録音するイアホン
Hookeは音を3Dで録音するためのイアホン。3D音源の録音には、今まで高価な機材を購入する必要がありましたが、Hookeならたった$139.99でそれができるそうです。3D音源がどんなものか聞いてみたい方は、ぜひ上の紹介ムービーを確認してみてください。Hookeは現在プリオーダー中で、日本にも発送できるようです。
ファッション分野
CUFF|着せ替え可能なスマートジュエリー
CUFFは専用のジュエリーにつけることで、重要な人から連スマートフォンに絡が来た際、振動して教えてくれるデバイスです。また緊急時にはCUFFを押すことで事前に設定してあった人たちに向けてSOSメッセージと位置情報を送ることもできます。価格はCUFFはつくにブレスレットで$49から。残念ながら現在は日本に発送することはできません。
また、CUFFとよく似たガジェットにALTRUISとRinglyがあります。ALTRUISもRinglyも同じようにバイブレーションすることでスマートフォンにメッセージや電話が来ていることを教えてくれます。ただしRinglyはリング型のみ。
Midi Controller Jacket|音を奏でるジャケット
Midi Controller Jacketはジャケットに取り付けられたセンサーで身体の動きを検知、それに合わせて音楽を奏でることができるジャケット。KICKSTARTERのファンドレイズは成功しています。HPには日本でも取り扱い予定の店舗があるということなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
その他
Myo|筋電センサーを搭載したアームバンド
Myoは筋電センサーを使って、手や腕のわずかな動きから、さまざまなものをコントロールするためのガジェット。使い方はいろいろありますが、パソコンを操作することはもちろん、ゲームやドローンの操作にも活躍が期待されています。価格は$199で、Amazonから購入することもできます。
TrackR bravo|紛失防止用キーホルダー
TrackR bravoはコイン型のトラッキングデバイス。かばんや財布、自転車につけておくことで、なくしてしまった際にスマートフォンから位置情報を確認することができます。また、スマートフォンから操作することでTrackR bravのベルを鳴らすことも可能。また、ユニークなのは手元にスマートフォンが見当たらない場合、TrackR bravoからスマートフォンのベルを鳴らすこともできる点。価格は$29からです。
紛失防止用のトラッキングガジェットは数が多く、カード型のFind’Em Tracking Cardや、スマートフォンから離れると振動して教えてくれるBiiSafe Buddyなどが興味があればぜひチェックしてみてください。
目次
- IoT(Internet of Things)とは?
- ヘルスケア分野
- BitBite|ウェアラブルデバイスで食生活改善
- Kolibree|モニタリングしてくれる電動歯ブラシ
- PIP|ストレスを和らげるガジェット
- CliniCloud|ヘルスケアを自宅で
- Kinsa|健康を管理するスマート体温計
- Luna|睡眠を学習するマットレスカバー
- フィットネス分野
- Stridalyzer|ランニングをコーチ
- runScribe|怪我のないランニングを
- SENSORIA FITNESS BUNDLE|フォームを改善するスマートソックス
- Spree SmartCap|トレーニングをモニタリングするキャップ
- 94Fifty|上達に役立つスマートバスケットボール
- Smart Mat|プライベートが受けられるスマートヨガマット
- スマートハウス分野
- Nest|IoT時代のスマートハウスハブへ
- SmartThings|センサーで家をよりスマートに
- 自転車分野
- Valor|カーボン製スマート自転車
- COPENHAGEN WHEEL|アシスト付スマート自転車タイア
- Skylock|スマート自転車ロック
- Connected Cycle Pedals|GPS内臓のスマート自転車ペダル
- 音楽分野
- Cone|学習する音楽プレイヤー
- Prizm|部屋に最適な音楽を自動で選択
- The Dash|超高機能スマートイアホン
- Hooke|3Dで音を録音するイアホン
- ファッション分野
- CUFF|着せ替え可能なスマートジュエリー
- Midi Controller Jacket|音を奏でるジャケット
- その他
- Myo|筋電センサーを搭載したアームバンド
- TrackR bravo|紛失防止用キーホルダー