3大メガバンクのATM手数料を無料にする方法
3大メガバンク(三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行)をメインバンクにしている人も多いと思います。しかしながら、時間外に下ろす時やコンビニATMを利用する際に掛かってしまうのがATM手数料。1回ごとに108円(2015年8月現在)掛かりますが、月単位で見るとかなりの出費になってしまいます。これは節約しておきたいところ。 というわけで今回は、メガバンク別・ATM手数料を無料にする方法をご紹介します。
1)三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行のATMは、毎日(土日祝含む)8:45から21:00までの間が手数料無料。三菱東京UFJ銀行のキャッシュカードであれば、中京銀行・大正銀行・十六銀行・愛知銀行・名古屋銀行・百五銀行・イオン銀行・JAバンクの平日8:45から18:00までの手数料が無料です。この時間帯に下ろすのが基本になります。
スーパー普通預金(メインバンク プラス)にすると、取引内容によってATM利用手数料が優遇されます。三菱東京UFJダイレクトを契約し、預金残高10万円またはEco手帳(インターネット通帳)であれば、三菱東京UFJ銀行の利用手数料が何回でも無料になります。預金残高が30万円以上(または月10万円以上の給与の受け取り)であれば、提携先コンビニATM(セブン銀行、ローソンATM、イーネット)の利用手数料も月3回まで0円です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
2)みずほ銀行
みずほマイレージクラブに加入すれば、様々な優遇を受けられます。月末預金残高が10万円を超えるか、みずほマイレージクラブを毎月利用すれば、みずほ銀行・イオン銀行の時間外手数料が無料になります。さらに、コンビニATM(セブン銀行、ローソンATM、イーネット)も月4回まで無料になります(詳しくはこちらのページを参照ください)。
なお、特典を受けられるのは、上の取引条件を満たした翌々月第1営業日からその翌月の第1営業日の前日になります。例えば2月に条件を満たすと、その特典を受けられるのは4月1日から4月30日の間です。3月に条件を満たせない場合は、5月に特典を受けられませんので、預金残高とみずほマイレージクラブの利用回数は常にチェックしておきましょう。
3)三井住友銀行
三井住友銀行のATMおよびJR東日本のATM「VIEW ALTTE」なら、平日8:45から18:00までの間、手数料が無料です。関西アーバン銀行・みなと銀行・大阪府警察信用組合ATMは平日の8:45から18:00まで無料、三重銀行・名古屋銀行ATMは8平日:00~18:00までのATM手数料が無料です(詳しくはこちら)。取引時点で預金残高が10万円以上の場合は、三井住友銀行ATMの時間外手数料が平日無料になります。
三井住友銀行にはSMBCポイントパックというものがあり、「給与振込」「残高合計30万円以上」などの6つの条件があります。これらのいずれかを満たすと翌々月の手数料が無料になる優遇が受けられ、例えばコンビニATM(セブン銀行、ローソンATM、イーネット)の手数料が月4回まで無料になります。SMBCポイントパックの申込日から翌々月末までは一律無料です。
まとめ
このように、メガバンク各行ごとに優遇に特色があります。ATM手数料を無料にするには一見複雑な手順を踏まなくてはならないように感じますが、慣れてしまえば毎月手数料を無料にすることは意外と簡単です。ぜひ上記の条件を満たし、賢くATMを使いましょう。
Text=安齋慎平