人事・労務2014年05月10日(土)
配偶者控除|年末調整前に知れば得する控除の話
配偶者控除|年末調整前に知れば得する控除の話
■配偶者控除とは
所得税を算出する際に所得の総額から差し引く所得控除の一つです。一定の条件を満たした税法上の配偶者が対象になります。 この場合、内縁関係の人は対象になりません。
■配偶者控除の条件とは、
・民法上の配偶者であること。つまり、法的に結婚している相手であること。 ・生計が一緒であること。 ・年間の給与所得額が38万円以下であること。
■控除額を最大にするには
一般対象者の場合、控除額38万円と、税の計算上必要経費と考えられている所得控除額の下限65万円を足すと103万円となり、それが「年収103万円の壁」となります。
つまり、年収103万円以下の場合、控除額が無収入の人と同じ38万円になって税額が少なくなるということです。