人事・労務2014年05月10日(土)
配当所得|配当金にかかる税金を取り戻す為には?
配当所得|配当金にかかる税金を取り戻す為には?
■確定申告で配当金の所得税が戻る場合も
配当所得に対する所得税は、源泉徴収課税なので、基本的に確定申告の必要はありません。 ただ、全体の所得金額によっては、確定申告で配当所得の所得税が戻る場合があります。
配当所得に対する源泉徴収税率は、税制の優遇措置の終了に伴い、平成26年から20%となっています。しかし、配当所得と給与所得など他の所得と合算して、総合課税で確定申告を行うと、累進課税が適用されるため、仮に課税所得金額が195万円以下とすると、所得税は5%になります。
この配当所得に対する税率の差額分が、確定申告で戻ってきます。配当控除の適用等もあり、一概にも言えませんが、源泉徴収と総合課税のどちらが得か、検討する価値はあります。
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