人事・労務2014年05月18日(日)
扶養控除│最低生活費を保障するための制度
扶養控除は最低生活費を保障するために設けられた制度
納税者に所得税法上の控除対象扶養親族となる人がいる場合には、一定の金額の所得控除が受けられます。これを扶養控除といいます。
扶養控除は最低生活費を保障するために設けられている制度です。なお、控除対象扶養親族とは、扶養親族のうち、その年12月31日現在の年齢が16歳以上の人をいいます。つまり一般的には高校生の子供を指すことが多いといえます。
扶養控除の金額
扶養控除の金額は、扶養親族の区分ごとに異なります。 ・控除対象扶養親族…380,000円 ・特定扶養親族(年令19歳以上23歳未満)…630,000円 ・老人扶養親族(年令70歳以上の親族)…480,000円 ・同居老親(年令70歳以上の親)…580,000円