税金の基礎知識2014年06月11日(水)
遅れたらヤバい!?超高利率の税金ペナルティーまとめ!
目次
税金を払わないとヤバいことになる!?
税金を滞納したり、定められた額より少ない額しか納めないと、後からより多くの金額を支払わなくてはなりません。 今日は、法人経営者のための税金のペナルティーをまとめました。
[sc:0.1Second_header_640x100 ]
①:過少申告加算税:10〜15%
- 要件:確定申告をして納めた金額が少ないと税務署から指摘された場合
- ペナルティー:不足した金額の10%。50万円を超えた部分は、15%になります。
- 詳細URL:国税通則法
過少申告加算税を回避するには?
過少申告加算税は、税務調査が入って税金が少ないと指摘された場合にのみ加算されますので、もし納めた税金が、本来納めなくてはいけない分より少ないと気がついたらすぐに申告を行いましょう。
②:無申告加算税:5〜15%
- 要件:申告期限までに申告しなかった場合
- ペナルティー:支払うべき金額の15%。税務調査の前に申告した場合5%
- 詳細URL:国税通則法
無申告課税を回避するには?
無申告加算税を回避するために、必ず申告を行いましょう。たとえ、期限後であっても、ペナルティーが軽くなるので、自分から申告を行いましょう。 税務調査が入るまで放置するのが、一番最悪のパターンです。
③:重加算税:35〜40%
- 要件:意図的に納税額を減らそうとしていた場合(売上の隠蔽など)
- ペナルティー:過少申告の場合は不足していた金額の35%or無申告の場合40%
- 詳細URL:国税通則法
重加算税を回避するには?
重加算税はもっともペナルティーです。しかし、正確に帳簿を作成し、税金を支払えば、支払うことはありません。 売上をごまかす、経費を水増しするなど悪質な行為を行わないようにしましょう。
④:延滞税:2.9%〜9.2%(年率)
延滞税を回避するには?
延滞税は、2ヶ月以上経つと税率が一気にあがってしまいます。遅れてしまっても、なるべくはやく税金を支払いましょう。
⑤:利子税:1.9%(年率)
どうしても遅れてしまうときの最後の手段
利子税は、担保や申請が必要ですが、延滞税よりは税率が安く済みますので、どうしても遅れてしまうときは、必ず申請をしましょう。
税金は正直に支払いましょう!
無申告や脱税をしても、最終的にはより高くついてしまいます。 正確に帳簿作成と申告をして、正直に税金を支払いましょう。
[sc:ads-freee-kakuteishinkoku-footer ]