女性の起業家はどれくらい?データからみる起業のホントの話
起業の実態はどうなっているの?
女性の起業家の割合など、起業にまつわるデータをまとめて、起業の実態に迫ってみました。 「開業前の予想との相違」「起業後の満足度」といったこともまとめてありますので、起業を考えている方、必読です。起業する前の参考にしてみてください。
女性起業家の割合は?
まずは、女性起業家がどれくらいいるのか見てみましょう。 このデータは2009年に新規開業した人の男女比です。 女性起業家は約15%程度のようです。 *データは2009年度新規開業実態調査(日本政策金融公庫)から引用
女性起業家が活躍している分野は?
小売業、飲食店・宿泊業、教育・学習支援業といった個人向けのビジネスで女性起業家の活躍が目立っていますね。 *データは経済産業省ホームページから引用
正直...儲かってる?
ここからは、女性の起業に関わらず、起業全般について見てみましょう。 まず気になるのは、やはりお金の話ですよね。月々の手取り収入が、起業前と起業後でどう変化したか見てみましょう。 やはり起業する際に気になるのは、「食べていけるのか?」という話ですよね。 結果をみると、起業前と比べて、収入増の人が半分以上となっています。 厳しいといわれる起業ですが、儲かるかどうかは自分次第のようです。 *データは「新規開業によるライフワークバランスの変化」(日本政策金融公庫)から引用
開業費用はどれくらい?
起業するとしたら、いくらくらい掛かるのか。やはり気になりますよね。 500万円以下の人が最も多く、1000万円以下の人が全体の約70%という結果に。 手軽に独立できる金額とはいえませんが、十分調達可能な金額といえるのではないでしょうか? *データは2011年度新規開業実態調査(日本政策金融公庫)から引用
起業時の年齢は?
一般的に起業に適した年齢はどれくらいなのか見てみましょう。 30代、40代で起業する人が大半のようです。(起業時の平均年齢は42歳です。) やはり、経験・体力のバランスがいいのはこのくらいの年齢の人ということなのでしょうか? (もちろん、人によって起業のタイミングは違いますので、”遅すぎる””早すぎる”ということはありません。) *データは2011年度新規開業実態調査(日本政策金融公庫)から引用
起業時の従業員数は?
起業といっても、どれくらいの規模の組織を率いるのが一般的なのでしょうか? 起業時の従業員数は2人以下が全体の半分以上となっています。やはり、最初は小規模に始めるようです。 しかし、中には最初から10人以上の従業員がいるという場合もあるようです。 *データは2011年度新規開業実態調査(日本政策金融公庫)から引用
開業前の支出の予想との違い
起業してから気付く思わぬ出費があった人はどれくらいいるのか見てみましょう。 多くの人が、予想外の支出があったようです。 支出に関する開業前の予想との違いがなかった人は、たった25%しかいません。 更に、41.7%の人が、知らなかった支出があったと回答しています。 起業すると、源泉徴収した所得税、健康保険の事業主負担、厚生年金の事業主負担など、支出も増えますので注意しましょう。 *データは2011年度新規開業実態調査(日本政策金融公庫)から引用
無駄な時間はどのくらい減った?
独立や起業をすると無駄な時間が減るという印象がありますね。実際はどうなのか、通勤時間を例に見てみましょう。 やはり、通勤時間が減る人が多いようです。起業すると無駄な時間を減らせるというメリットがありますね。 *データは「新規開業によるライフワークバランスの変化」(日本政策金融公庫)から引用
起業した人は満足している?
やはり、一番大事なのは、起業して始めた仕事に満足できているかですよね。 起業された方々は、ストレスが減り、充実度が増しています。 自分のやりたいことを仕事にできることもあり、起業後の仕事に満足感や充実感を覚える人が多いようですね。 *データは「新規開業によるライフワークバランスの変化」(日本政策金融公庫)から引用
日本で起業する人は多い?
最後に、日本と世界の起業事情を比較してみましょう。 世界各国と日本の開業率を比較してみました。(データは2008年のもの) ご覧の通り、日本で起業する人は、ブラジルなど著しく成長している国と比較して少ないのはもちろん、先進国の中でも少ないです。 「ソニー」や「トヨタ」も中小企業であったことを考えると、イノベーションの面から大きな問題です。 しかし、上述の通り、実際に起業されている方々は、仕事に対する満足度・充実度が高いようなので、皆様も起業して、イノベーションを起こしてみてはいかがでしょうか? *データは、「Entrepreneurship at Glance 2013」(OECD)、中小企業白書2011年度(中小企業庁)から引用
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