【マーケッター必見!】市場調査や企画書作成に役立つ統計データ20選!
欲しいデータがズバリ手に入るサイトをまとめました!
市場調査をしているときや企画書を作成しているときに、「欲しいデータが見つからない…」なんてことがよくあるのではないでしょうか? そこで、今日は、データが手に入れられるデータをまとめ、統計データを効率的に得て、上手に活用するコツをまとめました。 【目次】
- 政府系の統計データ3選
- リサーチ会社等の公開データ17選
- データを探し、上手く利用するには?
政府系の統計データ3選!
まず、無料で充実した情報が手に入るのが、政府や官公庁のサイトです。 皆様が払った税金でつくられているものなので、有効に活用しましょう。
1:総務省統計局
総務省統計局では、無料で多くのデータが手に入ります。 手に入るデータのカテゴリーとしては、人口・世帯、住宅・土地、家計、物価、労働などがあります。また日本全体だけではなく地域ごとのデータも手に入ります。 また、このサイトは、単純に統計データが揃っているだけでなく、便利に閲覧できる仕組みがあります。 ■ アプリDe統計 … アンドロイドの端末から、各データが閲覧できます。 ■ e-Stat … 各省庁の出している統計データを横断的に閲覧できるポータルサイトです。 ■ 統計メールニュース・サービス … 新しく公開されたデータに関する情報を順次受け取ることができます。 *リンク:総務省統計局
2:各省庁のHP
各省庁のHPでも役立つ情報が手に入ります。 例えば、経済産業省のHPに行くと、情報通信業基本調査というレポートが公開されています。 この調査では、情報通信業界の財務や事業内容、研究開発の現状などがわかります。 このように、各省庁のHPでも様々なデータが手に入るので、チェックしてみるといいでしょう。
3:政府系機関のHP
官公庁だけでなく、政府系機関のHPでも様々な情報が公開されています。 例えば、上記は、日本政策金融公庫のHPですが、起業に関する様々な統計が見られます。
調査会社のデータ16選!
調査会社やマーケティング会社等の民間企業も無料でデータやレポートを公開しています。市場調査に直結するものが多いので、細かくチェックするといいでしょう。 また、有料でも、役に立つものがあれば、購入を検討してみてもいいでしょう。
4:MM総研
IT・デジタルに関する市場調査データが数多く手に入ります。 【データ例】 ■ ITデジタル家電購入意向調査(2014年夏ボーナス商戦編) ■ スマートフォン市場規模の推移・予測(2014年4月) *リンク:MM総研
5:M1・F1総研
20代から30代前半の”リアルな姿”や”ホンネ”がわかるデータが揃っているサイトです。 この年代がターゲットのビジネスを行っている方は必見です。 【データ例】 ■ 日本の農業が心配な若者が8割。一番不安なのは「食料自給率」! “弁当男子”が食料自給率を上げ、日本の食を救う ■ <生活ラボニュース vol.15> 20歳~34歳のデスクワーカー400人に聞く、オフィス環境調査 *リンク:M1・F1総研
6:MMD研究所
MMD研究所では、スマートフォンやタブレットに関する消費者動向や市場調査のデータが公開されています。 アプリ開発などに携わっている方は、必見のサイトです。 【データ例】 ■ 2014年上半期スマートフォンアプリ/コンテンツに関する調査 ■ 2014年上半期最も遊んだゲーム「パズドラ、ディズニーツムツム、ぷよぷよ!!クエスト」 *リンク:MMD研究所
7:JMR生活総合研究所
コンシューマー向けの製品に関する市場調査に関するデータが多く揃っています。 【データ例】 ■ 「完全失業率」は4月から低下、「有効求人倍率」は約22年ぶりの高水準で好調続く ■ 客数マイナスは拡大も、客単価アップ続き売上増を維持、5月の「ファーストフード売上高」 *リンク:JMR生活総合研究所
8:マクロミル
リサーチ会社大手のマクロミルも、消費者の定点観測データを出しています。 マクロミルはアンケートの際にも活用できますが、多くのデータを提供していますので、ここも使えるでしょう。 ■ 8%増税後初の消費の山「ゴールデンウィーク」の消費動向を定点観測調査データから振り返る ■ 2013年5~6月、高所得者層の消費金額が増加。中低所得者層はこれから? *リンク:マクロミル
9:マーシュ
グループインタビューや会場調査などを請け負っているマッシュのHPでもデータが見られます。 【データ例】 ■ スマートフォンに関するアンケート ■ コンビニで利用するカードに関するアンケート *リンク:マーシュ
10:NTTコム リサーチ
大規模なモニターを抱える調査会社NTTコム リサーチもデータを提供しています。 【データ例】 ■ 第12回 モバイル機器に関する調査 ■ バイラルメディアに関する調査 *リンク:NTTコム リサーチ
11:ニールセン
【データ例】 ■ スマホからのオークション/フリマサービス利用者数は約2,000万人に成長 ~ニールセン オークション/フリマサービス利用状況を発表~ ■ ニールセン、米国における「広告とオーディエンス」レポートを発表 *リンク:ニールセン
12:楽天リサーチ
■ ビールに関する調査 ■ 携帯電話料金に関する調査 *リンク:楽天リサーチ
13:NEO MARKETING
【データ例】 ■ 小6&中3受験生を持つ親の意識調査 ■ メディアに関する調査 *リンク:NEO MARKETING
14:レポセン
このサイトは、外部のアンケートなどをまとめてあるサイトです。 【データ例】 ■ 【東南アジア自主調査】スイーツに関する調査 ■ 読書に関する調査(2014) *リンク:レポセン
15:生活総研ONLINE
■ 消費意欲はボーナスや季節消費を追い風にやや上昇 ■ 発想ペーパー【生活者】第10号「生活寿命」発刊と調査データ特別公開のお知らせ *リンク:生活総研ONLINE
16:矢野経済研究所
矢野経済研究所でも無料データが数多くあります。競合把握や市場調査に定評のある会社です。 【データ例】 ■ クラウドソーシングサービス市場に関する調査結果 2014 ■ ギフト市場に関する調査結果 2014 *リンク:矢野経済研究所
17:ミック経済研究所
【データ例】 ■ ITサービス市場の実態と展望2014年版 ■ クラウドサービス市場の現状と展望2013年度版 *リンク:ミック経済研究所
18:IDC Japan
■ 国内ソーシャルビジネス関連市場予測を発表 ■ 国内システム/ネットワーク管理ソフトウェア市場予測を発表 *リンク:IDC Japan
19:富士キメラ総研
■ ソフトウェアビジネス新市場 2014年版 ■ 業種別ITソリューション市場 2014年版 *リンク:富士キメラ総研
20:ITメディア
ITメディアにも、統計データに特化したページがあります。 自社調査ではありませんが、様々なデータが横断的に閲覧できます。 【データ例】 ■ 【OL】OLの24時間に関するアンケート(2014年/首都圏) ■ メディアバリューレポート Vol.65 生活者のギフトへの意識と消費 ■ 全国ゆるキャラ・ご当地キャラについて *リンク:ITメディア
データを探し、上手く利用するには?
最後に、統計データ活用のコツをまとめておきます。
1:データはありとあらゆるところにある
この他にも統計データは、ありとあらゆるところで、手に入ります。 統計データは、ネット上のいたるところで、公開されていますので、上記のリストにとらわれず探してみましょう。 具体的には、調査したい分野に関係する
- 関連するワードをグーグルで検索
- 官公庁・役所HP
- 独立行政法人等HP
- 調査会社・リサーチ会社・シンクタンクHP
- その業界の有名企業・大企業のHP
などを見ると、有益なデータが手に入る可能性が高いでしょう。
2:統計データがつくられた前提を確認しよう!
また、そうした情報を利用する際には、
- どのような調査手法から得られたデータなのか?
- どんな人を対象にしたアンケートなのか?
- 統計データ上で使われている言葉の定義はなんなのか?
といった、様々な前提条件をしっかり確認した上で利用すると、市場調査が効率よくできたり、より説得力の高い企画書が作れたりするでしょう。