メディア運営の当事者が語る「メディアとM&Aのリアル」 株式会社じげん×株式会社ベクトル×株式会社イード

2019年6月、秋葉原TIME SPACEにて、「メディアとM&Aのリアル」をテーマにイベントが開催されました。デジタルメディア、広告、コンテンツなどは今後どう進化をしていくのかをテーマにしたメディア「Media Innovation」のオフ会イベントで主催は複数メディアを運営する株式会社イード。登壇者は同社執行役員メディア事業本部長 土本学さんと、株式会社じげんの取締役執行役員CFO 寺田修輔さん、株式会社ベクトルの経営戦略部部長戸崎康之さんの3名。
前半はこの3名によるそれぞれの「メディアとM&Aのリアル」についてのプレゼンテーションがあり、後半は3名によるパネルディスカッションが行われました。
会場にはメディア運営者、M&A業務担当者などが来場。変貌し続けるメディアはどこに向かうのか、その手がかりを掴みに来た彼らからはパネルディスカッション後の質問タイムに矢継ぎ早に質問が飛びました。
▼ブレない投資戦略が高いリターンを産む

寺田:私はもともとシティグループ証券という外資系の投資銀行におりまして、最後の2年くらいは日本の不動産チームのヘッドとして調査の責任者をしておりました。3年ほど前に投資・財務戦略の責任者としてじげんに入りましたが、今はもうちょっと幅広く仕事をさせてもらっています。
株式会社じげんについて
株式会社じげんという会社、聞いたことがないという方もいらっしゃると思いますが、2006年に設立され、昨年東証マザーズから東証一部に市場変更しております。従業員数は非正規、アルバイトも含めて500名ちょっと。正社員だけだと400名くらいの会社です。事業の柱が何なのか、よくわからないとはよく言われます。今日はM&Aが主なテーマではありますが、基本的に投資戦略というのは経営戦略の一環ですので、じげんの経営戦略についても簡単にお話できればと思います。
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