確定申告2014年02月06日(木)
個人事業主が抱えている青色申告への不安 第1位は「会計・税務知識の不足」
個人事業主が抱える青色申告への不安
青色申告を行ったことのある、または行う予定の方で、申告に対して不安をお持ちの方に、「青色申告の準備から提出までの流れの中で、どの点が大変・不安ですか(でしたか)。」というアンケート調査を行いました。結果、青色申告への不安 第1位は「会計・税務知識の不足」でした。
【質問】「青色申告の準備から提出までの流れの中で、どの点が大変・不安ですか(でしたか)。」
【対象】青色申告をしたことのある、もしくはする予定で、申告に対して不安をお持ちの方 男女20〜60代 186名
設立年数によって、その傾向は変わるようです。
設立1〜5年目の事業所では会計・税務知識の不足が約50%を占めているのに対し、6年目以降の事業所では、決算処理・決算書の作成に対する不安のほうが最も多いです。
また、全体的に6年目以降の事業所は、知識に対する不安よりも、仕訳・記帳や申告書類の準備など、実務的な作業への不安が多くなっています。 個人事業主は設立1年以内で4割が廃業してしまうというデータもありますので、6年目以降の事業所は事業も軌道に乗り、取引数が多くなったことにより、会計実務の負担が多くなっていることがデータから推測できます。
青色申告はいつ頃から意識し始めますか?
現在個人事業主である方に向けて、「青色申告はいつ頃から意識し始めますか?」という質問を投げかけたところ、約96%の人から申告期限の3ヶ月以内から意識し始めるという結果が出ました。
また、1ヶ月前から意識し始めるという人が約半数です。ほとんどの個人事業主はギリギリになって準備し始めるようです。
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