人生の節目を迎えたら確定申告が必要?申告方法ポイント20選
- 職種や要件によって異なる確定申告のポイント
- ■1)職種別確定申告のポイント。忘れてはいけないポイントはこれだ!
- 1.サラリーマンの方
- 2.デザイナーの方
- 3.プログラマーの方
- 4.陶芸家の方
- 5.FXや株式のトレーダーの方
- 6.モデルの方
- 7.俳優、タレントの方
- 8.ミュージシャンの方
- ■2)要件別確定申告のポイント。当てはまる事項はないかしっかり確認しよう!
- 9.結婚した方
- 10.子供が生まれた方
- 11.老齢の親と同居を始めた方
- 12.長期で入院した方
- 13.家族が長期入院をした方
- 14.ローンで住宅を購入した方
- 15.自宅を買い換えた方
- 16.震災や火災、津波等で住宅が被害にあった方
- 17.現金や貴重品の盗難にあった方
- 18.退職金を受け取った方
- 19.ふるさと納税をした方
- 20.公益法人へ寄付した方
- ■3)人生の節目は確定申告のタイミング
職種や要件によって異なる確定申告のポイント
確定申告はその基本的な手続きは共通しているものの、例えば職種や所得を得た方法等によって申告時に用意する物等が異なります。そこで、確定申告が必要となる対象者の方を例えば仕事の業種や申告が必要となる要件等で分けた上で、それぞれの確定申告時のポイント等を20例ほどご紹介致します。
[目次] ■1)職種別確定申告のポイント。忘れてはいけないポイントはこれだ! ■2)要件別確定申告のポイント。当てはまる事項はないかしっかり確認しよう! ■3)人生の節目は確定申告のタイミング
■1)職種別確定申告のポイント。忘れてはいけないポイントはこれだ!
1.サラリーマンの方
サラリーマンの方は今まで確定申告はほぼ無関係と思われてきましたが、制度改正によりスーツや資格取得費用、更に職務に関係あるなら接待費等も経費として認められるようになりました。従って、まずはそれら「領収書」の保存と共にその支出と仕事の関わりをメモしておくことが大切です。
2.デザイナーの方
デザインに関する書籍やアプリ等は経費となりますので、漏れなく把握しておきましょう。
3.プログラマーの方
ゲーム開発に役立つぬいぐるみやおもちゃも経費となります。何を開発のために支出したかこま目に記録しておきましょう。
4.陶芸家の方
自宅で陶芸をしているなら自宅家賃や光熱費の一定割合も経費に出来ます。どれだけの割合にするか合理的な理由を考えた上で、確定申告するようにしましょう。
5.FXや株式のトレーダーの方
株研究のために購入した本やシグナル配信サービスの費用も経費となります。つまり、株やFXでの損失額だけでなくトレードに関わる経費を徹底的に洗い出すことも重要です。
6.モデルの方
体型を維持する目的でフィットネスクラブを利用したのであれば、クラブの会費明細や領収書等は申告までに揃えましょう。
7.俳優、タレントの方
演技の勉強の為にみた演劇の鑑賞券か領収書等も、申告の際忘れず準備するようにして下さい。
8.ミュージシャンの方
自分だけでなく、楽器を運ぶ際の運搬費等も経費項目となりますので申告し忘れないようにしましょう。
■2)要件別確定申告のポイント。当てはまる事項はないかしっかり確認しよう!
次に要件別の確定申告のポイントです。特にサラリーマンの方は確定申告を忘れがちですので、各要件に当てはまる場合はないか、しっかりと確認するようにして下さい。
9.結婚した方
結婚すれば配偶者控除の可能性が生じますので、夫婦それぞれの収入額と合算額の把握が大切になってきます。
10.子供が生まれた方
扶養家族が生まれたということになりますので、扶養控除の申告を忘れないようにしましょう。
11.老齢の親と同居を始めた方
同居する親が「70歳以上」なら老人扶養親族として扶養控除の対象になりますので、扶養控除の申告を忘れないで下さい。
12.長期で入院した方
長期で入院すれば10万円以上自己負担している可能性大です。治療にかかった費用や通院交通費のチェックや整理を漏れなく実施して下さい。
13.家族が長期入院をした方
ついうっかり忘れがちなのは家族の長期入院です。医療費控除は家族分も含まれると言うことがポイントですよ。
14.ローンで住宅を購入した方
住宅ローン控除の適用が受けられますので、慌ただしい新居生活で住宅ローン控除の申告を忘れたといったことがないようにしましょう。
15.自宅を買い換えた方
自宅売却によって譲渡損失が生じたら税金の繰延控除の適用を受けられる場合があります。条件に該当するかしっかりチェックしましょう。
16.震災や火災、津波等で住宅が被害にあった方
雑損控除の対象となりますので、例えば修理に要した工事費の領収書等を添付して被害額を申告して控除を受けましょう。
17.現金や貴重品の盗難にあった方
盗難も雑損所得対象です。警察への被害届けと共に被害証明を発行して貰っておくことがポイントです。
18.退職金を受け取った方
「退職所得の受給に関する申告書」を提出しなかった人が、確定申告が望ましい対象者となります。
19.ふるさと納税をした方
ふるさと納税は自治体への寄付で寄付控除の対象となりますから、寄付した自治体から領収書を発行しておいて貰いましょう。
20.公益法人へ寄付した方
その公益法人が寄付金を受領した証明書と共に、「その公益法人が税額控除対象法人であるか」を証明する写しが必要になるということがポイントです。
■3)人生の節目は確定申告のタイミング
確定申告のポイントを職種や様々な要件等20項目ほど確認しましたが、お気付きになったように確定申告は人生の様々な節目とも密接に関わると言えます。例えば、結婚、子供の誕生、家の購入、売却、転勤、入院、両親との同居等です。生活に大きな変化が生じるとそれに慣れるまで慌ただしい場合が多く、その結果、確定申告のことは忘れがちです。申告し忘れることがないよう「人生の節目を迎えたら確定申告が必要」とセットで憶えておくと良いでしょう。
確定申告はfreee。
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目次
- 職種や要件によって異なる確定申告のポイント
- ■1)職種別確定申告のポイント。忘れてはいけないポイントはこれだ!
- 1.サラリーマンの方
- 2.デザイナーの方
- 3.プログラマーの方
- 4.陶芸家の方
- 5.FXや株式のトレーダーの方
- 6.モデルの方
- 7.俳優、タレントの方
- 8.ミュージシャンの方
- ■2)要件別確定申告のポイント。当てはまる事項はないかしっかり確認しよう!
- 9.結婚した方
- 10.子供が生まれた方
- 11.老齢の親と同居を始めた方
- 12.長期で入院した方
- 13.家族が長期入院をした方
- 14.ローンで住宅を購入した方
- 15.自宅を買い換えた方
- 16.震災や火災、津波等で住宅が被害にあった方
- 17.現金や貴重品の盗難にあった方
- 18.退職金を受け取った方
- 19.ふるさと納税をした方
- 20.公益法人へ寄付した方
- ■3)人生の節目は確定申告のタイミング