確定申告書の控えって何に活用できるの?申告書保管のメリット
確定申告書の控えが必要になるケースをまとめました
確定申告をして控えをもらったから終わりだと考えてはいませんか。実は確定申告書の控えは、さまざまな場面で役立ちます。
目次|確定申告書保管のメリット ■1)融資を受ける ■2)保育園と確定申告書 ■3)奨学金を受ける ■まとめ|確定申告書の控えって何に活用できるの?申告書保管のメリット
[sc:kakuteishinkoku_970_90 ]
■1)融資を受ける
事業融資はもちろん、さまざまな場面で銀行などから融資を受ける場面もあるかと思います。例えば、住宅ローンもその一つです。融資を受けたいと思った際、個人事業主などの確定申告をしている方は、確定申告書の控えが必要になる場合があります。
・1)なぜ確定申告書の控えが必要なのか
普通、サラリーマンなど会社に雇われている場合は源泉徴収票が収入の証となります。銀行側は、源泉徴収票を見ることで、融資が可能か、またはいくらまでなら融資できるかを判断します。個人事業主である場合も同じように収入を証明できる書類が必要になります。その源泉徴収票の代わりになるものが確定申告書の控えです。
・2)銀行は確定申告書をこう見ている!
確定申告書の控えは融資の判断の際に大切な材料です。赤字が多いと、融資が難しいと判断されることがあるので注意しましょう。
■2)保育園と確定申告書
保育園に子どもを入所したい場合、いくつかの必要書類が出てきます。必要書類には収入を証明できる書類が含まれています。収入を証明する場合に、確定申告書の控えが重要になってきます。入所を考えている場合は、大事に保管しておきましょう。
・1)保育園とは
親が働いていたり、病気で療養していたりしており、子どもを十分保育できない場合に、親に替わって子どもを保育する施設のことです。
・2)保育園の入所手続きになぜ確定申告書の控えが必要なのか
保育園の保育料というのは、親の所得税額により決定します。この所得税額を見るのに必要なのが、サラリーマンでいえば源泉徴収票になります。そして、自営業の場合は源泉徴収票の代わりに確定申告書の控えが必要になります。
■3)奨学金を受ける
子どもが育っていくと学費もかさんでいきます。そこで、奨学金の申請を検討することもあるかと思います。奨学金を申請するに当たって、親の所得を証明できる書類が必要です。そこで確定申告書の控えが役に立ちます。
・1)奨学金の申請に確定申告書の控えがなぜ必要なのか
奨学金を申請する際に、学生を扶養している家族の所得の情報を奨学金の組織が把握する必要があります。本当に奨学金が必要なのか、修学困難かどうかを見極めるためです。サラリーマンの場合は源泉徴収票などで確認しますが、確定申告をする自営業などの場合は、代わりに確定申告書の控えが必要になります。
・2)所得の額で決まる奨学金の返済額
奨学金の組織にもよりますが、無利子で奨学金を貸与している組織もあります。無利子になるか有利子になるかは所得額により左右されます。
■まとめ|確定申告書の控えって何に活用できるの?申告書保管のメリット
確定申告が終わった申告書の控えを捨ててしまったりはしていないでしょうか。いざというときに必要な書類なので大事に保管することをおすすめします。
[sc:ads-freee-kakuteishinkoku-footer ]