確定申告の書類を郵送する4つの手順【宛名の書き方から封筒の大きさまで】
いざ確定申告書を作り終えて、提出しようとなった際、どこにどうやって郵送すればいいのか不安になる方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方のために、確定申告の書類を郵送する手順についてまとめました。
目次
■その1)必要書類を確認する
■その2)封筒を用意して記入する
■その3)郵送先を調べる
■その4)郵送する
■まとめ
■その1)必要書類を確認する
まずは郵送する書類を確認しましょう。
確定申告書を郵送する際は、確定申告書の他に以下の書類が必要です。
・源泉徴収票
・社会保険料、小規模企業共済等掛金 控除関係書類
・生命保険料控除 関係書類
・地震保険料控除 関係書類
・寄付金控除関係書類
・返信用封筒
参考:
国税庁HP「申告書に添付・提示する書類」
国税庁HP「添付書類台紙」
給与所得がある方は、勤務先から源泉徴収票(給与所得の源泉徴収票)を発行してもらいましょう。
士業やライター業など、フリーランスの方は源泉徴収票ではなく、支払調書が取引先から発行されます。
年間の合計が5万円を超える場合は提出義務がありますので、注意が必要です。
■その2)封筒を用意して記入する
【封筒の種類】
お勧めは、「クラフト封筒 角形2号」です。
ネットや文具店、コンビニで購入できますが、100円ショップを活用すればで安く購入することもができるでしょう。
【記入方法】
表面には、送り先の税務署の郵便番号・住所・税務署名を記入し、裏面には、自分の郵便番号・住所・氏名を記入しましょう。
また、表面に、「所得税確定申告書在中」などと記入しましょう。
■その3)郵送先を調べる
郵送先は、住宅地を管轄する税務署となっています。
こちらのサイトからご自身の提出先の税務署を調べることができます。
■その4)郵送する
郵送方法はいろいろありますが、オススメは書留郵便です。
なぜかというと、万が一郵政公社が紛失した場合に対応してもらえるからです。
もし、切手を貼ってポストから提出したい場合は、140円切手を貼って送付してください。
申告書の控えが必要な場合、返信用封筒と80円切手を同封しましょう。
また、確定申告書を郵送する際は、消印の日付が提出日となるため、締切当日に郵便窓口で受け付けてもらえば問題ありません。
ただし、ポストに投函する場合は回収時間の関係で翌日扱いになってしまう可能性があるため、ご注意ください。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は確定申告の書類の郵送方法に特化して紹介しました。
郵送で送る場合、不備があったときに、事後の対応が必要となり面倒なので細心の注意を払って郵送するようにしてください。
郵送する際、確定申告ソフトのfreeeを利用する方法もお勧めです。
ステップに沿って必要事項を記入するだけで確定申告書類ができあがりますので、添付書類の抜け漏れを防ぐことができます。
また、郵送先の税務署も、入力した内容から自動で提案してくれるので調べる必要がありません。