2016年02月15日(月)0ブックマーク

「夢のマイホーム」が近づく? マイナス金利により住宅ローンがお得に

経営ハッカー編集部

house 2016年1月29日より、日本銀行はマイナス金利政策を導入しました。経済に大きな影響を与えることは間違いないですが、生活においてはどのような影響が出るのでしょうか? 今回は、マイナス金利の影響を住宅ローンに絞ってお伝えしようと思います。

1)マイナス金利とは

そもそもマイナス金利とはどのような制度を指すのでしょうか? 簡単に言うと、今までは預金をしていれば利息が付いていたはずのものが、利率がマイナスになることによって、預金をしていると利率分だけマイナスされてしまうという制度になります。よく、銀行に預金をしているとお金が減ってしまうのではないかと誤解をする人が多いですが、マイナス金利が適用されるのは中央銀行と銀行、つまり日本銀行と金融機関の間となりますので、個人向けの預金の金利がマイナスになるということはかなり珍しいケースとなります。(ただし、利息は雀の涙ほどまで下がることが予想されます)

2)住宅ローンも金利自体がマイナスになるわけではない

住宅ローンの金利についても、マイナス金利によってかなりの低利率になると言われていますが、個人の預金の金利がマイナスになることがないのと同様に、ローンの利率もマイナスになることは基本的にありえません。ですから、住宅ローンの金利も直接はマイナスになることはなく、返済するときも、利息分を支払う必要が出てきます。それでは、なぜ今住宅ローンを組むことをおすすめするような情報が入ってきているのでしょうか。その秘密は住宅ローンの周辺の制度にあります。

3)「住宅ローン控除」により実質の金利がマイナスになることがある

住宅ローンを組むと、住宅ローン控除を受けることができます(正式には「住宅借入金等特別控除」という制度になります)。住宅ローン控除は、毎年の住宅ローンの残高の1%分を10年間にわたって所得税や住民税から控除する制度となり、こちらの制度を利用すると、低利率となっている住宅ローンから、さらに控除をすることができますので、マイナス金利のような恩恵を受けることができるというわけです。消費税が増税されたときに住宅ローン控除は上限額がアップしましたので、今後の消費増税によっては、さらに控除額がアップされる可能性もあるでしょう。

ただ、マイナス金利の恩恵を受けられなくなる(金利が元に戻る、金利が上昇するなど)と、ローンの負担額が家計に響く可能性もあります。控除額と利息額を計算し、余裕を持った運用が必要になるのではないでしょうか。

まとめ

マイナス金利によって、住宅ローンをお得に運用することができるようになるかもしれませんが、それ以外にもATMの引き出し手数料が増額されるなどの影響が出る可能性もあります。難しいマイナス金利ですが、どのよな影響が出るのかは知っておいた方がいいのではないでしょうか。

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