【永久保存版】確定申告やり方ガイド!確定申告者の疑問すべて解決
確定申告に関するすべてをまとめました。
個人事業主や法人経営者、経理担当者にとって「税務署に提出する書類や、年末調整がわかりにくい」ってことはないでしょうか? 今回は、そんな皆様が確定申告がスムーズに終えられるように、確定申告に関する情報をすべてまとめてみました。確定申告の事でがわからなくなったときに是非ご活用ください。
確定申告 基本情報:確定申告をする必要がある人とは?
A)給与所得がある場合 年間収入金額2,000万円超 1か所から給与受け、所得金額の合計額が20万円を超える場合。 2か所以上から給与受け、年末調整をしていない給与の収入金額と、所得金額の合計額が20万円を超える場合。
B)公的年金などにかかる確定申告について 公的年金などにかかる雑所得から、所得控除を差し引き、残額があった場合は、確定申告が必要。 公的年金などの収入が400万円以下で、公的年金などにかかる雑所得以外の所得金額が20万円以下の場合は、所得税及び復興特別所得税の確定申告は必要なし。 (注1)所得税や復興特別所得税の還付を受けるには確定申告書を提出はしなければいけません。 (注2)所得税や復興特別所得税の確定申告が必要無い場合でも、住民税の申告が必要な場合がありますので詳細を市区町村に確認してください。
C)退職金の所得がある場合 退職所得は、確定申告書の提出は不要です。源泉徴収されないもの(海外の企業から受け取った退職金の場合)は、確定申告書の提出が必要。
D)A~C以外は 譲渡所得や山林所得などの合計から所得控除を差し引いて、その金額に所得税の税率を乗じ計算した所得税額から、配当控除額を差し引いた結果、残額がある人。
確定申告基本情報まとめ
まずは確定申告にまつわる期間、方法、種類について全体的に網羅するための基本情報をご紹介します。
確定申告基本情報
・【2015年度版】確定申告者必読!悩む前に読む申告の仕方総まとめ
確定申告準備編
私たちが納付する義務がある税金には所得税・消費税・固定資産税等がございます。この中で、所得税の確定申告は毎年1月1日から12月31日のすべての所得を申告し納税ます。この手続きを確定申告といいます。
確定申告手順
・青色申告ならこれ一本でOK!たった5分で理解する青色申告の全手順!申請から決算まで 2014年版
確定申告用語集
こちらでは、確定申告にまつわる97の専門用語をわかりやすく解説します。1年に1度の確定申告だけに、覚えられない用語も多いと思いますので、申告書作成時に詰まったり悩んだりした場合はこちらをご覧ください。
あ行
・青色事業専従者 ・青色事業専従者給与 ・青色申告 ・異議申立て ・一時所得 ・一括償却資産の必要経費算入の特例 ・医療費の範囲 ・延滞税 ・延納 ・確定申告
か行
・過少申告加算税 ・課税所得 ・家内労働者等 ・概算取得費 ・還付 ・還付加算金 ・基礎控除 ・給与所得 ・給与所得控除 ・居住用財産 ・繰延資産 ・決定 ・減価償却 ・減価償却資産 ・現金主義 ・源泉徴収 ・源泉徴収票 ・源泉分離課税 ・控除証明書 ・更正 ・更正の請求 ・固定資産
さ行
・事業所得 ・事業税 ・事業専従者給与 ・事業専従者控除額 ・支払調書 ・住民税 ・取得費 ・社会保険料控除 ・重加算税 ・修正申告 ・住宅借入金等 ・出国した場合の確定申告 ・準確定申告 ・少額減価償却資産 ・少額減価償却資産の損金算入特例 ・償却可能限度額 ・小規模事業者 ・消費税の簡易課税 ・消費税の対価の返還等 ・消費税の輸出免税 ・消費税の課税売上割合 ・審査請求 ・申告納税方式 ・所得の区分 ・白色申告 ・申告分離課税 ・親族 ・税額控除 ・生計を一にする ・税込経理方式 ・税抜経理方式 ・生命保険料控除 ・総合課税 ・贈与税 ・損益通算
た行
・耐用年数 ・棚卸資産 ・地方消費税 ・定額法 ・定率減税額 ・定率法 ・同居特別障害者 ・同居老親等 ・特定口座 ・特定支出控除 ・特定扶養親族 ・特別障害者 ・届出書
な行
は行
・発生主義 ・非課税所得 ・非居住者 ・被災事業用資産 ・必要経費 ・賦課課税方式 ・扶養控除 ・平均課税 ・変動所得
ま行
や行
・予定納税
ら行
青色申告の手順とは
青色申告をするためには、事業をスタートした日から2ヶ月以内に、「青色申告承認申請書」という書類を、税務署に提出しなければなりません。既に起業したが「青色申告承認申請書」を提出していないという方、今年は、青色申告ではなく、白色で申告をすることになります。ただし、3月15日までに提出すれば、来年から青色申告を選択できるので、なるべく早く税務署へ提出しましょう(もちろん、郵送でOKです)。
青色申告の手順
確定申告で必要な書類とは
申告書を提出する際、区分に応じて以下の書類を添付するか又は提示する必要がございます。 (※書類を添付する際は、添付書類台紙に貼って申告書と一緒に提出することになります)
確定申告必要書類まとめ
確定申告の時期とは
確定申告の条件にあてはまった場合、2月16〜3月15日の間に、昨年の1月から12月の1年間の儲けをまとめた確定申告書を税務署に提出します。もしあなたが自営業を営んでおり、「確定申告が必要な人」にあてはまるようであれば早めに個人事業主の準備をして、申告に備えましょう。
確定申告時期
青色申告するための必要条件まとめ
1年間の所得金額を正しく計算し申告するためには、収入金額 や必要経費などの日々の取引状況を記帳し、取引で作成したり受け取ったりした書類を保存する必要があります。青色申告制度では、一定水準の記帳をし、その記帳に基づいて正しい申告をした人には、所得金額の計算などで有利な取扱いが受けられます。(青色申告をすることができる人は、 不動産所得、事業所得、山林所得のある人です)。
青色申告まとめ
・過去5年間の青色申告者数 ・青色申告と白色申告の違いとは ・青色申告の期日とは ・青色申告できない個人事業主のための手続きとは ・青色申告のための減価償却まとめ ・青色申告者のための決算書テンプレート ・青色申告を簡単に終わらせるための方法
確定申告書の提出方法
確定申告書の提出方法には税務署へ直接申告する方法と、e-taxとよばれる電子申告による方法がございます。
e-taxによる申告について
・初めての確定申告!e-Taxでさくさくできる確定申告の方法とは? ・確定申告書をオンラインで作成!確定申告書等作成コーナーの使い方
確定申告の控除について
所得控除は、ダイレクトに所得税に影響しますが、複雑ということもあり、なかなか手をつけてない人も多いのではないでしょうか。自分がどんな所得控除が受けられるのか確認して、確定申告に備えましょう。
控除まとめ
・個人事業主必見!知っておきたい所得控除 全15種の要件・控除額まとめ
個人事業主・中小企業編
・法人の確定申告期限は延長できる? 手続き方法と2つの注意点まとめ
会社員編
・確定申告がさっぱりわからないサラリーマンのための「確定申告とは」
番外編
税のプロにインタビュー
経営ハッカーでは、士業の新たな働き方に注目し、独自のスタイルで士業を営む方々にフォーカス。経営者にとって欠かす事のできない良きメンターにインタビューします。
山田真哉 公認会計士・税理士
原尚美 税理士
廣升建生 税理士
・クラウド税理士としての挑戦 ・クラウドが士業の専門性を高める結果に!
税のプロ寄稿記事
経営ハッカーでは、専門性の高い情報を読者に分かりやすく提供するため、士業のプロに直接、経営に役立つ情報やテクニックを寄稿頂いております。ぜひ参考にしてみてください。
榊原志づか 税理士
・事業承継のプロが教える中小企業が勝ち残るための7つの極意 ・あなたの会社は安全?経営者なら知っておくべき「貸借対照表」の基本